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農産物直売所を愛する我々夫婦としては、信州から横浜に戻ると週に一回は買いに行くのがJA横浜北で、この土曜日にも買出しに行ったら、来月の臨時休暇のお知らせチラシがあって、何でかと見たら毎年秋に開催の農業まつりがあるからと、その準備片付けでメルカート(冒頭写真)は通常営業はしないということであった。まつり開催日は昨年同様に11月の第3土日ということで、それならほかの予定を入れないで是非来ようかなと、ちょうど玄関先の花の植え替えもしないといけない時期だから花苗なども買えるからね。
農業まつりは来月の楽しみとして、この日にここで見かけた食材で、珍しいものや直売所だからこその嬉しいものなどをいくつか以下に。
まずは10月になってから出てきたのがだだちゃ豆、7月には茶豆風味というのが美味しかったからとこちらも買って食べてみたが、茹であがった香りは確かに山形産だだちゃ豆と同じ感じ、味もそこそこに本家のような濃さもややあって美味しいが、口の中ではあの独特のコクある風味の広がりの余韻は萎んでしまっているかな。でもこの時期に枝豆が食べられるというのが嬉しい、普通は虫が入っていているのが多くなるし、実がいり過ぎて風味がダメになるのに、地元山形でも収穫時期が遅いこの品種はまだ大丈夫ということですかね。
横浜でだだちゃ豆が
砂地が良いとされる落花生もこの辺りはローム質だろうけど栽培されているらしく、生の豆が並んでいた。ツウに言わせると生落花生を塩茹でで食べるのが最高ということだが、僕は一回だけ食べてみたが煎り豆の方が好みでこれは買わなかった。
生の落花生
変な瓜みたいなものがあったので何なのかと説明を見たら、そうめんカボチャとバターナッツというこれもカボチャだって、それぞれに食べ方が書いてあったが不思議な直材であることは了解。左のは信州でそうめんウリという青い色のものは見たことがあるが、こちらは黄色だけど恐らく同じ種類でしょう、中身が糸状にほぐれるということだ。右のは何とも変な形状だが、スープの具材というより溶かし込むということでバターなんて名前が付いているらしい。あまりに珍しいからほとんどの人は食べたことが無いでしょう、それでも売れるのかな。
これがカボチャ?
ルバーブかと思ってみたらズイキとあった、確かにルバーブより細めで色も赤味より茶色系で違いますね。里芋の仲間であるが、芋は食べずにこの茎を食用にするとあったが、僕は食べたことは無いが繊維ばかりみたいで健康食になるのかな。
ズイキ
群馬名産のコンヒャク芋なんてものもこの直売所では初めて見た、出荷されるまでには3年は掛かるというようなものをコンニャク生産ではマイナーと思われる横浜でよくぞ育てて売りに出したものだと、これはビックリものだ。その右隣には生の金ゴマもあって、今やゴマは国内産は貴重品じゃないですかね、女房は自前で煎って食べたいからと生ゴマを見つけると買う。
コンニャク玉とゴマ
以上のようなこういう農産物は都市農業生産のお遊びで作っているのだろうか、それともこんな多様なニーズが横浜にはあるということか、消費者としてはいつもの野菜を買うだけじゃなく、面白い農作物が見られるだけでも楽しいじゃないですか。
ここ横浜北のメルカートでは昨年ぐらいから扱いだしたのが肉類で、月に二回ぐらいの土日に牛と豚の美味しい肉を販売する。この日は10時前に行ったらハマッ子和牛(横濱ビーフ)はもう少なくなっていて、はまぽーくの方はまだかなり残っているのにはいつもとは売行きが逆だったみたい。とにかく地場食材が豊富になってくれるというのは大歓迎するべきこと、できれば鶏肉好きのために地鶏も販売するようにしてくれませんかね。
ハマッ子和牛
はまぽーく
余分な話ながら、この金曜日の午前中にに打った蕎麦が三日後の昼飯まで残ってしまって食べてみたらこれがまだ十分に旨い、新そばだからだと思うがまだ滑らかなのど越しで且つコシもある。やはり新そばは打ちやすいし食べても美味しい、挽きたて、打ちたて、茹でたてに更に、保存技術が良くなったといっても収穫したても加えるべきだな。
もう一つ余分なことながら、この土日には川越まつりがあって、この祭りが日にちが決まっていたのを土日の曜日に変更にした直後から数年は毎年見物に行ったものだが最近はご無沙汰、その当時から今までは景気の影響を受けてか資金に余裕がある町の十数台の山車が出ていただけだったのが、今回は市制90周年を記念して全部で29基の山車が参加という、事前に知っていたら出向いたのに残念だったなぁ。日曜日も夜が一番盛り上がるんですよ。