
今回アップするワインはコストコで購入の安ワインと、家に保存してあったちょっとばかり上級ランクのワインとで、玉石混交となっていますからその差は歴然としていて、比較するべくもないといったところ、確かに高級ワインは味のレベルが全く違いますね、僕のコメント以上だと思ってくださいな。
●CABANON Infernot 2000
僕の現役時代に買って寝かしてあったもので、当時でもかなりの割引価格とかで5or6000円ぐらいだったか、僕の誕生日祝いということで開けてみたが、女房もこれは香りも味も抜群とか、二人で一晩で開けてしまったが、このあと日本酒もということにはならなかったように満足して打ち止め、同じところのピッコロ・プリンチペよりも初めは強めの味わいだったが、飲み進めていくうちに柔らかくなってきていた、やはりこのクラスになると安ワインとは格が違いますな。冒頭写真はこのワインのコルクです、色からも濃縮度が分かります、当然に最後にはかなりの澱もありました。
●テパーバーグ・ヴィジョン・カベルネソーヴィニヨン・プティシラー 2016
コストコで848円、イスラエル産のワインでやや甘味を感じるので、ニューワールド系の濃くて厚みのある味わいと似ていて悪くはないですね、二日目にはやや練れた感じになってきている、三日目には落ち着いた感じにもっと柔らかくなったような、この値段なら文句はありません。以前に品種が違うワインではそれほどでもなかった記憶が、このカベルネネのほうが美味しいです。
●バロン・マキシム メルロ 2018
コストコで648円、これもフランス産の安ワインに共通して香りよし味は硬いなと僕が感じる赤ワインです、でもこの時に飲み比べたシャトー・ムーラン・デ・プライエールよりは果実味が感じられるのはラングドック・ルーション産だからか、コストコではその分だけ値段差を付けているのかなと。このワインは以前にも飲んで普通の安ワインだったと記憶するが、この2018年はその時よりもいい味わいになっているようですね、フランス産はヴィンテージで印象が変わることがよくありますね。
●シャトー・ムーラン・デプライエール 2015
コストコで618円、香り少な目でやや酸味が強い硬い味わいのワイン、安いボルドーワインはどれもこんな味ですね、二日目はやや丸くなって飲みやすくはなったので、このお値段ならまぁまぁとするべきか。
それが数日後にもう1本を飲んだら、この前と違って喉越しに僕のキライな麦藁っぽい風味がかなり強くあり、果実味が分からないぐらいでブショネかなぁと、二日目も全く変わらずで飲むのをあきらめてしまった。
それでさらにもう1本あったので飲んでみたら、こちらはまともでした、固めで膨らみがない味わいはやはりボルドーの安ワインだなと、別のワインと比べながら飲んだので二日目三日目と、その三日目になってあの前のワインのイヤミな風味が出てきていた、コルクなのか酸化が進んだのが原因か、さてこの理由が分からなくなった。
●モンテス・アルファ M 2009
貰い物なので調べたらモンテス・アルファの高級品で1万円クラスのワインでした、確かに香り味わいの厚みが安ワインとは全く違う、ただこの前飲んだインフェルノより硬いかなと感じたのは熟成期間の差かな、でも二日目はやや柔らかくなって良くなった、三日目まで引っ張って見たら変わらずでヘタレは全くなし、これに華やかな優雅さ加わったら特級品ですね。このコルクもインフェルノと同様の濃い色が付いていますね。