![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b6/734511713fe8a501b972e9bf15c33c88.jpg)
軽井沢でも6月ともなれば地面の状況が一変して緑一色となってきます、草花だけならいいけれど雑草も伸びだしてきて、茫々に成長しちゃう前になるべく抜いておかないとあとが大変なので、庭作業では梅雨前のこの時期は結構忙しいのです、残す植物に注意して手作業で丁寧に、それでも根が残るものもあるからまた伸びだしたら処理せざるを得ないのですが。冒頭写真と次は草むしり作業をあらかた終えた後の庭ですが、この程度までになればあとが楽です、そんな作業中に咲いている花の写真も撮りました、滞在中の一週間でも咲き具合は変化したのでもう終わりかけやこれからという花もありますが。
放りっぱなしだと雑草の方が勝ってしまうので、まだ根の張り具合が未熟なこの時期に草むしりしておかないとと毎日精を出して庭作業を、まだ暑くならない季節ではあるものの年取ると結構ハードな作業となりました、最後は油粕などの肥料も撒いてやって、これはほとんど来年のためです。
樹木では自生していたレンゲツツジが花の半ばを過ぎたところ、5月はミツバツツジで6月はこれが、ほかにも根で増えた小さいのを各所に植え替えているのですがそれらはまだ花を付けません、何年後になりますか。
5月から咲き続けて最後となる株のサクラソウです、庭ではかなり増えていますがまだ邪魔になるほどではなくて、花は一ヶ月ほど咲き継がれていきます。
赤花と黄花のイカリソウはもう終わっていましたが、白花はこの時になって咲き出しました、これは園芸種です。
グランドカバーにいいと増えるに任せているタツナミソウ、これも花の時期が長く続きましたがこの場所のものが最後でしょう、色は青紫と白の2種類がちょうど残っていました。
昨年から急に各所に出だしたと思われるマイヅルソウ、花を咲かせるのは全体の10%ほどの株だけ、これも小さい植物だから増えるに任せて。
植えてからもう何年も経過したのに今年に初めて咲いてくれたシャガ、これも一部の株だけにですが、多少は日当たりがある場所でないと咲かないみたいで。
逆に昨年植えたばかりのヒメシャガにもう花がありました、園芸店で買ったもので花色はこちらのほうがキレイですね。
ヒメサユリは昨年に続いて今年もキレイな花を、植えてからもう5年になるが一株だけで増えません、さらに一株を別に植えないとダメなんでしょうか。
タガネソウです、これも自生していたもので植物園で名前を教えてもらいました、地味な花ですがここで生きてきたのだからと残しています。
今年のジエビネは豊作です、集まって沢山出てきて今後も順次花を咲かせていくようです、帰るまでには全部は咲き切れませんでしたが、花の色と形はどれも同じですから。
最初に咲いた2株
次に咲いた株とこれからの株
この白い花はタイワンカラマツソウです、これもこれまで咲かなかったのか花は今年初めて見ました、か細い植物本体に比べて花は大き目、咲かないと雑草と間違えて抜いてしまいそうで要注意です。
ルリソウはここでもう何年か咲き続けています、ワスレナグサの仲間で青い色の花、自然界では青い花は少ないですね、これから花数はもっと増えていくようです。
ミヤコワスレは園芸店でもよく見かけるが、これまでキクの仲間なら日当たりがいい場所が適すかと植えていたものが無くなってしまって、調べたら半日陰がいいらしいと新しく植えたら元気に咲いてくれました。
山荘の庭は半日陰の場所が多くてテンナンショウなどのサトイモ科の植物はよく育ちます、その仲間では白い部分が印象的で美しさがあると思うのがユキモチソウ、マムシグサなどややグロテスクに見られるのとはちょっとばかり違う感じがしませんか。
ヒトリシズカに一ヶ月遅れて咲くのはフタリシズカでずっと大型です、花が無いと地味な雑草みたいな植物です。
今年は花が咲く株が少なくて裏年なのかというベニバナイチヤクソウ、山荘の裏手に群生しているが今年は数株だけしか咲いていない、沢山咲いたら見事なのに。
敷地の外周の邪魔にならないところに植えてあるのはアシュガ、これは何処でも横に茎を伸ばして増えるので、強い植物で花も毎年咲いている。
土のバクテリアと共生しているので植替えは不可というギンラン、どういうわけか山荘と周辺で増えています、今年は各所で花が見られるようになりましたが残念ながらキンランはありません。
軽井沢の道路沿いの各所でこの時期に咲いているのがフランスギク、一見マーガレットかと見られますが葉の形が違います、寒冷地を好むので北海道テでも多いそうです、オオハンゴンソウのように外来駆除植物にはなっていないようですが増えています、切花で活けたら持ちがいいようです。