ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

文化学院服飾博物館の「魔除け-身にまとう祈るこころ」展に

2016-02-05 16:16:27 | 工芸絵画骨董

 女房が友人から案内パンフレットを貰って行きたいという「魔除け-身にまとう祈るこころ」という展示会にお供して新宿に、会場は文化学院服飾博物館、昔は文化服装学園といっていたと記憶するが今は全体が新しいビル群に建て替えられて、大学と大学院を頂点に総合学園機関になっているんですね。そのビルに中に服飾博物館があって、やはり服飾関連に特化した展示企画をやっていて、この展示は2月中旬までの2ヶ月間となっていた。 

            ビル群1Fの博物館入口

 衣服に施された魔除けの意匠について、日本の着物柄から女房がやっているアイヌ刺繍などがまず1F会場に、そして2Fにはアジアから中東、ヨーロッパの民族衣装とそこに表らされた魔除け図柄などが説明とともに展示されていて、個々に細かく読みながら見て回ったら目が疲れてきてしまうぐらいであった。年寄りには会場内全体をもう少し明るくしてくれるとよかったかな。

            1F展示室入口

            2F展示室入口

 館内は写真不可だったので展示内容の一端を知るものとしては、冒頭写真の案内チラシの裏面に予告編的な詳細があって、美術館のHPにも掲載されているのでコチラで、実際の展示を見れば、民族衣装には衣服本来の機能に加えて、広く世界共通に魔除けの意味もあったということがよく説明されていましたよ。和服にもこんな意味があったとはと、各地の装飾品などにもキレだけじゃない意味づけがあるなどと、初めて知ることもあって、縄文の土偶などと同様に古いものに宿らされた意味を改めて探るようにしないといけませんね。

 この日は展示を見ただけでさっさと帰ってきた。


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