マッタリ (´ー`) 子連れ狼が撃つ!

マッタリな、トイガン&ドライブのブログです♪

憧れへの軌跡

2014-08-25 00:06:00 | ∟ドライブ
早いもので、
もう夏休みも終わりで、通常の仕事モード。
(しかも、暑い!)

しかし、その夏休み最後の日に、事件は起こった。
86を走らせにドライブに行き、駐車場に車を停めた。

すると、

音もなく忍び寄る姿が・・・
匍匐前進でジワリジワリと獲物への距離を詰めているのだろうか?


時には、

木陰に身を潜め、


獲物に近づくと、

怒涛の3点バーストが始まった!
『カシャ カシャ カシャ!』


そうなんです♪

夏休み最後の日は、初代ジャニー様こと、T館長と箱根ドライブなのでした。
実は、何年も前から企画はあったのですが、平日休みのT館長と、日曜日しか
休みがない私とでは、お休みの日が合わず、ずぅ~っと何年もこの機会が訪れ
ませんでした。
しかし!今年になって、やっと私の夏休みが、T館長のお休みと重なったため、
ついに実現しましたぁ~♪(わ~い! パチパチ)

と、いう訳で、T館長のホームコースである、箱根ターンパイクにて撮影会です。
炎天下で汗水垂らしてまで、向きを変え、体位を変え、カッコイイお写真を
撮って頂きましたぁ~♪ ありがとうございますっ!


その後は、大観山にビートルを駐車し、T館長こと、偽レーサーTさんによる、
86試乗インプレッションの開始です!
これです、コレ、これをどれだけ待ちわびていたことか・・・
元々、86を購入しようと思ったきっかけが、箱根でのオフ会の帰り道、
館長様にボクスターの助手席に乗せて頂いた事が始まりです。
それまでは、車はただの移動手段であり、荷物も多く積めない、スポーツカー
なんて・・・、と思っていたのですが、ボクスターに乗せて頂いて、その考えは
180度変わりました。

 『車の運転がこんなにも楽しいものだとはっ!』

それは、ポルシェの加速感もそうなのですが、それだけでなく、路面に吸い付くように
ヒラリ ヒラリ と旋回する車の挙動に感動したのでありました。
助手席に乗っているだけでも、その楽しさ、ワクワクが伝わってくるのに、
これを自分で運転したら、どんなに楽しいことだろうと、胸を躍らせました。

そして、まだ、開発中でこの世には86は存在していなかったのですが、

 ・トヨタとスバルが共同でスポーツカーを作っていること
 ・トヨタ車なのに、スバルのボクサーエンジンを搭載すること
 ・エンジンを限りなく低く奥にして、低重心を図っていること
 ・AWDもターボもスパーチャージャーものせず、NA2ℓの車であること
 ・ライトウェイトスポーツカーとして、お求めやすい価格設定であること

こんな車が開発中なのですが、どうでしょうか?
と、館長に助言を求めました。
この時はボクスターでしたが、館長、以前はインプレッサ乗りでもありました
ので、スバルの水平対向の低重心、ピックアップのよさは熟知されており、
トヨタが他の会社のエンジン積んでまでスポーツカー作るんだから、それは
本気で取り組んでいる証拠である、ユー 買っちゃいなよ♪
とお言葉を頂きました。

この時からです、私の86への道がスタートしたのは。
ポルシェは無理でも、86ならなんとかいけるのでは?と。

いやぁ~、でもここからが長かった!
情報や画像集めたり、PCの壁紙(開発中の)86にして、
カミさん根回ししたり・・・

そして、ついに無事に、始まりの地である箱根に帰ってきました。
デジカメとか、インカービデオ撮影しようかとビデオカメラも
持ってきていたのですが、そんなものは使う余裕はありませんでした。
なぜなら、館長の試乗が、本気モードだったからです(汗!)

 車をゆっくりとスタートし、少ししたところでフルブレーキ。
 (ABSの効きを確かめていたようです)
 それからは、なんのためらいもなく、コーナーまで突っ込みました!
 ジワジワ~としたブレーキではなく、ガツンっ!としたブレーキ。
 そこから踏力を弱めていき、荷重移動で旋回。
 ノーズが出口に向くか向かないかの時の早めの立ち上がり。
 アクセルベタ踏みで後輪が路面を噛むように立ち上がっていく。

この繰り返しが車幅の狭い、逆バンクもあり、荒れている、
低速を余儀なくされる連続コーナーで行われました。
かなり道幅が狭いのですが、以前から館長が走り込んだアタック
コースなので、コースアウト側をギリギリに使った『アウト アウト
ミドル』っぽいライン取りは危ない走りをする対向車が来たとしても
十分に安全が確保されておりました。

もう、目が『!』でした。
これが86が本来持っているスポーツカーとしての走りなんだと。
私の今までの走りなんて、クルージングにしか思えません。
86の持つポテンシャルを『ハ』の字も出せてはおりませんでした。
これがスポーツ走行の楽しさなんですね~!

