ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

ワイン直輸入販売のヴィノスヤマザキ95周年、蔵の祭典に行ってきた

2009-03-12 12:44:38 | グルメ・酒・ワイン

 本店は静岡にあるワイン直輸入ショップのヴィノスヤマザキ、ここ数年で都内各所にも出店拡大している元気な会社、その95周年アニバーサリー2009年蔵の祭典という試飲パーティーに竹芝のインターコンチネンタル東京ベイまで行ってきた。

 この会社がワイン直輸入を始めたのは15年前とは、今回のパーティーで親の酒屋を受け継いでここまでにした専務の女性の話で知った。10年近く前に静岡にあったささやかな本店(まだここ1店舗だった)に、静岡に実家のある会社の友人から薦められて寸又峡に旅行した際に初めて立寄り、安旨ワイン何本かを買って帰ったのが最初。東京出店を機に目黒雅叙園での試飲パーティーにも出かけ、このときには山本益博が来ていて、カルフォルニアのターンブルに甚く感心していたものだった。

 有料パーティーで昼の部会員価格で夫婦二人での申込、大きな会場は人で一杯に人気の程が知られますねぇ。この日のプレゼンテーション参加蔵元はフランス7社、イタリア4社?、カルフォルニア3社、オーストラリアとスペインが2社、ニュージーランドとチリにドイツが1社ずつ、それに日本酒も9社のうち東京は礒自慢を始めとする5社が来ていていくつかの自作の銘柄を並べてのサービス。100種以上のワインと日本酒が自由試飲で、おつまみ程度という食べ物は旬香亭、メゾンカイザー、グロースヴァルトなどのほかチーズや輸入食品などが用意されている。

    

 僕は酒豪を自認するから最初だけは白も飲んだが、以降は赤だけを値の張るものからと定価2000円程度から上のものはほとんど総なめに。女房は日本酒好きだからそちらをかなりやっていた。この日のワインはやはりお値段通りの味わいという感じではあったが、オーストラリアのゴーミヤンプール・オールドヴァイン・グルナッシュは従業員もイチオシというように安旨では一番、それにチリのテラマターのアルタムはどれもコストパフォマンスが高いものだった。高めのものではスペインのバルバス・レゼルバ、CH.ムーラン・オー・ラロック2005、パライソのディアリッチ・ピノノワールが、白ではニュージーランドのテアワ・ソーヴィニヨン・ブランがしっかりとした味わいで気に入ったが、あまりに飲み過ぎてあまり覚えていないものもある。最後に別途試飲としてガンバルのブラン・ド・ノワールとパライソ フェイト ピノノワールが出されたがさすがに秀逸、でもいずれも美味しくてよかったね。こういう機会でないと、こんなに多くの種類のワインの味比べはできないからね。

 この日に注文すれば10%引ということだったが、何万円と買うわけでもないしかなり酔っぱらっていたからこの日は面倒ということに、また店に出向きましょう。帰りに全員にお土産とナパの赤ワインが1本とは剛毅じゃありませんか。

     

 また来年もやってくださいよ。


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