ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢植物園での観察会に

2013-06-11 17:28:16 | 信州日記

 この前の日曜日には軽井沢植物園で園内の植物観察会があるという、こういう催しが毎月あるというのを知らなかったが、100円の入園料だけで追加の料金も必要なく、職員の説明を聞きながら園内を巡るということで先着20名までとか、ちょうど軽井沢では新緑まつりというのでどんな説明が聞けるのかと夫婦で参加してみることに。

 時間は10時半から1時間ほど、参加者はちょうど定員の20名ぐらいとよくできたもの、別に人数を数える訳ではないけれど、細い園内通路を巡るながら職員の説明を聞くためには自ずとこの位の人数までということですね。やはり新緑まつり期間ということもあってか、今回の説明は樹木の方が多くなっていて、この時期に花を付けているものを中心にしたレクチャアは木の方には疎い僕には初めて知ることが多くて感心することシキリ、野生植物にはそんなに興味はないと言っていた女房も面白かったと、これからは毎月参加しましょうなんて。

                         植物園入口

                         観察会

 軽井沢の町木はコブシで町花はサクラソウ、これらはコブシは早春だし今はサクラソウの花が少し残るぐらい、今回の説明のメインは県の天然記念物のハナヒョウタンボクで、氷河期の生き残りで貴重な植物とか、園では大切に育てたから増え過ぎぐらいになっているそうだ。説明の途中で高木のハクウンボクになった時には、この木を見たいというグループも加わって、皆で見上げて白雲という真っ白い花を愛でることに、これはエゴの仲間でもっと見事な咲き方の木ですね。ほかにはスイカズラ科のウツギのいろいろやアジサイみたいなのにこちらの仲間というカンボクなどの説明には皆さんがヘェーと、単純の見た目だけでは分かりませんな。

                         ハナヒョウタンボク

 草花ではカザグルマとあるのにはテッセンと同じかと訊いたら、これは野生そのままのもので西洋で改良されてクレマチスになったという。こんなキレイな花が野生にあったとは驚きですな。もう一つ知ったのは端午の節句で風呂に入れるショウブという植物、これはハナショウブの仲間だと思っていたが実はザゼンソウなどと同じサトイモ科だと、ということは今咲いてきているマムシグサなども同じ仲間なんですね。

                               カザグルマ

 そのほかに園内で花が目立ったのはクリンソウやニッコウキスゲ、この観察会を知っていたら5月の山野草が華やかな時期に来たかったね、今後は毎月開催日をチェックしておかないと。冒頭写真はその時期に園内に咲いている花の写真を並べた掲示板で、料金所手前に掲げられている、実際には咲き方に個体差があるからこれよりも多くの種類の花が見られると思う。

                              クリンソウ

                               ニッコウキスゲ

 道路を挟んで植物園やグランドの反対側に今年完成したのが軽井沢アイスパークという立派な施設、室内のメイン競技場は今や日本でも流行ってきたカーリングホールで通年営業というから、ここから冬季オリンピック選手が育っていきますかな。屋外はスケートリンクとなっているが夏場はローラースケートということらしい、フィールド部分にはフットサルコートもあって稼働率アップを考えているみたい、まぁ僕はもうこれらの施設は用無しですな。

                          軽井沢アイスパーク

                                 案内図

                         カーリング場


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