そして、同時に悟りました。
私が憧れていたのは、ポルシェでも86でもなく、車を自由自在に操る
偽レーサーTさん、という存在そのものだったという事を。
初めて乗った車を(しかも、ブーツで)たった数十分の走行で、その車の
素性、挙動、限界を瞬時に理解し、限界ギリギリまでポテンシャルを引き出す、
そして、車を操るってこんなにも楽しい♪ってワクワクドキドキ感じさせる、
まさにレーサーそのものでした。

これは、なにも車だけに限ったことではなく、Tさんの生き方、人生そのもの
なのかもかもしれません。
ある人は、車買い換えたばかりなのに、アグスタ買ったかと思えば、
GT3買ってアノ人ってバカじゃないの?と思うかもしれません。
ご家族は、目ん玉飛び出るくらいの腕時計を衝動買いして呆れ果てて
いるかもしれません。
でも、私は知っています、守りに入らず、常に新しいことにチャレンジする
メリハリの効いた生き方こそが、T館長の人生なんだと。
仕事は目一杯、キッチリやる。そして遊ぶ時はとことん遊んで楽しむ。
欲しいもの(目標)は、叶える。いつこの身が滅んでも(実際には社員の
皆さんや、御子息もいらっしゃるのでそんな事はないのですが)悔いのない
毎日を歩む、そんな感じがします。

アノ世には、お金も車もコレクションも、持って行けないですもんね、
毎日楽しく、充実した人生を送ったモン勝ちですかね?
社長にはなれないでしょうし、ポルシェにも乗れないかもしれません。
でも、一日が終わったとき、いい日だった、充実していた、と思えるように
過ごせたら最高ですね♪

その後、T館長が86に乗り、私がビートルを運転して伊豆スカイラインへ
道を進めました。ホロをオープンにて走るビートルは最高ですね!屋根がない
開放感もそうなのですが、内装のインテリアもグッド!です。高級感のある、
艶ありのピアノブラックのインパネ類は、景色と共に走り去る木陰の模様を
映し出し、さらに自然との一体感と疾走感を高めてくれます。
これは非常にイイ演出だと感じました。
(Tさん曰く、86乗ったあとにビートル乗ると、バス運転してるみたい、との事)

そんなバスのようなビートルでも、館長がステアリングを握ると、付いて行くのが
やっとです。まだ、ブレーキをちゃんと踏めていないのでしっかり減速ができて
いないのでしょう。旋回中はセンターラインをはみ出さないようにラインに沿うしかなく、
アクセルを踏み込めません。なのでコーナーを抜けてからの加速がどうしても
遅くなってしまいます。
でも、最初はそんなものみたいですね。ブレーキを踏む位置も手前で、
加速する位置も先の方。それが慣れてくると、ブレーキ踏む位置が奥になり、
加速の位置も早くなる。このブレーキのと加速の距離が短くなればなるほど
コーナーでの走りが楽しくなるそうです。
まだまだ修行がたりませんね。精進致します(笑)


いやぁ~しかし、

箱根からの眺めは最高ですね。


お昼もだいぶ過ぎたので、

峠の茶屋さんでお昼ご飯です。

お蕎麦と麦飯を頬張りながら、T館長様よりレクチャーを受けました。
そして、その後の走行はTさんのライン取りをトレースし、ブレーキを
踏む位置も真似しながら進みました。

お天気もよく、景色も最高です!

人のあまり来ない穴場のスポットもイイですね!


やっぱりドライブって楽しい!

心からそう思える幸せなひと時です。


下田を過ぎ、

マーガレットラインを走っている頃、やっと1万km達成しました♪
(ワーイ!パチパチヽ(*´∀`)ノ)


しかし、このドライブはまだ終わりません。

堂々島のあたりで、ドイツ製の大型爆撃機の襲来です(笑)

そう、チームRタイプのryochanさんが、納車から2走行目の
ツーリングとして合流して下さいました。
しかも、バイクも1100Rです。
(暑いなか、バイクでお疲れ様ですっ!)

