ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢滞在中に飲んだワインのいくつかを

2022-09-04 10:52:00 | グルメ・酒・ワイン

 8月の信州滞在中に飲んだ赤ワインのうち、これまでに書いていない銘柄をいくつか、スーパーツルヤの安ワインなどや軽井沢で寝かして冬越しさせたものなどについてとなります、それらについて僕の好みで勝手の感想を、寝かしてあったものはコストコで買って持ってきていたこれも三桁の安ワイン、いずれもデイリーワインとしては飲める程度で秀逸なものはほぼありませんでしたが。

①コント・デ・ベルヴュエ

                                          

 ツルヤで439円という格安ワインでヴィンテージ不明、裏ラベルにブルゴーニュの名門ワイナリーの匠が選び抜いたなんて書かれていたが、確かに味と香りの要素は揃っているものの、どちらもその中にやや安っぽいというかイヤミな風味が感じられる、上滑りした深みがない味わいはこのお値段では仕方ないかな、まぁ謳い文句ほどではないものの普通には飲めるワインです。

②プリンス・デ・パオ

                                           

 ツルヤで549円の安ワインであるがオーガニックという、ヴィンテージ表示がないのはどうしてだろう、このワインの第一印象は非常に飲みやすいこと、決して厚みや複雑さは無いものの味と香りには変なクセがない、より以上の味わいなどを期待しなければデイリーワインとしてもいいのでは、飲みやすさにはオーガニックというのが利いているのかな、確かこの銘柄ではもっと安いワインもあったが以前に飲んでソそれどでもなかったような記憶がある、やはり値段通りにはなっているみたいですね。

③ロッソ ピチェーノ スペリオーレ ブレッチャローロ 2018

                                          

 小諸の小宮山酒店の女性ソムリエがサクラアワードでダイヤモンド・トロフィー受賞と勧められた1870円のイタリアワイン、期待して飲んでみると、強めの香りがまずきて味わいも濃い目であるがやや刺激的な感じも、ところが鼻ではそれほどでもなかった僕が言うところの藁っぽい風味が喉越しに強めにアタックしてくる、この風味はこれまでもいくつかのワインであったけれど、僕は嫌いなのだが一般的には個性として認められているものか、敢えて三日目まで延ばしてみたらやや丸くなってあの風味も減ってきていたような、でもこれは僕の好みではない、ダイヤモンドトロフィーとして何が評価されたものかと調べてみたが、どうやらダイヤモンド・トロフィーまでじゃなく特別賞だったらしい。

④カベルナリオ No8 2020

                                          

 7月のコストコで初めて買ってみたチリワインでは4桁となる1238円、黒ずくめの瓶が良さげに見えて、これは飲んだ途端に香りと味とが直接にやってきました、パワフルさがあって僕の好み、でも2020年と若いからか複雑さや柔らかみは感じられないのでクドイという人があるかも、酸化してきたら変化するかもと半分以上を残しての二日間は少しは練れたかなという程度、味が舌と喉越しに直に来るので優雅さはないけれど、若いと思えば僕は嫌いじゃないです、これは数年寝かしたらどうなるまなという期待もしちゃいますが今はまだそこまでは行かない味わいです。

⑤セプティマ オルバ レゼルバ 2020

                                          

 コストコで初めて買ったアルゼンチンはマルベックの1398円のワイン、チリのカルメネールとこのマルベックは力強く濃厚な味わいがあって僕の好みなので買ってみた、確かに香りと味の厚みはある、でも2020年と若いので熟成から来る複雑さやまろやかさはまだなくて飲み進んでも単純に感じる、三日目まで伸ばして飲んでみたがやや落ち着きが出てきたかなぐらいで大きくは変わらない、このワインは旨味に欠けるようです、同じマルベクならコストコ直轄によるカークランドシグネチャーの方がもっと安くて味わいもいいのでは。

⑥カークランドシグネチャー マルベック 2018と2019

                                         

 軽井沢で1年保管した2018年と今年持ってきた2019年を続けて飲んでみた、横浜の家で飲んだ時には2018年の方がいいと感じたのに、こちらではこの2019年の風味が勝る、僕のバカ舌でこう感じたものか、それともこのワインは冬のシャーベット状の経過で劣化したものか、どうもこちらの冬に耐えられないワインもあるらしい、以前に飲んだイスラエル産もダメだったなぁと。

⑧マルケス・デ・ヴェルデラーノ 2020

                                           

 ツルヤの439円の格安スペインワインで何かで90ポイントというラベルが張られていた、飲んでみると最初に甘さがきたあと飲みやすくバランスがいい味わいで、香りもイヤミが無くてお値段以上じゃないかなと、同一値段のオチャガビアよりもクセがなく素直な味です、品種がボバルとテンプラニーリョとなっているがボバルから書かれているのでこちらが多いのかな、安いテンプラニーリョは何処か田舎臭い風味を感じたものが多かったがこれにはそれは無い、ただこの値段なので厚みや複雑さやまろやか風味などまで期待してはいけません、二日目は甘めが増したが香りは少なくなってネットリ感が、でもイヤミはありません、これは我家のデイリーワインに加えましょう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一時戻った横浜からまたすぐ... | トップ | 9月となって涼しくなってき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

グルメ・酒・ワイン」カテゴリの最新記事