さてさて、
台風も過ぎ去り、週末はいいお天気が続いておりますね♪
サンデードライバーにはありがたいかぎりです。
今回のドライブは・・・
さてここはどこでしょう?
そう!静岡です。
さんじさん、sizuさんに会いにやってきましたよ~
って、ホントにお会いしたいのですが・・・
本日は、
ココ、富士スピードウェイにやってきました~
空いてる駐車場で、
パイロン使った練習されておりました~
ムっ?
この車は・・・
パナメーラですか!
4ドアのこんな車種でもスポーツ走行されているんですね~
さてさて、
ここから本題、
今回富士スピードウェイにお邪魔したのは、
イベントではなく、トレーニングを受けにきました。
こちらのトヨタの交通安全センター『モビリタ』です♪
トヨタが1987年から展開している安全運転プログラム、
『トヨタ ドライバーコミュニケーション』を発展させ、
トヨタが長年培ってきたドライビングのノウハウを安全運転
に応用したプロブラムを実施るす専用施設です。
まぁ、簡単に言うと、安全運転の講習会です♪
86、というスポーツカーに乗っていると、速さとか、
サーキット走行とか、そちらの方面に目が行きがちですが、
こういうスポーツカーに乗っているからこそ、きちんと
基本となる安全運転が出来るよう心がけるべきだと思って
おります。
へんな運転をして、『これだからスポーツカー乗りは・・・』
な~んて、86乗りの品位を落としたくないですからね。
モチロン、無料ではなく料金がかかるのですが、来月誕生日なので
誕生月割引で、50%OFF!で受講してきましたぁ~♪
(※他にも、家族割や、65歳以上割引もあります)
しかし、
富士スピードウェイの敷地内にこのような建物があるとは
知りませんでした。(富士スピードウェイって、広いのね)
この広大な敷地(約10万㎡)が講習会場です。
教習車は、トヨタのマークX(2.5L)。
走る前に、
まずはコチラの講習から。
そうです、死角の確認です。
こんなにいっぱいあると見えると思いません?
車の外からは(人間が立っている位置からは)
見えそうな気がしますが、
ご覧の通り、
運転席に座ると、全く見えませ~ん!
次に、
右のサイドミラー見てみましょうか。
なにも映ってませんよね。
念のため、
目視も。
でも、実は、
この場所にパイロンが隠れていたのでありました~。
同じく、
左ミラー、
左側
目視。
こちら側は、
ここにパイロンです。
最後に、
ルームミラー、
振り返って、
目視。
こちらは、
こんなに隠れていましたよ~
これ、パイロンだからいいですけど、
小さいおなの子や、可愛いペットだったら・・・
((;゜Д゜)ガクガクブルブル
次は、始業点検ですね。
まず、最初になにをするかと言うと・・・
車の周りをぐる~っと一周します。
車の周りにはなにもありません。
その後は、
車の床下を点検です。
小動物や妖精さんを引き殺さないのもそうなんですが、
特にエンジンルームの下側は、
オイルやクーラント液など、何かの漏れがないかの
確認の意味もあります。車の下にへんな汚れやシミが
なければOKですかね。
その次は
タイヤのチェックです。
路面に触れるところだけでなく、
サイドにも傷や擦れているところがないか
チェックします。
空気圧もひと月に一回はチェックし、少なければ
補充をします。
適正空気圧はコチラにありますね~
こちらのタイヤは
ツルツルに磨り減って、スリップサインが出ております。
こうなる前に早めのタイヤ交換ですね。
こちらのタイヤは
新品ですね。目も山もしっかりあります。
実はコレ、
同じタイヤだったんです。すり減るとタイヤのパターンも
こんなに変わっちゃうんですね~。
(あ~、早くポテンザ履きたい・・・)
お次はボンネット内のエンジンルーム。
エンジンオイルはもとより、
ブレーキオイルの量、
冷却水の量を、
確認します。
あ、ちなみに今回の参加者の皆さんですが、
私のようなぼっちな男性ドライバーだけでなく、
親子連れ(お父さんと娘さんでのW参加)や、
若いカップル、初老の御夫婦、プロのタクシー
ドライバーの方々など、運転歴、性別、年代も
様々でした。
とくに女性のドライバーさん達は、普段ボンネットを
開ける機会もないでしょうから、いいきっかけに
なったのではないでしょうか?
