我が女房は小学生時代に家族でニューヨーク暮しだったものだから、向うから持帰ってきたものが少しだけ残っているのだが、これはその母方のさらに前の代から使っていたという絵皿プレート、ということは100年以上なのでアンティークということになる。
女房から数代の母方にあたる曾祖母が暮したのは長崎だそうで、その人が大切に使っていたものだからと祖母の書置きがある焼物、貰った義母ももう90歳で我が女房に伝わるものだから、少なく見積もっても100年はあるかと思われます。
この皿の裏側にあるW.ADAMS&SONSの窯マークにはハテ?、聞いたことがない、ネットで調べてみるとどうやらイングランドの17世紀に始まる最も古い磁器メーカーで、最終的にはウェッジウッドに吸収されて名前が残っていないことが判明、この窯マークは19世紀から使われたそうだ。
この皿の絵は東洋から学んだ柔らかい染付だけの風景図で、非常に線が細かく繊細なところが日本向き、大切にしてきたからか無傷で状態はいいが、さて価値のほうについては一向に分からない。
ということで奥まったところに大切に保管しているのだが。
2009年5月の記事を補筆しての入替え再掲です、僕は洋物にはあまり興味が無くてこれ以上は調べることも無くて