「安藝」 厳島 祭礼之図
日本三景の一つである厳島神社の鳥居は、神社と共に足元が海に晒されていることで有名である。度重なる災害に耐え抜き、現在では世界遺産として観光の名所とされている。本図では、旧暦6月17日に行われる「夜船管弦」と呼ばれる祭礼の一幕を描いている。鳥居は三本に分かれた足元の大柱がメインに鳥居の半分だけが描かれ、全体図は想像で補完されるという広重が得意とした手法で描かれている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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