と、ここまでは運転する前なのですが、
この先の実際の走行は、ふたりひと組のペアになり、
運転席と助手席に乗り、後部座席にあるトランシーバー
からの指示で、走行に入ります。
指示をする教官は、トヨタのプロのテストドライバー
の皆さんです。
そして、走行中は写真撮影はNGなのでここから先は
画像、ありませ~ん!(汗)
最初は普段乗り慣れている車とは違う車種なため、
慣熟走行で車と環境への慣れを行います。
広大なコースにパイロンがあり、その間を通り抜ける
走行になります。教官の先導車に続いて、車間距離を
十分安全にとり、その後ろを1台、また1台、と数珠つなぎ
に走ります。途中、スラロームや、車幅の狭いパイロンなど、
気を付けて走行しなければならない場所もありました。
速度は一般道を意識して大体60km前後です。
何周かして、車とコースに慣れます。
その後は、正しい運転姿勢が保たれているかどうかチェックされ、
そのまま35度バンクまで走り、車体が斜めになった状態でも
運転姿勢が崩れないかのチェックです。急な斜めな場所でも、
正しいシートポジションと姿勢が保たれていれば、フットレストを
左足で踏ん張ることで、ハンドルから手を離しても体が傾くことは
ありませんでした。
ただ、『そこでドアを開けて下さい』との指示がありました。
運転席の方は、ドアを上に持ち上げる、助手席の方は、ドアを
下に落ちないよう引っ張り上げる、ようになる訳です。
これがなんの、重いのなんのって!普段の水平の時は思いも
しませんでしたが、車のドアってこんなに重いものだったんですね!
例えば災害時など、平ではないところで車を降りなければならない
事もあるでしょう。前もって体感しておけば、その時に慌てなくても済みそうですね。
ここで、午前の講習は終了で、
用意されたお弁当を頂きましたぁ~♪
女性も居ますし、午後、高速フルブレーキの実習もあるので、
あんまり重たいものは控えめなお弁当でした。
あ、急須で入れたお茶、やっぱりさすが静岡、美味しかったですよ~
(先日sizuさんから頂いたお茶も、家で美味しく頂いておりま~す♪)
ここから、午後の講習に入りますが、やっぱり画像はありません。
(あしからず・・・)
先ほど書いた高速フルブレーキングの講習です。
最初は60km、次に80km、最後に100kmと、
高速走行からの急制動の練習です。一般道ではなかなか
練習できませんからね。
ジワジワ踏まずに、素早くガツン!と思いっきり踏みます。
ずっと踏んだままで、力は弱めず車が完全に停止するまで
ずっと踏みっぱなしです。
これが緊急時の正しいブレーキ操作です。思いっきり踏んでも
ABSが効くため、タイヤがロックすることなく、短い距離で
停止する事が出来ます。
その次は、同じ速度でそのまま走行し、同じところでフルブレーキ
そして正面には障害物があるので、となりの車線にハンドルを
切って避ける練習です。
こちらも、60km、80kmと練習しました。
これもABSのおかげで、フルブレーキしているのに、ちゃんと
ハンドル切って、車を隣に避ける事が出来るんですね~
なかなかフルブレーキ、そしてそこからのハンドル操作、
などはやる機会がないので、(そんな機会がない運転をしてますがね)
いい経験になりました。
これを活かし次のコースは低ミュー路のブレーキングです。
ここではABSの有り、無し、の効果を体験します。
通常はABSは常時作動しているのですが、教習車なので、
ハンドル横に、このような切り替えのスイッチがありました。
これで有り無しを切り替えて、同じ車、同じ条件での体感をします。
まずは、直線低ミュー路。
こちらは、表面がツルツルした小さいタイルが一面に敷き詰められており、
そこに水が張られております。
この路面は、凍結路を再現しており、同じような挙動を疑似体験できます。
最初は、ABSを切って、50kmからのフルブレーキ。
思いっきりブレーキを踏んでから正面にある風船?を避けようとしますが、
