ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

鬼怒川と那須の温泉に二泊の旅 2017.9.21(木)~23(土) 3/3

2017-10-30 09:44:35 | 旅日記

 最終日の三日目は早めにチェックアウトして、昨日下見して朝からやっているという道の駅の那須友愛の森にある農産物直売所に、というのもそこで買物ついでにすいとんが食べられるからと、そのあと鹿の湯などに立ち寄り湯ということも考えたが、本日の天気予報では回復に向かうらしいが午後までは曇りというので、雲が多いとなると下界を一望という景色は見られないだろうからと山を下りてしまうことに。 

            宿の客室バルコニーからの早朝の眺め、下界は霞んでいます

               道の駅 友愛の森  

                農産物直売所、こんな場所なのに朝早くから大勢の客が来ていたのにはビックリ 

              すいとんの方はすぐ食べられました、野菜いっぱいでこういうの好きです、コロッケはそれほどでも

              この道の駅には工芸館というのがあって民芸工芸品などいろいろ直売していました、ちょっといいものも

 山を下り切ったらすぐに東北道の那須ICとなるんですね、意外と高速道路からのアクセスがいいので観光地として人気となっているわけですね。この日の目的地の益子には高速は宇都宮手前の矢板ICで降りたほうがショートカットかなと、それが一般道をかなり走ることなってどちらがよかったか、11時過ぎに共販センター裏の無料駐車場に。こちらではメインの城内坂通リなどの益子焼の店を巡るつもり、もう買うものはないのだが、趣味で陶芸をやっているといいアイデアを仕込むことができるからね。

              共販センターからすぐの陶芸メッセ・益子、正面は旧濱田庄司邸で右手は登り窯、いずれもここに移築したもの、こちらを見物してから益子焼の店が並ぶ城内坂通りに向かう

 城内坂通リではいくつかの陶器店を、いいモノを置いている店はおおかた見当を付けてあって全部をなんていうことはしませんが、なかにはこれまで知らなかったなという店もたまにはあって。

              城内坂通り

               城内坂通リの一番下側にある大谷石造りの店の陶庫には必ず

                                           有名な皆川マスの娘さんの絵付けの店はもうやめたそうで

                      今回はじめてで目についたのはこのもえぎ城内坂店

 益子では焼物だけでなく陶庫の隣にある藍染の日下田藍染工房も見逃せません、この日は町巡りのボランテュアに連れられた一群がやってきていて、工房内で9代目の主人のいろいろな講釈を聞いておりましたので我々も聞き耳を。

               茅葺の藍染工房

                正面に我家もここで買った暖簾があって、先代の博さんのデザインだそうでそれはそれはと喜んでくれました、今はこれは売っていないようです

                藍染用の甕がズラリと

               裏庭から、ザクロと柿の実があっていい風景

                 蓼藍を栽培して見せています

 遅昼は壺々炉という陶器店に併設のカフェレストランで簡単にと、陶器店なので店で販売しているいろいろな器が使われているところが取り柄ですかね。

               壺々炉

                   ペペロンチーニ、僕はニンニクでピリ辛が好きなので 

                    サンドイッチ

                   サンドイッチにはコーヒーとデザート付き

                  益子のマンホール

 藍染を見ちゃったのでその布としてはこの辺りでは真岡木綿が有名だったなと、隣町だからまだ時間もあるしで急遽立ち寄ってみようかなとなった。その途中では以前に益子に来た時によく買っていた燦爛の蔵元を見つけて、久しぶりだとここにも寄り道。

               燦爛の外池酒造の門構え

                      外池酒造の試飲販売所

 真岡には初めてとなります、ナビで真岡木綿会館を目的地にして市街地に入って、それらしい施設の駐車場かと停めたのは久保記念観光文化交流館という町の観光施設でした、木綿会館はその反対側すぐにあって、そのままこちらに停めたままで両方を見物することに。

              真岡・久保記念観光文化交流館

                    久保記念館は元銀行だったとかで内部を見物できます

              真岡木綿会館では女性が一通り作業工程の説明をしてくれたが、木綿生地は注文生産で販売はしていない、小物グッズ類は観光文化交流館の売店で買えます

 木綿会館を短時間で見物し終わったら、裏に古い建物が見学できますがどうしますか説明の人もいますからと、どういうものかは分からないままそのまま廊下の奥に。岡部記念館・金鈴荘という明治期の建物で、それが和風の立派な建物で広いのと、案内説明の御老人が話好きらしくて、最後は有島武郎の小説「或る女」の女主人公のモデルとなった人が晩年にここに住んだことがあることから、それ関連の話が延々とあって時間をとられてしまった。今回の旅では最初に栃木に立ち寄ったが、あちらは大正の商人たちの豪邸で、こちらは明治の豪商の館だそうだ、真岡にこんな贅を尽くした建物があったとは、昔は大変に栄えたところだったんですね。

                パンフレットより

                                      二階の廊下から庭園を見る、廊下の軒桁は1本物の丸太

               二階の通し広間の奥には舞台があって、室内の造作は紫檀、黒檀、鉄刀木ですべてを

                    こんなお寺さんも近くに

                  真岡のマンホール

 ここまででいい時間となって今回は宇都宮の餃子は食べずに家に帰ってくることに、大した買物などしなかったし、宿も安くあげたしでケチケチの旅でしたが、温泉だけはシッカリ浸かってきましたよ、これまでのハーヴェストクラブでの露天風呂では今回の二ヶ所は木々に囲まれていてずっとよかったですよ。

                箸置き二つと安売りしていたガラス盃以外は子供だましみたいなものを

                       この苔玉は280円です、切り花を買うよりもお得

                        佐野の第一酒造の開華と外池酒造の燦爛ひやおろし


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