3年間、
この日を待っていました。
映画、『天気の子』の公開です。
モチロン、公開初日に行ってきました~♪
さすが、初日ですから夜遅い時間帯でも満席でした。
ここのところの関東の梅雨で日照時間が短い中、
公開初日には、お天気になるという、なんとも映画
みたいなお話には、笑っちゃうしかありませんでした。
ネタバレになるので内容については書きませんので、
ご安心下さい。
新海誠監督の作品には必ずと言っていいほど空と雲の
描写があり、その美しさが心をとらえて放しません。
『言の葉の庭』ではさらに雨の描写のリアルさも。
ずっと雨の中で物語が進みます。映像自体は暗めの
印象が多いので、夏にやるアニメ映画の雰囲気よりは
『ブレードランナー』を映画館で見たときのような
感じをうけました。そんななかでも、シリアスな部分
のところでも、ところどころ笑っちゃうようなシーン
がいくつもあり、観客が”クスっ”と声に出して笑って
おりました。
これは前作の『君の名は。』よりも、回数が多かった
ですね。劇場全体が楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。
『君の名は。』は、テンポが早すぎて、ポイントを
見つけたり回収するのに何回も映画館に通わなくては
いけませんでしたが、今作はゆったりとして見ることが
できます。
また、監督の過去の作品を見ていると、思わずニヤ~と
するシーンがあるのもお約束ですが、今回はそんなマニア
でなくても、前作を見ただけの人でもニヤ~とできます。
(実際には、ニヤ~ではなく、えっ、マジか!?でしたが)
ちなみに、私は全て回収できました。ファンサービス
というよりは、監督が好きでこれやりたかったのではなかと
思われます。
今回の作品は、そんな新海監督の得意分野がまるまる
映画になった作品ですが、やっぱり主役は登場人物達
でした。周りなんか関係なく、ひたすら前に突っ走る
主人公達に、自分がなくしたものを突き動かされる衝動に
駆られました。やっぱり大人になると、守んなきゃいけない
ものが多くなりますからね。周りの目、気にしたり。
こんな頃があったな~って、懐かしく思っちゃいますね。
登場人物もけっこう多く、様々な年代で感情移入できる
のではないでしょうか。男性スタッフの理想の女性への妄想?
が作り上げた夏美さんは、サイコーなおねーさんですね。
『君の名は。』の奥寺先輩は、ちょっと近づき難い大人の雰囲気
がありましたが、夏美さんは自然体で理想のおねーさんです。
劇場ではパンフレットしか購入しませんでしたが、グッズなど。
サービス版のディスク買ったら付いてきたチャーム。
角川の対象の本買うと
もらえるクリアファイル。
なにが、初回限定特典かと思ったら、
背表紙めくったら、
監督のサインが印刷されてました。
新宿紀伊國屋書店での監督直筆原作小説イベントに落選したので
これは嬉しいですね。
グッズはこんな感じです。
まだまだお天気がすっきりしない日が続きそうですが、
そんな臨場感を映画館で体感するためにも、今年の季節感を
表したような記念碑的な映画を、ぜひ劇場でお楽しみ下さい。
イチオシは、花火のシーン(生まれて初めて見る圧巻の
映像でしたっ!)と、憧れのおねー様、夏美さんと、
センパイ!ですかね。
ではでは~