さっきの60km、80kmではハンドルを切って車を動かせたのに、
ブレーキがロックされて、ハンドルが動いても、車は全く動いてくれませんでした。
なので、そのまま風船に激突です。
次はABSを入れて同じ事をします。
今度はタイヤがロックすることなく、ハンドル操作に伴い風船を避ける
事ができました。
いやぁ~、普段はあんまり作動させる機会はないですが、ABSって凄いん
ですね~。あらためて感心しました。これならいざって時でも安心して
フルブレーキできます。
しかし、これには続きがありました。
今度は15kmスピードを上げて、65kmでのフルブレーキです。
たったの15kmUPなだけで、車はいう事を聞かず、風船に激突
する方がほとんどでした。これが、凍結時のABSの限界みたいですね。
(ちなみに雪国出身の私は65kmでも回避できましたが、過信は禁物ですね)
つまり、凍結時は65kmでの走行は、いざって時、アブナイって事です。
50kmくらいなら、なんとか危険回避できるってことですかね。
この先のコースでは、ワインディング低ミュー路でした。
こちらは一見、普通のアスファルトのように見えますが、
丸い玉砂利がポコポコと飛び出して敷き詰められており、
やはり水が張られております。
こちらの路面では雪の圧雪路を再現しております。
教官が、『わざと滑るようにスピードだしたり、急にハンドル
切ってみてください』というので、ちょっと無理に車を動かすと
やはりABSなしではスリップやスピンをしてしまい、
車は180度ターンしてしまったり、スピンして停止
してしまったりしました。
ところが、同じ道でもABSがあると、お尻はフリフリ振っても、
車はちゃんと前に向こうとします。この挙動は雪道でも経験があります。
この動きなら、自分の思うように車をコントロールできます。
(むしろ、楽しいっ♪)
しかし、ケツが滑り出すとABSと同時に、VSCも介入するので、
エンジンの回転が上がらないよう制御が入ります。なので、
ケツを滑らせながら、全開でドリフト、とかはできないように
なっているみたいです。アクセルべた踏みでも、エンジンが回りませ~ん。
これはちょと残念(いかん、いかん、安全運転の講習だった)
いやぁ~、あらためて、車に搭載されている安全装置(ABS)は
たいしたもんだと感心しました。
この後は、特殊なレンズが付いたゴーグル(見た目はサバゲで使うゴーグル)
で飲酒運転の疑似体験をします。これかけると、目がぐるんぐるんして
どこを見ていいのかわからなくなります。車、動かさなくてもかけてる
だけで気持ち悪くなってきます。
こんな状態で、パイロンスラローム走行やらされたのですが、うまく
走れる訳ありませ~ん!つまり、泥酔してこんな状態になったら、
車の操作は不可能に近い事が実感できました。
こんな感じで講習は終了で、最後に本日1日の体験を生かした総合走行
に入ります。
3S運転、(セフティー、スムーズ、スピーディー)の順番で、安全に
滑らかに、素早く、な運転を目指します。
そこで使うのがコチラ。
そうです、トランクの上にパイロンです。
これを乗せたまま、(下にゴムの足はありましたが、ただ乗ってるだけ)
固定されてないパイロンを落とさずに、本日のコースを走行します。
与えられた設定は、『トランクの上に、あなたの大事な方が乗っています。
この人が具合が悪くなったので、病院に連れて行く事になりました。
具合が悪いので、急な操作では落ちてしまいます。かと言ってゆっくりと
走ると、どんどん具合が悪化します。安全に素早く病院(ゴール)を目指して
下さい』と、いうもの。
パイロンの上がカットされているのは、風や空気抵抗で落ちないようにするため。
つまり、運転者の急な動作や横Gが、パイロンが落ちるか、落ないかにかかって
おります。
途中で、障害物もありましたが、
(画像のように、いきなり目の前に噴水が出てきますので、これを避ける!)
