ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

福島の秘湯4名湯めぐりの団体ツアー 2020.2.17(月)~18(火) 1/3 高湯温泉と野地温泉

2020-03-03 09:12:52 | 旅日記

 福島の4秘湯を巡る一泊二日の団体ツアーに参加してきました、新型コロナウイルスが騒がしくなり始めたのがこの前の越中加賀越前の焼物ツアーの時から、今回は更に感染が広がっていて集合の東京駅までの満員電車が心配になってきていたが、この問題発生以前に申し込んでいたので、でもここからはしばらく大人しくしているつもりです。冒頭写真は今回のツアーの添乗員のメモ書きの予定表です。

 東京駅集合は8時50分となっていて、通勤時間帯なので満員電車に久しぶりに乗ることに、ぎゅうぎゅう詰めの車内で荷物を持ってというのはもう齢なんで避けたいですな、これではツアーに行く前から疲れてしまう。それがこのツアーは人気があるらしく今回はバスが満席の参加者とか、数日前にはバス2台だったと、さらにおひとり様というのが半数以上とは温泉フリークが集まっているようですが、男女比率もちょうど半々でこれは実に好都合ですとは添乗員の弁。

                   東京駅なすの255号

 バスは新白河駅で出迎え、この日は暖かくてここからみちのくというのにこの時期とは思えないような暖かさ、しかし翌日からは冬に戻るという予報が、実はこのツアーに参加したのはこれまで入ったことがない野地温泉と甲子温泉があったのと、雪の大内宿が見られるかもということで、それが今年は暖冬で何処も雪がないという、添乗員もこの日の大内宿の様子を電話で聞いたら雪は全くないという返事だったと、今夜から冬型に替わるという天気予報でもしや雪が少しは積ってくれるかもと、かすかな望みを持ちつつのバス旅の始まりとなりました。

                  新白河駅

 バスはすぐにスマートICで東北道に乗って途中は安達太良SAでトイレタイムを撮っただけで、福島西ICで降りて最初の温泉の高湯温泉に、高湯温泉にはもう20年以上も前ではあったが一泊したことがある、その当時には無かった思う公共温泉のあったか湯というのが目的地となっていた。

                  安達太良SA

                 智恵子抄の安達太良山とほんとの空を眺める展望台がある

                一般道を行けば吾妻小富士が各所から

                これも吾妻小富士

 山道を登ってきた高湯温泉は温泉だけで開かれたという場所みたい、旅館数軒に公共温泉が一つでそのあったまり湯は半露天の浴槽が一つだけ、ここには30年ぐらい前に一回だけ泊った宿があったが、この日帰り温泉は当時は無かったんじゃないかなと、さすがにここは高地なので風は冷たいからあわてて飛び込む、風呂自体はそれほど大きくはないので22人いたオッサン達でも浴槽周囲は満杯状態、これがバス2台だったらどうなっていたんだろうね、泉質はPH2.7の酸性ー含硫黄-カルシウム・アルミニューム-硫酸塩温泉・硫化水素型の青白いにごり湯、湯上りの身体には温泉成分がこびりついたようなトロリ感がある、1時間ほどの滞在であったが改めていい湯でしたと、温泉の人に聞いたら例年だったら雪は1m以上は積っているとか、今年は本当に異常ですと。

                 高湯温泉あったまり湯

                 あったまり湯からの眺め

                   パンフレット表側

                   パンフレット裏側

           

                       温泉分析書で見るとメタ珪酸も格別に多い温泉です

 次は会津方面に向かって道の駅つちゆを過ぎてからまた山道に入ったところにある野地温泉に、このあたりまで来たら雪は残っていますが、初めての野地温泉は秘湯と聞いていたもののかなり大きな宿です、これは意外でした。ここには6つの浴槽があって時間帯で3つずつ男女別となっているようです、源泉が見えて蒸気を噴き出していて如何にも東北の秘湯の感があります、乳白色の湯は弱酸性の単純硫黄泉でやや熱め、一番古いらしい千寿の湯は男性時間となっていて、木製の湯舟は三つに分かれていて注ぎ口から熱い、やや熱い、適温と好みでと、その真ん中のやや熱めでは底からも湧き出しているようでしたよ、ここは個人で泊りに来てもいいですね。

                 野地温泉

                パンフレット表側

                パンフレット裏側

                   源泉が見える

           

                                 温泉分析書

 そして宿がある裏磐梯に向かえば会津地方にはまだ根雪が残っています、今晩遅くからは雪の予報、何とか大内宿も雪景色になるといいのだがと、昼の暖かさから風が出てきて気温も下がってきた、宿に着くころには雪が降り出した、これならなるべく降ってもらってと明日を期待しましょう。

                 これらは根雪でしょう


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