五反田のTOC(冒頭写真は徳の市の看板を立てた正面玄関側)徳の市は、夏と冬の世間一般と同じく2回のバーゲン期間の開催だったのが、数年前から年度毎の期末の3月にもやるようになって、今年もこの金土日3日間の徳の市の初日に女房が出陣するというので、僕は遅れて行って荷物持ちをしてやり昼を何処かで食べてこようということに。
3月のTOC徳の市も来場者が多いらしくて恒例行事となったようでこれはご同慶の至りであるが、この周辺でランチで利用した中華の緑陽春や鮨割烹の魚英が閉店してしまい、この前はJR五反田駅まで歩いて立喰うどんのおにやんまなどを利用させてもらったが、女房がもう少しマトモな店を開拓できないかとブーイングするものだから。それではとネットでいろいろ調べて中華、イタリアン、鮨、カレー、とんかつなどで数店をピックアップ、その中から買込んだ荷物を持った帰りの駅の不動前近くにあるからというのと女房がイタリアン好きということで、ピッツェリア ヴェント エ マーレというネットでもコストパフォマンスで評価が高い店を選んでみた。
店はビルの一階に
その店は不動前駅からはダラダラ坂をフーフーと上って行ったその先の住宅街まで歩いて、本当にその店がこんな場所にあるのかと不安になるようなちょっと離れた場所にあって、この日は雨降りだったから近間を選択したのに余計に損した気分になってしまうほど。でも雨降りが幸いしたのか訪問したのがもう1時を過ぎていたからか店内はガラガラ状態、そのあとも一組が入ってきただけであったが、電話で夜の予約が数件掛かっていたようだから、思いのほか席数が少ないこの店はこんな場所でも普通は混み合うんだろうと推察する。
ランチメニューにはピザランチが8種類と日替り煮込みランチが一つだけとなっていて、どれにもサラダと飲物がセットになって980円から1300円ほどと都内としては安いのが嬉しいという設定となっている。初めてだからピザの定番マルゲリータと日替り煮込みランチをとって二人でシェアすることに。最初にサラダが出てきて食べ終わるとこの日は肉団子の煮込みが焼フォカッチャと一緒にテーブルに、これを二人で食べ終わるのを見計らったようにピザがというように、取分けて食べると希望すると時間調整をしてくれるみたい、まぁテーブルが小さいということもあるんだろうけど気遣いだとしたら嬉しいじゃないですか。それにボリュームもランチとしては我々には多めかなというぐらいで十分なものであった。
サラダだけは酸味の強いドレッシング
肉団子煮込みと焼フォカッチャ
マルゲリータ
コーヒー
肝心の味のほうは今回食べた料理だけからは、スパイスが利いたというより優しいというような感じでトマトソースなどまろやかで、これはそれなりに美味しい。ピザもナポリスタイルではあるが、佐久のジンガラよりやや柔らかな生地の感じ、それも焦げ目がかなり目立つからより高温で短時間で焼いているからなのかな。僕は煮込みランチに付いた焼フォカッチャのやや硬めの食感の方が好みではあったが、やはりナポリスタイルは生地がよくないとね。我が女房殿はこれからもここに決めていいということだ、でも僕のほうは今回候補にピックアップしたところにも浮気してみたいな。