このところ暖かくはなって来たものの、冬場はどうしても家に籠ることが多くなって運動不足に、その解消の一助にとこのところ隣駅の元住吉まで往復を歩いて、日吉よりも安い商店街で買物してくることを週に一、二回するようにしている。寒かったり幾分暖かくなったりと、冬と春のせめぎ合いが続いていたが、やっと本格的な春の兆しがでてきて、桜の季節になればまた違う楽しみで外出するようになるから、こちらに出向くことは少なくなるだろうけども。冒頭写真は途中の矢上川の橋の上からで、鯉は浅い流れなのにいつもここに、そして冬場は鴨が、餌は川藻なんでしょうかね。
都市化してコンクリートで固められた川なんだけど、鯉はいつも、水鳥は季節によって種類は変るがよくやってきて、何か餌があるんでしょうね、さすがにカワセミは見ないけれど時には知らない鳥も、僕は鳥には詳しくないんで小冊子ながら日本の野鳥という図鑑を買って調べるようにはしているんですよ。
これはセグロセキレイかハクセキレイでしょうか
元住吉ではブレーメン通りという商店街があって、ここは実に庶民的な下町風情の商店街で、東横線のこの辺り数駅の中では一番安いんじゃないかと思います。ブレーメン通りとしたいきさつは分からないが、それに因んだ動物たちの像などもいくつかあって、こちらはここの商店街事務局になっている場所の前にあるもの。
元住吉では我々がよく買っている店や、いつもよく繁盛しているなぁと見掛ける店などを以下に。
まずはブレーメン通りに行くまでの途中の路地にポツンとあるブーランジェリー・セキグチという小さな店、数年前にできて夫婦二人でやっているから作るパンの種類も数量も限られるようで、曜日によって焼いているものが違っているので、自分の好きなパンがある曜日に買いに行くことにしている。
ブーランジェリー・セキグチ
こちらは買ったことは無いが通りがかりに見ればいつも行列が出来ているドーナツ屋、動物の顔に似たところが人気らしいが、ややお値段が高いからそれでもというのは美味しいんでしょうな。
イクミママのどうぶつドーナツ
横浜戦の大口駅が本店でこちらは支店となる練物専門の能登屋、ここのは使っている材楼の魚がいいんでしょうか美味しいです、最近はデパートなどの期間限定販売などにも出店していて有名になりつつある、値段はやはりスーパーなどの練物よりも高いのは材料費からくるんでしょうね。
能登屋
三崎にある魚問屋直営の元住吉支店として出来てからはもうかなり経つ、初めは知られていないのとブレーメン通りの最奥の方ということで目立たなかったが、今やこの辺りのスーパーの魚売場よりもこちらという客が多いんじゃないかと思う。特に三崎周辺の地場ものの魚があればねらい目。
鈴木水産
コーヒー豆など輸入食料品のチェーン店KALDIの元住吉店が最近できた、ショッピングモールなどに次々に出店している元気印の小売店だからお馴染みの店となって、開店当初から賑わっている。
KAIDI
ブレーメン通リのちょっと先にある酒屋の石澤酒店は全国の地酒を置く店で、さらに感心なのはレアな地酒もプレミアム値段ではなくて元値段で販売していること、運が良ければ青森の人気地酒の田酒なども入荷していることも、吟醸酒は保冷庫で並べてというのも拘りの店だからで、あまり有名になるというのも困ることになるかな。
石澤酒店
以上が食料品などの販売店で、以下は食事処などを。
最近近くの場所から移転した富士見庵という蕎麦屋、以前もよく客が入っていたが移転後は店の前で席待ちの客が並ぶこともしばしば、僕は食べたことは無いが石挽の旗があるから蕎麦が美味しいのかな。
富士見庵
最近はラーメン屋には入らなくなって久しいからこちらも食べたことは無いが、通りがかりに見ると客に入りがいいのが分かるあびすけという店、この店は日吉にもあるし、港北ニュータウン方面にもあって、つけ麺と油そばが売りのようだ。
あびすけ
こちらも店の外で席待ちの客が並ぶことがあるピッツェリアのファッブリカという店、こちらには女房が友人たちと一回だけ食べたことがあって美味しかったとか、中目黒の現聖林館がサヴォイといった時代に修業していたと聞いた。
ファッブリカ
冒頭写真の一週間後の矢上川の橋の上からまた鴨や鯉を写したもの、この日は一匹の鯉を数匹が追いかけ次々に横向きになって体をくねらして水しぶきをあげていて、この様子はテレビなどでみた鮭の産卵そっくりの光景、水温が20℃ぐらいになると産卵時期というが、このところの暖かさと都市化した気候の浅い川で早くもというのでしょうかね。
我家の早咲きの桜も一気に開花してきてもう七分咲きとなった、咲き始めから数えて四日目だから満開まで駆け足で走り抜けそう。