ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

東信の農産物直売所を巡ってみた

2012-10-16 16:51:37 | 信州日記

 今回の短期滞在中の一日を上田方面まで出向いて、温泉に入りがてらに東信地区の農産物直売所のハシゴというものを物好きにもしてみた。軽井沢から佐久までの地域はセシウム検出で出荷停止というキノコが、もっと西には何処ぐらいまで行けば大丈夫なのかと、それともうかなり出回ってきているリンゴやブドウその他の果物も買込んで横浜まで持ち帰ろうかというつもりもあって。

 まず最初に立寄ったのは小諸は浅間サンライン沿いにあるたきばら駅という直売所、ここは午前中に通りかかった時には必ず立寄るところで、地元農家による小さな直売所だが安いのが魅力、時には珍しいものも置いてあるのです。この日には白ワイン材料になるシャルドネなんていう品種があって、これは食べるという話は聞かないけどどうなんだろうと、甘いと書かれていたが生食用に売られているのは初めて見た。

                          シャルドネ品種

 そしてここには天然キノコがあって最初の店から発見してしまいました、佐久を越えて小諸からはもう大丈夫なんですね、ハナイグチのパックがズラッと並んでいる。でもこのキノコは我が山荘の庭に沢山出ていると思うと、それらは食べないけれどこれらも買う気は起らなくて、もっと他の天然キノコがあれば買ったのにねぇ。

                                下の棚にハナイグチが、上にはアケビが

 リンゴは早生品種がもう沢山でてきていて、信州リンゴ三兄弟の一つ秋映などここにあったのはやや小振りだから安い、ほかにもつがるのやや当りキズがあるぐらいのキズものは3個で100円なんていう、我家では毎朝のジュースに入れるのにはこれで十分ですよ。

                                秋映とつがる

 次に立寄ったのはこれも浅間サンライン沿いの東御市にある道の駅雷電くるみの里、ここでも当然に天然キノコはハナイグチだけは売られていた、それより驚いたのはもう10月というのにトウモロコシがまだあったことで、これは買わなくちゃとその晩早速にもアサイチのやりかたで茹でてから塩水に浸けて調理、夏場のものにそれほど遜色はなく美味しく食べられたぞ。

                          ゴールドラッシュという品種が

                                  アサイチ方式で茹でると粒ははちきれんばかり

 東御市は日帰り温泉施設の湯楽里に併設の直売所にも立寄ってみれば、やはりここにもハナイグチはありますねぇ、そのほかは栽培ものながら数種類のキノコは地元の物産直売コーナーにはいつもあって、地ビールなどもあるから道の駅とこちらを両方廻ればおお土産は揃っちゃうはず、すぐ下にはスーパーツルヤもあるしねぇ。これに地元3ワイナリーのワインも置くようにしたらどうですかね、もと人気が出るでしょうに。

                             ここも天然ものはハナイグチだけ

 この直前にNHKでここが日本一のクルミ産地として紹介していた山グルミとは比較にならない立派なクルミの販売案内があって、一昨年だったかは直売所にも数は少なかったものの置いてあったのに、今年はテレビの影響も考慮してか予約受付方式の案内が書かれていた。

                                 予約受付中の案内看板

 昼は上田で食べてからさらに青木村まで足を延ばし、温泉に入ってから帰り道で立寄ったのがこれも道の駅あおきの物産直売所、ここも離れた奥まった場所柄か安いんですよ。その入口にはきのこ入荷しましたとあって松茸、ショウゲンジ、ハナイグチ他と書かれている。ここは天然キノコが何種類もあって、冒頭写真の駐車場の道路向きに立っているキノコ頭髪型の女の子の名前がアオキノコというのは何回も来ていたのに初めて知ったが、一番の自慢はキノコということでしょう、ここはキノコ好きには逃せられないんじゃないですかね、。

                                きのこ入荷のチラシ書きが

 この時期の天然キノコが豊富に並べられていて、中でも松茸は青木村だけでなく上田や安曇野産もと書かれていて、安いものは3500円から高いもので26000円と、これだけ並ぶ直売所は信州でも珍しいんじゃないですかね。とにかく松茸とハナイグチ、サクラジメジ以外は名前が書かれていても知らないキノコばかり、どれも見事なキノコで単品料理にというようなと食べ方が書かれていたけれど、僕はそれぞれ単独でというよりもごちゃまぜ雑キノコのゴッタ煮キノコ汁が食べたかったんだよね。

                                松茸売場

                                その他の天然キノコ売場

                       松茸、ショウゲンジ、サクラシメジ

 ブドウなどもこの日は6種類が、こちらも名前を知らない大粒ブドウが増えているんですねぇ、味見して買いたいから試食させてもらえませんかね。

                                   知っていたのは巨峰、ピオーネ、マスカットぐらい

 山形が本家なんだろうが信州でも洋ナシの王様というラ・フランスの生産が増えているようで、ここのはかなり大きめのものでもスコブル安いのにビックリ、これは熟すまで期間があるからいくつか買っておきましょうや。

                                   ラ・フランスが1パック100円

 買わなかったけれど珍しいと思ったのは蕎麦のハチミツ、特別の健康効果らしきが書かれていたが、国産ハチミツは外国産に比べるとベラボウに高いからねぇ。

                                   新そばみつだそうだ

 ということでリンゴやブドウ、ラ・フランスなどいっぱい買込んで、あとは信州滞在最終日にもまた買出しに行って松茸の安いのとやや大型キノコのショウゲンジだけを追加購入、これらは横浜に持ち帰って食べることに。

                                   安いものを買ってみたが

  帰った翌日には義妹が関西から来るからと息子夫婦も夕食に呼んでおいて、松茸は土瓶蒸しと炊き込み御飯に、ショウゲンジも少しを炊き込みご飯に使って残りは冷凍保存してあとでまた何かにと。流石にこれらとトウモロコシの評判が良かったようだ。息子夫婦にはteteのパンやみまき豆腐に果物などをお土産だと、女房が彼らの帰りに持たせてやっていた。

                                豆腐はみまき豆腐、枝豆はJA横浜北のダダチャ豆                                 


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