我家の庭にある早咲桜の開花は3日前、昨日は天気が回復し暖かくなって4部咲きにまでなっていた。今日はやや寒くなったがこれまでのようには冬に逆戻りしそうもない。例年春分の日あたりに満開になるのに、今年はやや早まりそうだ
ここのところグズついた日が続き、暖かくなってもすぐまた寒くという気候だったけれどようやく春めいてきた感じ、毎年奈良の東大寺のお水取りが終ると春ということを実感していたが、今年はやや季節が先に進んでいるかな。
気象庁発表の全国桜開花予想でも暖冬の影響で全般的に例年より早まりそうと言う通り、我家の桜もやや早め。この桜は花色はやや薄くて華やかさではソメイヨシノに劣るものの、植えてから20年あまりでかなり大きくなってそれなりに見栄えするようになった。花以上にビックリするのが5月の節句あたりにやや小振りながらサクランボが真っ赤に実って、それが奇麗なんです。種がちなので味はそれなりだし、やや大きく成り過ぎて実を採るのは困難になり、毎年落ちるにまかせっきりにしちゃっていますが。
この桜の奥の小さな庭は建物の裏で日当たりが悪いやや北側、木々の緑を眺める庭は北に配置するべしということを佐賀本丸御殿のボランティアも話していたが、それは日に向いた葉が見渡せる広い庭の話、我が狭い奥庭は周囲より季節が遅れて新芽や花が付く。その庭にもやっと春のはしりの花が咲き始めた。昨年に鉢から地植えした一株の雪割草が奇麗な花を咲かせたのが素直に嬉しい。もう一つ植えた福寿草は芽吹いたもののまだ株が小さく花は付かないらしい、こちらは来年に期待しよう。
クリスマスローズの花は今が盛り、グロテスクは花をぶら下げる八角蓮は周りのホトトギスに先駆けて芽を出し葉を広げてきた。いずれも遅めだろうけれど、これらが咲いてくれば我家では春を実感できるのです。
こういう山野草は花が咲かないと何処にあるのか分からないものも多い、今月下旬になればもっと多くの草花が咲いてきて、小さな庭に二輪草やエビネ、イカリソウなど次々と息を吹き返すのが今から楽しみですねぇ。