ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

台風を心配しつつ会津から山形周遊の旅 9 2013.2.24(木)~27(日) 第四日目・最終回

2013-11-25 16:16:52 | 旅日記

 この旅の最終日は日本海側経由一般道で村上まで出て、そのあとは高速道で一気に横浜まで帰ってくるという長丁場を走ることになる、時間的には酒田から山形道経由東北道という高速だけの方が速いけれどそれだと途中が味気ないと、やはり最終日はいろいろな食材などを買込んでから帰らないと我々の旅は終わらないのですよ。

 まずは道の駅ふらっとにある漁協直営という店の開店時間9時に合わせて立寄ってみたら、一番客に間に合うように具合よく焼かれた魚の串があって、これを今晩遅く帰っての一杯の肴にしようと思っていたから、昨日に開店時間を確認しといたんですよ。ほかには農産物直売コーナーではラフランスもあって、最期になってやっと買えましたな。

                   道の駅ふらっと

                        焼魚や天ぷらなどが

 遊佐から酒田への風力発電風車が見えてきた道筋ではまた雨が本降りに、とにかく鶴岡まではただ走るだけだからだと、雨でも走りやすいバイパスを抜けて山形道鶴岡ICまで、一部は昨日と同じ道も通って、庄内のお土産の買物の最後はIC前に数年前にできたという清川屋に、ここまで来た時にはもう雨も止んでくれていた。ここで扱っている庄内の果物などの産品はどれも一級品らしくかなり高いけれど、お菓子類などの製品ものならどこでも共通値段だから、高速に乗る前にここでという客も多いのではと思う、休憩所があって無料のコーヒーサービスもあるようだから、ここで一服してからいざ車を長躯走らせようというのにもちょうどいい。鶴岡ICから直接は山形道有料区間で、我々は温海方面に行くのでこのICではなくもう少し先まで走った鶴岡西ICを使って、まだ途中までしか完成していないから無料の日本海東北道を利用して温海まで、そのあとはまた一般道となって日本海沿いの旧山北町を只々通り抜けてからは、やや山側に火って走ることになり、旧朝日村にある道の駅あさひの農産物直売所には11時半に到着となった。

                   雨の中を風車が並ぶ道を  

                        清川屋

                   高級品は高いねぇ

                         休憩所

                大山付近白鳥は庄内平野の西端まで見られた

                   やや荒れ模様の日本海沿いを

                        旧山北の藻塩工場

 道の駅あさひでは観光物産館と農産物直売所の両方を覗いてみたが、やはりこちらでも天然キノコが無くて、旅の後半に買おうというつもりが全くの空振りに、この時期これまでは毎回買えたのに今年はどうしたんでしょうね。しょうがないと直売所の方で、各種野菜やこの地方の手作り品らしい惣菜の寒天寄せなどが珍らしいからと、それにトウガラシの吊るし飾りなどをいくつか買っただけ。直売所を出てきたらここが10周年とかで、前のテントではキノコ汁の無料ふるまいが、結構タップリあってずっと食べ過ぎ状態が続いたから昼はこれだけでいいぐらいかと。

                   道の駅あさひの物産館

                        山野草売場にはホトトギスとダイモンジソウが、物産館には季節のものがいつも売られている

                        農産物直売所は10周年で前にテントも

           

                   手づくり惣菜などは郷土の味らしいものが                  こういう場所でも最近は珍しい作物も

                                10周年記念のキノコ汁のふるまいが具だくさんで

                           会津、山形、そして新潟と柿の赤い実が見られる風景はいかにも日本の田舎の秋の風情と、特に会津身知らず柿と庄内柿は有名だよね、これはただの渋柿かな

 今回予定していた立寄り場所の最終目的地は村上にある岩船港鮮魚センターで、ここではマスかサケの一夜干しを買って帰りたかったから。マスかサケかは好みだけれど、僕はどちらかというと脂が乗ったマスの方が好き、今回は切身にして貰わずに帰ってから自分で切り分けようと、その方がより薄切りに出来て我々の一食にはそのくらいが適当なんで。他にも今晩の惣菜にと小パックものなどを、これで帰りが遅くなっても直ぐ食べられるものは十分に用意できたと、あとは一直線に横浜まで戻るだけとなった。

 冬型気候となった日本海側は天候は目まぐるしく変わり、村上ではやや小雨で、中心部では第4日曜に骨董市があると聞いたがこの天気ではと行くのを止めたのだが、あとで知ったが六斎市も2と7の日でこの日だったようで、果してやっていたのかどうかと、ちょっとだけでも覗いて見ればよかったな、これはあとのまつりだけどね。

                   岩船港鮮魚センター

                    干物売場  

                

                            マスとサケの一夜干し                          帰ってから切って保存

                         こんなシャレた惣菜も今回初めて

 日本海東北道で新潟経由で北陸道、関越道と、新潟平野からは登って行くことになる南魚沼地方に近づくにつれて雨がやや強く降り始め、冬場には大雪になるわけだと分かりますな。途中では越後川口SA(冒頭写真はIC展望台から見た信濃川のパノラマ)で休憩しただけで走り続け、こんな天気だから関越トンネルを抜けるまでは走る車も少ないぐらいだったのだが、赤城ぐらいからは太平洋型の気候となってスッキリと晴れていて、こちらは朝から天気回復していたらしく、日曜日の午後も3時過ぎとなれば日帰り観光の車らしいのが徐々に増えてきて、高崎ぐらいからはかなりの車が上り車線を走ることになった。鶴ヶ島あたりでは少しだけノロノロ状態となったものの、前日までは台風の影響があったから休日でも多少は緩和されてはいたみたいで、予定よりも早めに練馬まで走ることができて、それに日曜日は高速料金も嬉しいぐらい安くて、降りてからの環八も順調で夜7時前に我家に帰還、このくらいだと明日からすぐ早起きして犬の散歩もできるしで、平日の生活に戻るのも楽ですねぇ。

                   越後川口SAの展望台から雨に煙る信濃川を

                              栃尾名物の油揚げはこちらのスーパーで売るものより重さがある

                        買ってきたすぐに食べきるための惣菜

                        庄内柿とラフランス

 買ってきた惣菜類は二三日で食べきって、ラフランスは熟すのを待ってということになりますな、しばし旅の余韻を楽しめるというものだ。今回の旅行中は台風に祟られはしたが、そんなにはひどくは降られなくて、まずまず楽しい旅ができたということにしときましょう。 


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