ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

修理に出していた桐箪笥を引取りにいって日本蜜蜂の巣まで見物

2009-08-19 09:41:33 | 信州日記

 お盆前に修理に出していた古い桐箪笥を昨日引取りにいったら、そこの主人は日本蜜蜂の養蜂もしているんだそうだ。見物させてもらおうと登った上のほうには浅間サンラインを通るだけでは分からない広がりがあって、畑だけでなく田圃もある、さらに南方の眺め(冒頭写真)も素晴しいのだ。

 箪笥を車に積み込んでから主人と少し話し込み、昼過ぎに来たので農産物直売所は閉まっていて野菜が買えないと話したら、うちの畑にトマトとナスならあるから持っていけとなり、少し離れたもっと上のほうにある畑まで車で登り無農薬ミニトマトなど沢山もらってしまった。さらに日本蜜蜂も飼っているというのでその現場にも廻って見物、西洋蜜蜂の密はアカシアだとか菜の花だとか一種類なのだが日本蜜蜂はその時期のあらゆる花の蜜を集めるから効能はずっと大きいと高価なのだそうだ。その巣も通常見るような箱ではなくて丸太を刳り抜いたもの、その脇腹に小さな穴が明けられ、より小さい蜂がしきりに出入りしている。密の採集は9月に年一回だけとかで、10月にまた訪ねるからと一瓶購入を約束してしまった。

    

 この主人はほかにおもジバチという例のコヨリを付けた蜂を追って巣を探し蜂の子をとるという蜂も飼っているのだそうだ。

 さらにここからの眺望、サンラインから数十m登っただけなのにその眺めが素晴しい、天気がよければ八ヶ岳はもちろんのこと、富士山まで見えるそうだ。街道筋を通るだけでは分からないのだが、ちょっと入るだけでも以外と奥が深いのですねぇ。

 帰りには小諸のあぐりの湯に3年ぶりに立寄ってみた。ここの温泉は下の国民保養センターから汲み上げている循環式なので、混み合うとチョットねということでご無沙汰だったのだが、空いていたこの日は肌にツルリとくる感触はまずまず。泉質はナトリウム塩化物泉でPH7.9、泉温は32.6℃と佐久地方はほとんどと同じ塩化物泉。この温泉からの浅間山を望む景色は雄大で、信州の公衆温泉の中でも特筆もの、施設も整っているか空いている日を狙ってまたきましょうと。

    

 帰ってから食べたトマトとナス、それにあぐりの湯で買ったトウモロコシは格段の味であった。特にトマトの味の濃さとトウモロコシの粒々の皮の薄さはこの夏食べた一番のもの、結構でした。それとあぐりの湯の土産物販売所では小諸産の日本蜜蜂の蜂蜜を売っていたぞ。またここの食堂のメニューを見た女房が、地元産の食材を使った安くて美味しそうなものがあると言うとった。


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