皆さん慎重に、優しい運転を心がけ、皆さん全員合格でした。
これにはもうひとつの目的があり、後ろをミラーで常に気にするようになります。
(落ないがどうか気になりますもんね)つまり、前だけでなく、後ろも気にしながら
の運転になる訳ですね~
こんな感じで、
朝9:30~17:00まで、1日がかりの講習は終了しました。
最後に参加した皆さんで撮った集合写真入の修了書を頂きました。
いやぁ~、あっと言う間で、楽しかったし、勉強になりました。
百聞は一見に如かず、ではありませんが、自分で体験しないと
分からない事って、いっぱいありますね!
スタッフもインストラクターの教官も、丁重で分かりやすかったです。
テストドライバーである、教官の運転する車に同乗したのですが、
動きが滑らか!スラロームとか、結構なスピード出してるのに、
車の挙動が凄く安定しています。いつブレーキ踏んだのか分からない
くらいの滑らかさでしたぁ~。
あぁ、こんな運転を目指したいな~と思いましたよ。
運転技術だけでなく、教室やトランシーバーでの説明も、人を惹き込む
素晴らしい話術で、納得してお話を聞けました。
今回は個人での参加でしたが、企業・団体向けのプログラムや、
12名以上でオーダーメイドのコースもあるようです。
車に慣れていない方や、女性の方だと、より驚きや発見があると
思いますね。
『モビリタ』で検索すると、HPが出てきますので、
(予約の受付もコチラでできます)
ご興味がある方は、ぜひ参加してみて下さい。
と、
いう訳で、今回のドライブは富士スピードウェイの往復だけなので、
走行距離は、186km。
帰り道、東名が事故で35kmの渋滞。
行きは2時間かからずに到着できたのに、
帰りは3時間半もかかりました。
これが一番疲れたよ、ホント・・・
ではでは~
台風も過ぎ去り、週末はいいお天気が続いておりますね♪
サンデードライバーにはありがたいかぎりです。
今回のドライブは・・・
さてここはどこでしょう?
そう!静岡です。
さんじさん、sizuさんに会いにやってきましたよ~
って、ホントにお会いしたいのですが・・・
本日は、
ココ、富士スピードウェイにやってきました~
空いてる駐車場で、
パイロン使った練習されておりました~
ムっ?
この車は・・・
パナメーラですか!
4ドアのこんな車種でもスポーツ走行されているんですね~
さてさて、
ここから本題、
今回富士スピードウェイにお邪魔したのは、
イベントではなく、トレーニングを受けにきました。
こちらのトヨタの交通安全センター『モビリタ』です♪
トヨタが1987年から展開している安全運転プログラム、
『トヨタ ドライバーコミュニケーション』を発展させ、
トヨタが長年培ってきたドライビングのノウハウを安全運転
に応用したプロブラムを実施るす専用施設です。
まぁ、簡単に言うと、安全運転の講習会です♪
86、というスポーツカーに乗っていると、速さとか、
サーキット走行とか、そちらの方面に目が行きがちですが、
こういうスポーツカーに乗っているからこそ、きちんと
基本となる安全運転が出来るよう心がけるべきだと思って
おります。
へんな運転をして、『これだからスポーツカー乗りは・・・』
な~んて、86乗りの品位を落としたくないですからね。
モチロン、無料ではなく料金がかかるのですが、来月誕生日なので
誕生月割引で、50%OFF!で受講してきましたぁ~♪
(※他にも、家族割や、65歳以上割引もあります)
しかし、
富士スピードウェイの敷地内にこのような建物があるとは
知りませんでした。(富士スピードウェイって、広いのね)
この広大な敷地(約10万㎡)が講習会場です。
教習車は、トヨタのマークX(2.5L)。
走る前に、
まずはコチラの講習から。
そうです、死角の確認です。
こんなにいっぱいあると見えると思いません?
車の外からは(人間が立っている位置からは)
見えそうな気がしますが、
ご覧の通り、
運転席に座ると、全く見えませ~ん!
