厳島神社内を見終わって出てきた場所には、厳島弁財天の旗が立つ大願寺とか宝物館があったが、どちらもほとんどの人は素通りするようで、厳島神社を見たあとでは何とも見劣りするように感じてしまうから、よほどしつこい人でなければ見物する気にはならないよね。神社に寺というのはこれも神仏混交時代に出来たものでしょうか。
大願寺
宝物館方面
戻り道で前回は素通りして見落としたらしいもので今回驚いたのは後白河法皇御行幸松というもの、明治初期に切り倒されたとあってそれまで生きていたものか、そうだとすると1000年ほどの樹齢はあったということで、平家華やかなりし時代のものが残っていたとは、もうあと100年生き延びていてくれたらねぇ。
ガイドの店に戻ってきて団体客が逃げないようにという仕掛けは焼牡蠣を一個サービスというもの、これは皆さん食べたいものね。この時期の牡蠣は冷凍物だと思うけれど、広島名物となればこれだけは食べてから表参道商店街のいくつかの店の探索に行きましょうやということになった。
表参道商店街の一番神社側にあるお土産屋のだいこん屋、ガイドに従ってここまで戻ってくることに
店では2Fで焼牡蠣一個サービス
表参道商店街は土産物屋や食事処が多く並ぶ
商店街には宮島名物のしゃもじを売る店も多かったが、通りの中央辺りには日本一大きいという欅で作ったという大しゃもじがデーンと、これだけのものはいつ作ったものかと、古色を帯びていなかったのが不思議。
大しゃもじが鎮座
帰りは15時初のフェリーとなって、約2時間ばかりの宮島滞在だと厳島神社だけの見物となりましたな。陽が長い時期でまだ明るいから宮島口がある廿日市の市街と背景の山が宮島桟橋側から見える、日本海側は曇り空だったのに瀬戸内海側はすっかり晴れていて、気温も高くなってきていたからクッキリという景色ではないものの、久しぶりの広い海の景色に出会えて気持ちがいいもんだねぇ。
宮島口方面
宮島口からは新しく出来たという山口県側にある岩国錦帯橋空港に、その空港の様子をまだ使ったことが無いという添乗員が直接電話で訊いたら、小さな空港で販売所はあるものの小規模なもので、団体客の夕食の足しとなる食料品などは期待できないと、急遽コンビニに立寄って何か買ってくださいとなった。我々は少しだけ巻き寿司やサンドウィッチなどを買込んだが、遅くなっても羽田で食べようという人が多かったようで買わない人がほとんど、我々は超老人にヘルパーさんを頼んでいてなるべく早く帰らないとと、帰ったら冷蔵庫の残り物で一杯やることにしましょうやと。
岩国の工業地帯が見える道を走って
岩国錦帯橋空港はANA専用の小さな施設、まだピカピカの出来立てで出発ゲートは一つだけ、日に4便の往復となっていた。
空港前
向こうに見えるのが出発ロビー、こちら側には売店は一つだけ
搭乗したらこの日は満席、一人分のダブルブッキングがあったとかで、席を譲る人を募集したもんだから出発が遅れて、夕やみ迫る中を出発滑走路に向かったが、これが物凄く長い道のりでその間の様子を見たら、ここは米軍や自衛隊の飛行場に間借りして出来たようだと分かりましたよ、滑走路に入る直前には軍用輸送機らしきが目の目に降りてきていたものね。
滑走路に向かう、奥に見るのが空港の建物、冒頭写真は滑走路に入る直前の撮ったものでこの日は満月だったんですね、13日の金曜日だったけど日本人には関係ないよと、それよりもお月見ができてよかったね
フライトはもう真っ暗な夜となって1時間ちょっと、房総の上で反転して羽田空港に、高度が下がればやっと地上の明かりが見え始め、着陸姿勢後半となればディズニーランドの夜景と打ち上がる花火が見え、最終はスカイツリーが見えたらすぐに着陸となって、時刻は午後9時過ぎと30分ほどの遅れで到着。
ディズニーランドの照明は一段と華やかで
中央に突出している灯りはスカイツリーでしょう
リムジンバスで横浜Y-CATに、ベイブリッジを過ぎればキレイなMM21の夜景が見えてきて、これまではY-CATまで直行だったのに横浜駅東口前に停車するようになっていて、多くの人がここで降りるのを見て我々も、電車のホームまでの歩く距離が少しだけ短くはなったんですね。
MM21の夜景、写りが悪くて申し訳ありせん、夜景三脚なしの場合はバスの揺れに負けずにシャッターを切った後も数秒は目標を狙っていなければいけないとは後で知りました
かくてこの日の万歩計の表示は20000歩越えとなっていてこれは初めてかも、記録更新となったようですね。
この歩数を超えることは当分ないでしょうな