「あし田」
芦田宿の近辺になると、突起の激しい地形に成り、此処から長久保宿に至る街道は、笠取峠を越さなければ成らない。右辺の頂にある出茶屋と、左下の出茶屋の二つ在った事は明らかで実際を描かれたものだ。駕籠が二つ描かれ前方を行くのは供の者が杖を突いて従うのに対して後方の山駕籠は茣蓙が垂れて無く、道中風俗に変化を付けている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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