次に、
右のサイドミラー見てみましょうか。
なにも映ってませんよね。
念のため、
目視も。
でも、実は、
この場所にパイロンが隠れていたのでありました~。
同じく、
左ミラー、
左側
目視。
こちら側は、
ここにパイロンです。
最後に、
ルームミラー、
振り返って、
目視。
こちらは、
こんなに隠れていましたよ~
これ、パイロンだからいいですけど、
小さいおなの子や、可愛いペットだったら・・・
((;゜Д゜)ガクガクブルブル
次は、始業点検ですね。
まず、最初になにをするかと言うと・・・
車の周りをぐる~っと一周します。
車の周りにはなにもありません。
その後は、
車の床下を点検です。
小動物や妖精さんを引き殺さないのもそうなんですが、
特にエンジンルームの下側は、
オイルやクーラント液など、何かの漏れがないかの
確認の意味もあります。車の下にへんな汚れやシミが
なければOKですかね。
その次は
タイヤのチェックです。
路面に触れるところだけでなく、
サイドにも傷や擦れているところがないか
チェックします。
空気圧もひと月に一回はチェックし、少なければ
補充をします。
適正空気圧はコチラにありますね~
こちらのタイヤは
ツルツルに磨り減って、スリップサインが出ております。
こうなる前に早めのタイヤ交換ですね。
こちらのタイヤは
新品ですね。目も山もしっかりあります。
実はコレ、
同じタイヤだったんです。すり減るとタイヤのパターンも
こんなに変わっちゃうんですね~。
(あ~、早くポテンザ履きたい・・・)
お次はボンネット内のエンジンルーム。
エンジンオイルはもとより、
ブレーキオイルの量、
冷却水の量を、
確認します。
あ、ちなみに今回の参加者の皆さんですが、
私のようなぼっちな男性ドライバーだけでなく、
親子連れ(お父さんと娘さんでのW参加)や、
若いカップル、初老の御夫婦、プロのタクシー
ドライバーの方々など、運転歴、性別、年代も
様々でした。
とくに女性のドライバーさん達は、普段ボンネットを
開ける機会もないでしょうから、いいきっかけに
なったのではないでしょうか?
と、ここまでは運転する前なのですが、
この先の実際の走行は、ふたりひと組のペアになり、
運転席と助手席に乗り、後部座席にあるトランシーバー
からの指示で、走行に入ります。
指示をする教官は、トヨタのプロのテストドライバー
の皆さんです。
そして、走行中は写真撮影はNGなのでここから先は
画像、ありませ~ん!(汗)
最初は普段乗り慣れている車とは違う車種なため、
慣熟走行で車と環境への慣れを行います。
広大なコースにパイロンがあり、その間を通り抜ける
走行になります。教官の先導車に続いて、車間距離を
十分安全にとり、その後ろを1台、また1台、と数珠つなぎ
に走ります。途中、スラロームや、車幅の狭いパイロンなど、
気を付けて走行しなければならない場所もありました。
速度は一般道を意識して大体60km前後です。
何周かして、車とコースに慣れます。
その後は、正しい運転姿勢が保たれているかどうかチェックされ、
そのまま35度バンクまで走り、車体が斜めになった状態でも
運転姿勢が崩れないかのチェックです。急な斜めな場所でも、
正しいシートポジションと姿勢が保たれていれば、フットレストを
左足で踏ん張ることで、ハンドルから手を離しても体が傾くことは
ありませんでした。
ただ、『そこでドアを開けて下さい』との指示がありました。
運転席の方は、ドアを上に持ち上げる、助手席の方は、ドアを
下に落ちないよう引っ張り上げる、ようになる訳です。
これがなんの、重いのなんのって!普段の水平の時は思いも
しませんでしたが、車のドアってこんなに重いものだったんですね!
