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今年の秋も紅葉の頃を狙って会津から山形方面への三泊四日の旅を計画、ただし今回は最初と三泊目は初めての宿を予約したので走り回るコースがこれまでとやや変わってきます。その第一日目は何故かこれまで泊まったことが無かった会津では一番メジャーな会津若松の奥座敷という東山温泉に、どういうわけかこれまでは会津では鄙びた奥会津方面ばかりに泊まっていて、今回初めて東山の老舗旅館に一ヶ月以上前に予約を入れたら平日なのにもう満室で、その宿じゃなくなってしまったが、保科(会津松平)のお殿様も入ったという温泉はどんなものかと、そして二日目は山形は肘折の定宿に、そして三日目はグルリと山形県を回って新潟東部は阿賀野川沿いの宿に、最終はまた会津経由と長躯走ることとなりましたが。
初日に会津まで行くとなれば一気に喜多方まで走って朝ラーというのが毎度のこと、したがって早朝の4時半には我家を出発、高速は会津まで使わなくても白河ICからは短縮コースとなる一般道を使っても時間的には大差はないからと、白河からは繋がった国道289よりも県道294のほうが喜多方までは距離が短いのと、信号もほとんどなくて紅葉もこちらの方が多いだろうと、9時過ぎには喜多方の定番としているまこと食堂に到着、全高速とは30分も違わないでしょう。
那須高原SAで一休み、こちらの建物が新しくなってからは初めて
那須御用邸御用達という饅頭が、女房は興味津々
県道294沿いに唯一の道の駅季の里天栄は9時からだそうで、まだオープンしていなかったが山野草が売られていたが
喜多方の人気ラーメン店は昼だと行列が長くてウンザリ、朝ラーの方がすぐ入店できるからといつも朝に、この日は土曜日だったので9時ちょっとでも結構混んでいて座敷席になんとか、中華店の麺は食べるけどラーメン屋では普段は食べないのにここだけは別格、さすがに大盛りはやめとくが、いつもスープを飲み過ぎと女房に怒られるんです。
まこと食堂
今回はこのあと喜多方と会津若松のいつもは急ぎ足で巡るところをゆっくり回ってもまだ余裕がありそうで、時間が余ったら久しぶりのところなどにも立寄って見ようかなというつもりで、まずは喜多方の街の数か所から、1年振りであったが新しい建物だけじゃなく大きな道路もできていて少々迷ってしまったのと、蓮沼製麺が臨時休業だったのだけは予定が狂ってしまった。
工事中だった喜多方市役所がモダンに完成していた
古い蔵をリニューアルしたらしい店が、十円饅頭の田原屋がこちらに移転
漆器と民藝の木之本屋
横田新の世界というコーナー、ほのぼの懐かしい感じの絵などが
木之本屋製の桐粉人形の来年の干支の酉 工房千想の中湯川土人形の亥がユニークで
喜多方は早めに切り上げて会津若松に、七日町近くの観光用無料駐車場が土曜日で満車にならないうちにと、こちらも最後の一台で停められた。
この日は会津磐梯山は雲の中
会津若松の観光は鶴ヶ城や飯森山などがまず挙げられるが、最近は七日町通り周辺にいろいろな店が集積してきて観光客が多く歩き回るところとなった、我々もまずは毎回ここに、ゆっくり往復しつつ店を巡って何かは買うことになる。
案内看板ができていた
駐車場から七日町通りまでの道筋にある老舗の満田屋など
突然に
この日はオープンカーが列をなして通りを走っていった
会津若松のマンホールは会津磐梯山に松と市花のタチアオイ
数年前にできたガラクタ屋の古民具さとう
ガラクタ屋で買ったもの2種 ほかの骨董屋にあった箸置き
七日町通りは全部をレトロに統一したいところ
和菓子店の太郎庵
ハロウイン飾りのケーキが 那須御用邸饅頭と太郎庵の菓子
駄菓子で有名な長門屋だが七日町店では上品な和菓子も、起き上がり最中というのが面白い
会津木綿細工の絲は女房が必ず立寄る
絲ではテーブルライナー用に生地を
七日町駅カフェには会津の名産品が揃う
今回目についたものは、会津木綿を使ったコースターと竹と和紙のランプシェード
新しくパン屋ができていたので昼はここのパンで済ますことに
本格派のパンでなかなか
清水屋旅館跡の案内には見覚えある歴史上の人物が
横田新夢の蔵は無料です
漆器の白木屋の威容
昭和なつかし館
七日町通りから少し足を延ばして。
江戸時代の建物という竹藤
漆器の鈴善
坂本コレクションは女性が欲しいものが、クワバラクワバラ
午後3時近くなったので宿に早めに入ろうかと、東山温泉方面に向かったら御薬園の案内看板があって、ここは30年ぐらい前に一度だけ来ただけだったなと、急遽また見物して行こうかとなった。実はその昔に植木市みたいなことをやっていて、その時に買ったキバナイカリソウは今では横浜と軽井沢で増えている、年に数回だけ販売市が開催されているそうだ。
入口
園内MAP
薬草には見知った植物も多い
薬用植物標本園
名勝庭園
別料金で飲める茶室席
御薬園すぐ近くに地元スーパーがあって、地方のスーパーには地元ならではものが見つかることがあるから極力立寄ることにしていて、こちらで喜多方の蓮沼製麺のラーメンが一箱だけ残っていたのを発見、本店では買えなかったのを何とか少しだけゲット。
地元ならではというものに起き上がり小法師までも売っていた、土産物屋よりも安い
ここからはもうすぐに東山温泉に到着、宿は思いのほか大型のホテルでした。