ミッションから伸びるドライブシャフト、メカニカルな造り込みは
車と変わりません。


エンジンも水平対向♪

(ナカーマ!)


ドイツ車と、水平対向車と、水平対向のドイツ製バイク。

みんな色は黒ですね~

辺りも直ぐに暗くなり、空は漆黒の闇に包まれました。
岬のはずれで街灯もなく、お天気で空気も澄んでいたので、
見上げると満天の星空でした。

名残惜しいですが、そろそろ帰路につかなくてはなりません。
道に詳しいryochanさん先導のもと、神奈川を目指します。

〆は焼肉で精力をつけます!


本日の走行距離、

430km。

いやぁ~走ったなぁ、実家帰るよりも走った。

楽しくって、楽しくって、あらためてドライブってイイなぁと思いました。
一日中お付き合い頂き、また、車とはどう走らすのかご教授頂き、
ありがとうございました!


 T館長様による本気のレポはコチラからどうぞ♪


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6 コメント

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戻りたぁい♪ (らんぼう)
2014-08-25 21:24:28
いや~、イイっすね~♪
ホント羨ましいですヨ~( ̄。 ̄)
楽しそだなぁ・・・・。

明日、とあるマシンの試乗に行ってきま~す♪
(一目惚れの為^^;)
私もソノ世界に戻ってもイイですかぁ?

ところで子連れさん!
写真の撮り方が某コドライバ役だった方に
似てきているのですが♪

コーナーは加速して進入ですヨ♪(゜∇^*)
返信する
お疲れ様でした! (ryochan)
2014-08-25 22:57:17
遅れて合流となってしまいましたが、楽しい時間でしたね
あと2時間早く職場を出れたら、明るいところで写真が撮れたんですが、これはまた次回のお楽しみにしたいと思います

現行の86は都会の中でも似合いますが、やはりこういう道が似合いますね!
返信する
お待ちしております♪ (子連れ狼)
2014-08-26 22:52:24
らんぼうさん、

うわぁ~!
なにナニ?何乗ってきたんですか~?

ラリーカー? スポーツカー?
(気になります・・・)


>某コドライバ役 の方、
なんででしょうかね?県外で離れているハズなのに、
よく会ったり、遊びに行ったり電話してるからですかね~

今年は実家帰っちゃったので、夏に涼みに行けずに
残念でありました(涙)

スポーツカーは初心者なので、色々と勉強させて下さいませ♪

返信する
それにしても暑かったですね! (子連れ狼)
2014-08-26 22:52:59
ryochanさん、

なかなか携帯が繋がらず、ご迷惑をおかけしました。
合流できてよかったです(ホッ)

しかし、さすが!ryochanさん、いろんな場所、道をご存知で。
いつも頼りにしております♪
返信する
Unknown (アノ人ってバカじゃないの?のTですw)
2014-08-27 10:37:10
革?のシートが滑っちゃうんじゃないの?と思っていましたが公道走行では気になりませんね。ホールドのいいシートです。低重心で目線も低いので乗った瞬間にその気にさせるクルマです。動かすと「お!これって戦闘機じゃん!」とさらにその気にさせます。タイヤを替えるのは今のタイヤが物足りなく感じてきた時でいいと思いますよ。その時は86の真の良さを知った時ですね。それからが86との本当の楽しさが待っています。お互い、これからも法定速度を遵守した安全走行でモータースポーツを楽しんでいきましょう♪
返信する
アノ人って偽じゃなくて真のレーサーでしたw (子連れ狼)
2014-08-27 22:47:32
T館長、(師匠?)
押忍!お疲れ様です。

革(調)シートカバーは、うちの子の食べこぼし&
サッカーの送り迎えの泥汚れ対策です。
表面は滑りやすく、蒸れやすいかもしれませんが、
ホールド感がいいのは形状が熟慮されているから
なのでしょうね。
お尻が引き込まれ、サイドサポートの張り出しなど
『誰でも乗りやすいトヨタ車』というお約束を取っぱ
らって、乗り降りのし易さを考慮しなかったためです。

いやぁ~、まさに館長が運転(操縦?)すると、戦闘機
に様変わりでしたね!同じ車とは思えない挙動でした。

私も安全の範囲内で、その高みまで近づきたいものです。今度とも、モータースポーツの楽しさを教えて下さいませ~♪
よろしくお願い致します。
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