例えば災害時など、平ではないところで車を降りなければならない
事もあるでしょう。前もって体感しておけば、その時に慌てなくても済みそうですね。
ここで、午前の講習は終了で、
用意されたお弁当を頂きましたぁ~♪
女性も居ますし、午後、高速フルブレーキの実習もあるので、
あんまり重たいものは控えめなお弁当でした。
あ、急須で入れたお茶、やっぱりさすが静岡、美味しかったですよ~
(先日sizuさんから頂いたお茶も、家で美味しく頂いておりま~す♪)
ここから、午後の講習に入りますが、やっぱり画像はありません。
(あしからず・・・)
先ほど書いた高速フルブレーキングの講習です。
最初は60km、次に80km、最後に100kmと、
高速走行からの急制動の練習です。一般道ではなかなか
練習できませんからね。
ジワジワ踏まずに、素早くガツン!と思いっきり踏みます。
ずっと踏んだままで、力は弱めず車が完全に停止するまで
ずっと踏みっぱなしです。
これが緊急時の正しいブレーキ操作です。思いっきり踏んでも
ABSが効くため、タイヤがロックすることなく、短い距離で
停止する事が出来ます。
その次は、同じ速度でそのまま走行し、同じところでフルブレーキ
そして正面には障害物があるので、となりの車線にハンドルを
切って避ける練習です。
こちらも、60km、80kmと練習しました。
これもABSのおかげで、フルブレーキしているのに、ちゃんと
ハンドル切って、車を隣に避ける事が出来るんですね~
なかなかフルブレーキ、そしてそこからのハンドル操作、
などはやる機会がないので、(そんな機会がない運転をしてますがね)
いい経験になりました。
これを活かし次のコースは低ミュー路のブレーキングです。
ここではABSの有り、無し、の効果を体験します。
通常はABSは常時作動しているのですが、教習車なので、
ハンドル横に、このような切り替えのスイッチがありました。
これで有り無しを切り替えて、同じ車、同じ条件での体感をします。
まずは、直線低ミュー路。
こちらは、表面がツルツルした小さいタイルが一面に敷き詰められており、
そこに水が張られております。
この路面は、凍結路を再現しており、同じような挙動を疑似体験できます。
最初は、ABSを切って、50kmからのフルブレーキ。
思いっきりブレーキを踏んでから正面にある風船?を避けようとしますが、
さっきの60km、80kmではハンドルを切って車を動かせたのに、
ブレーキがロックされて、ハンドルが動いても、車は全く動いてくれませんでした。
なので、そのまま風船に激突です。
次はABSを入れて同じ事をします。
今度はタイヤがロックすることなく、ハンドル操作に伴い風船を避ける
事ができました。
いやぁ~、普段はあんまり作動させる機会はないですが、ABSって凄いん
ですね~。あらためて感心しました。これならいざって時でも安心して
フルブレーキできます。
しかし、これには続きがありました。
今度は15kmスピードを上げて、65kmでのフルブレーキです。
たったの15kmUPなだけで、車はいう事を聞かず、風船に激突
する方がほとんどでした。これが、凍結時のABSの限界みたいですね。
(ちなみに雪国出身の私は65kmでも回避できましたが、過信は禁物ですね)
つまり、凍結時は65kmでの走行は、いざって時、アブナイって事です。
50kmくらいなら、なんとか危険回避できるってことですかね。
この先のコースでは、ワインディング低ミュー路でした。
こちらは一見、普通のアスファルトのように見えますが、
丸い玉砂利がポコポコと飛び出して敷き詰められており、
やはり水が張られております。
こちらの路面では雪の圧雪路を再現しております。
教官が、『わざと滑るようにスピードだしたり、急にハンドル
切ってみてください』というので、ちょっと無理に車を動かすと
やはりABSなしではスリップやスピンをしてしまい、
車は180度ターンしてしまったり、スピンして停止
してしまったりしました。
ところが、同じ道でもABSがあると、お尻はフリフリ振っても、
車はちゃんと前に向こうとします。この挙動は雪道でも経験があります。
この動きなら、自分の思うように車をコントロールできます。
(むしろ、楽しいっ♪)
しかし、ケツが滑り出すとABSと同時に、VSCも介入するので、
エンジンの回転が上がらないよう制御が入ります。なので、
ケツを滑らせながら、全開でドリフト、とかはできないように
なっているみたいです。アクセルべた踏みでも、エンジンが回りませ~ん。
