「甲斐御坂越」
御坂峠を登りきって目に飛び込んできた富士と河口湖の雄大な景色を、旅人の目線で描いている。絵を見るものに、絶景を目にしたときの驚きと感動を追体験させてくれる。崖の上から伸びる松の木が空の広がりを表しておる。
昭和に入ってから、御坂峠にあった茶屋が天下茶屋と呼ばれ、 昭和13年の9月から太宰治が数ヶ月間滞在し、小説『富嶽百景』の舞台となった。「富士には、月見草がよく似合ふ」という言葉が有名だ。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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