東都名所 「てつぽふづ」
「てつぽふづ」は「鉄砲洲」で、現東京都中央区湊町一帯にあった出洲。対岸に佃島がある。地名のいわれは寛永頃、砲術家の井上正継と稲富直方が大筒の弾着を試みたことから出たとも、地形が鉄砲に似たところから出たともいう。国芳はここの前の海中に突き出た岩場で釣りを楽しむ人物を描いた。水平線の右方を心もち下げて円昧をもたせ、水平線上の空には薄紅のばかしをかけている。
東都名所 「てつぽふづ」
「てつぽふづ」は「鉄砲洲」で、現東京都中央区湊町一帯にあった出洲。対岸に佃島がある。地名のいわれは寛永頃、砲術家の井上正継と稲富直方が大筒の弾着を試みたことから出たとも、地形が鉄砲に似たところから出たともいう。国芳はここの前の海中に突き出た岩場で釣りを楽しむ人物を描いた。水平線の右方を心もち下げて円昧をもたせ、水平線上の空には薄紅のばかしをかけている。
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