これはちょと残念(いかん、いかん、安全運転の講習だった)
いやぁ~、あらためて、車に搭載されている安全装置(ABS)は
たいしたもんだと感心しました。
この後は、特殊なレンズが付いたゴーグル(見た目はサバゲで使うゴーグル)
で飲酒運転の疑似体験をします。これかけると、目がぐるんぐるんして
どこを見ていいのかわからなくなります。車、動かさなくてもかけてる
だけで気持ち悪くなってきます。
こんな状態で、パイロンスラローム走行やらされたのですが、うまく
走れる訳ありませ~ん!つまり、泥酔してこんな状態になったら、
車の操作は不可能に近い事が実感できました。
こんな感じで講習は終了で、最後に本日1日の体験を生かした総合走行
に入ります。
3S運転、(セフティー、スムーズ、スピーディー)の順番で、安全に
滑らかに、素早く、な運転を目指します。
そこで使うのがコチラ。
そうです、トランクの上にパイロンです。
これを乗せたまま、(下にゴムの足はありましたが、ただ乗ってるだけ)
固定されてないパイロンを落とさずに、本日のコースを走行します。
与えられた設定は、『トランクの上に、あなたの大事な方が乗っています。
この人が具合が悪くなったので、病院に連れて行く事になりました。
具合が悪いので、急な操作では落ちてしまいます。かと言ってゆっくりと
走ると、どんどん具合が悪化します。安全に素早く病院(ゴール)を目指して
下さい』と、いうもの。
パイロンの上がカットされているのは、風や空気抵抗で落ちないようにするため。
つまり、運転者の急な動作や横Gが、パイロンが落ちるか、落ないかにかかって
おります。
途中で、障害物もありましたが、
(画像のように、いきなり目の前に噴水が出てきますので、これを避ける!)
皆さん慎重に、優しい運転を心がけ、皆さん全員合格でした。
これにはもうひとつの目的があり、後ろをミラーで常に気にするようになります。
(落ないがどうか気になりますもんね)つまり、前だけでなく、後ろも気にしながら
の運転になる訳ですね~
こんな感じで、
朝9:30~17:00まで、1日がかりの講習は終了しました。
最後に参加した皆さんで撮った集合写真入の修了書を頂きました。
いやぁ~、あっと言う間で、楽しかったし、勉強になりました。
百聞は一見に如かず、ではありませんが、自分で体験しないと
分からない事って、いっぱいありますね!
スタッフもインストラクターの教官も、丁重で分かりやすかったです。
テストドライバーである、教官の運転する車に同乗したのですが、
動きが滑らか!スラロームとか、結構なスピード出してるのに、
車の挙動が凄く安定しています。いつブレーキ踏んだのか分からない
くらいの滑らかさでしたぁ~。
あぁ、こんな運転を目指したいな~と思いましたよ。
運転技術だけでなく、教室やトランシーバーでの説明も、人を惹き込む
素晴らしい話術で、納得してお話を聞けました。
今回は個人での参加でしたが、企業・団体向けのプログラムや、
12名以上でオーダーメイドのコースもあるようです。
車に慣れていない方や、女性の方だと、より驚きや発見があると
思いますね。
『モビリタ』で検索すると、HPが出てきますので、
(予約の受付もコチラでできます)
ご興味がある方は、ぜひ参加してみて下さい。
と、
いう訳で、今回のドライブは富士スピードウェイの往復だけなので、
走行距離は、186km。
帰り道、東名が事故で35kmの渋滞。
行きは2時間かからずに到着できたのに、
帰りは3時間半もかかりました。
これが一番疲れたよ、ホント・・・
ではでは~
こんばんは~♪
そうですか、もうすでに受講済でしたか。
いやぁ~、雪道(疑似)は楽しかったですね!
もっと、走りたいと思いました。
先日、ご紹介頂いたクイズラリーですが、
家族の承認を得られましたので、エントリー致しました。
なにぶん、初心者でありますのでよろしくお願い致します!
今から楽しみです♪
初めての方に参加してもらえることを主催者も喜んでいることでしょう。分からないことは遠慮なさらずにどんどん主催者に訊いてくださいね。
残念ながら私は不参加ですので、お会いすることは叶いませんが、ご活躍を期待しております。
また、参加の様子などをこのブログで拝見できましたら幸いです。
おはようございます。
そうですか、当日はお会いできないのですね。
残念です。
当日は晴れるといいですねぇ。
至らないブログですが、少しでもクイズラリーの
楽しみをお伝えできるよう精進します。