ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

東信地区の農産物直売所

2012-08-31 18:11:57 | 信州日記

 我々が信州滞在中に利用する農産物直売所はやはり軽井沢に近いところの頻度が多くなるけれど、ちょっと遠出した時にも必ず立ち寄るのは周辺では格安だと確認してある直売所に、今回の滞在中に買い物したそれらを紹介する。横浜にいるときもJA直売所はよく利用するが、信州は高原野菜や果物ということでまた美味しさも格別ですなぁ。冒頭写真はこの夏に多く食べたスイカ、二人だけだと大きいのは食べきれないと敬遠していたのだが、今年は地場産のものが安くてやや小ぶりのものを買ってみたら美味しくて食べきってしまい、これならもっとということになって、リンゴも今年の初物です。

 軽井沢から近いからいつも繁盛しているのがJA御代田のあゆみ会の直売所、夏場は火木土日の販売で12:30分の開始前から別荘族などの買物客が行列をつくる。我々も一番利用頻度が多い直売所だ。駐車場が狭いので満車の時はすぐ近くのコメリを利用するといい。野菜はおおむね100円均一で、この時期の果物はモモが、珍しいのはジャムにする西洋野菜のルバーブがあったり、もう少しすればイトウリなんてものも出てくるしリンゴもこれから、エダマメもお盆以降になって並ぶようになる。他には切花や少しだけだが花苗なども。

                      

 佐久は猿久保の近代美術館の近くにあるJAファーム佐久店は常設の直売所で、農産物関連の総合販売所となっていて、花苗や肥料などに農業資材などと農家用の店ともなっていて、野菜の値段もかなり安いと思う。ここは横浜のJA横浜北のメルカートとよく似ていて、JAの総合販売所は何処も同じような店になっているんですかね。果物などは他の地域のものも置いているが、やはり地場産よりも値段は高いようだ。

                      

 浅間サンラインはよく利用する道路で、小諸の滝原地区がやっているたきばら駅という直売所は御代田の次によく利用する。開店時間は早朝から昼までで、午後には閉まってしまうのと品物の量がやや少なく品切れを起こすことがあるのだけがやや難であるが、値段だけなら一番安い直売所にランクできるんじゃないかな。少ないながら花苗なども時々、さらに秋には天然雑キノコなども置いていることがあって、運が良ければ巡り合えるかも。とにかくこの地区だけの地場農産物直売所として特化しているのがいい。

                      

                            

 長門牧場に出向く際に立寄るのが立科町の菜ないろ畑という農産物直売所、ここも安いです、野菜や果物以外では蕎麦粉なども、それと少ないが苗木なども売っている。向かいにはスーパーツルヤがあるが、野菜や地場産果物だったらこちらを利用する人が多いようだ、アタリマエだよね。

                      

 浅間サンラインに唯一の道の駅である雷電くるみの里にも農産物や加工品土産物などの直売所があって、大型施設はここだけだからか繁盛している。山野草類の販売テントなどもあるし、切花のコーナーも、雷電を紹介するコーナーの奥にある食堂の蕎麦は手打ちで美味しいらしいが僕は食べていない。こういうところだから農産物などは道沿いの直売所より高いかと思うとそれほど差はないようで、おそらく周りの値段付けも把握しているんでしょうな。漬物類などが豊富で、それらを含めてお土産を選ぶのにはいいかも。

                      

 松本に行く際に旧丸子市街地の一本川向うを走る道路沿いにあるのがあさつゆという農産物直売所、ここも安いから朝から近在の買物客で繁盛している。加工品や山野草なども置いていて品物の種類も多いのがいい。秋には地元産のマツタケがあることも。

                      

 日帰り温泉施設にも農産物直売所を併設しているところが多くて、まずは小諸のあぐりの湯は農業法人が運営しているから当然に農産物関連もということになっていて、売場は狭いから野菜などの農産物の種類は制限されるが値段は安い。時々安い山野草があったり、珍しい日本ハチミツや巣ごとのハチミツなども売っていたりする。温泉を利用しなくても買い物できるようになってはいるが、買うだけが目的で来るような人は見掛けないな。施設は北斜面に建ててあるから浅間山から東に続く山並みが一望できるのが自慢だ。

                      

                      

                   

                        かなり大きいスイカが600円                このモモは4個で300円

                      

 同じく日帰り温泉施設で東御市の高台にある湯楽里は温泉棟、農産物と地元産品の販売棟、地ビールレストラン棟の3棟からなる複合施設で、こういう施設の中では最も成功している一つだ。農産物と地元産品とは同じ建物内ながら、運営が違うのか会計が別というのが不便だ。ここの地元産品売場内のアイスは女房が結構美味しいという。地ビールのOH!LA!HOというのも人気があるらしい。場所は南斜面で八ヶ岳の蓼科山が真正面に見えて、眺めのいいロケーションにある。

                      

                      

                     

                               野菜の直売所コーナー        東御なのに信州のブランド波田産のスイカが

                      

  

 安曇野に行ったときに湧水を汲みながら立寄る旧豊科のプラザ安曇野にも農産物直売所があって、場所柄ワサビとその加工品が多く並べられていて、今回初めて見たのはワサビのジェレなるもの。野菜などの値段は周辺の専門の農産物直売所よりはやや高めかな。ここは園芸苗以外の山野草などをかなり置いているのも、車で立寄る観光客を意識しているのだろう。

                      

                      

                      

 上田の西は青木村にある道の駅あおきにも農産物直売所があって、立地場所がやや悪いからかここも値段は安い、この道の先が青木峠で通り抜ける車が少なく、田沢沓掛温泉の観光客だけでは絶対量が足りないということでしょう。以前は植物類の苗も多く置いていたのがやはり売れないのか今は少なくなっているのが残念、しかし素朴な木工品などを置いているのはここぐらいか。奥に蕎麦打ち体験できるスペースなどもあって観光を意識しているようなのだが、実際にやっているところを見たことが無い。

                      

 個人がやっていると思われるところでは塩名田の赤坂直売所などは結構地元客が利用しているようで、前の駐車場にはいつもかなりの車が駐車していて長野ナンバーも多い。値段も他の直売所と大差は無いし、品数が多いのと苗類などもあって、軽井沢山野草園が時期ごとの山野草鉢を置いているのも差別化しているというべきか、あの美味しいみまき豆腐も置いているのがいい。一瓶で一万円というような薬草ハチミツを置いていることもあった。

                      

 以上のほかには温泉施設併設では室賀温泉ささらの湯にも独立した直売所があるが、浅科温泉穂の香乃湯、布引温泉、びんぐしの里湯さん館などは館内に少しだけ、また御代田のカタヤマや浅科のちゃたまやなどにも農産物を少しと、これらはついでに買っておこうかというものがあったらどうぞということだ。

 信州地場産の農産物ではエダマメだけは横浜のJAの7月のもののほうが旨かったと思う、こちらのものはゆで時間が長くなってということは実がはいり過ぎということか、値段も信州8月ものの倍はしていたのには納得しましょう。

                         


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