「濱松」
東海道の半ばを越えた濱松。冬枯の原野は寂しい。一本杉の傍らでたき火を囲んで、たばこを吸いながら暖をとる農夫たちのところへ、旅人が冷えた体を暖めようと話しかけて来る。世間話に花が咲く。遠景の浜松城は、若き徳川家康が居城としていた所、その左右に町が広がっている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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