ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

ふるさと会津工人祭りをメインに会津と奥阿賀の旅 2017.6.11(日)~13(火) 1/5 奥会津

2017-07-08 15:33:07 | 旅日記

 前々から奥会津の三島町周辺の編組細工のことや、手わっさの里というそれらを扱う店が並ぶところや生活工芸館なども訪ねたこともあるが、年に一度開催の工人まつりなるものは知ってはいたが行く機会が無くて、地元の編組細工だけでなく全国から各種工人も集まるというので、それを見物がてらに温泉宿にもという二泊三日の旅を企てて、開催日は6月第2土日というので日月火と、宿の予約は二ヶ月前に、あとは天気だけは神頼みとなりましたが。

 会津に行くとなると朝早く出発して喜多方で朝ラーというのは毎度のこと、この日も4時半過ぎには走り始め日曜日で高速料金が安いからと、いつもの白河ICからの一般道は使わずに郡山経由磐越道で磐梯河東ICまで高速で、時間的にはこのほうが30分ほど早いですかね。天気の方は前日の土曜日の会津は本降りで肌寒かったとか、日曜日は幸いに雨は上がってまずまずの空模様、一時的には雨も降るというがこれなら運が良かったというべきでしょう。

            会津磐梯山は雲の中

 9時ちょっと前に喜多方に到着、朝ラーを食べる店はまこと食堂と決めていますが、昼などは外に行列必然ですがやはり日曜日はこの時間帯でも込み合っています、やや待たされて椅子席の方に、こちらの方が早めに出てくるように思います、間もなくで中華そばの並が、この日のスープは秀逸でしたよ。

               まこと食堂

                畳席のほうはこの右手の和室で収容人数も多い

                    メニュー

          これまでレンゲは頼まないとなかったが今回は全部に付けられて

 食べ終われば三島町に直行、ナビはこれまで通ったことがないショートカットらしい道を教えてくれて10時過ぎには三島町に到着、最初の駐車場はもう満車であったがその先の第4駐車場へ、そこからはシャトルバスで工人まつり会場に、何ヶ所かある駐車場から何台ものバスが次々にやってくる、こんな山奥に大変な人出だと驚きましたよ。

 チラシには170店舗とあったが実際はもっと多くて200店以上みたい、体験もできるところもあるんですね、しかし地元の編組細工の店と思われるところは品数が少なくて、どうやら土曜日に多くを売り切っているようです、二日間なので日曜日用にも残してと主催者側は頼んでいるらしいが売る方としたら早く売っちゃいたいと思いますよね、前日は荒天だったのに大変な人気なんですねぇ、見たら山ブドウ籠などは東京の半額以下のお値段、これは好き者には売れるでしょう。

                     チラシ

                  駐車場案内図

                会場案内図

              工人まつり会場入口

              模擬店フードコート側

              チャリティ売場テントは別に

                    ヒロロなどの収穫と手編みの写真

                左がヒロロ、右はアカゾ

                ヒロロとアカゾで模様が生まれる、このバッグもかなり安い、都会ではあまり見ないものだと思うが山ブドウよりもソフトな感じが特徴、ここでは残りは少ない

                山ブドウとクルミの籠バック、この店が一番多く残してあったぐらいで

                マタタビの蔓で手編み実演中の蕎麦用ゆであげ笊

 結局僕が買ったのはここじゃなくてもよかったのだが、安中からという鍛冶屋で剪定鋏を、切れなくなったら研いでくれるというので軽井沢への往復に立寄れる場所だからと、女房は串本からという店で裂き織などの生地を組み合わせた服を、山ブドウやヒロロなどのバッグなどはもう持っているからと、それらを買いたいなら選べる品数が多い土曜日に来るべきですな。

                鍛冶屋

                           柄が樫なので重いが切れ味は確か、DIY物とは別物です

                裂き織などの店

                          サイズ無用の上着

                小物類も少し

 会場内に出店していた食べ物の模擬店は大したものが無くて、これだけはもっと充実してほしいですね。最後に覗いたオークション、その最後に出てきたのは小さ目ながら花編みの山ブドウ籠、ここでの通常値段は7万円ということであったが、数人で競り上げて4万円での落札となった、それでも十分に安いよね、もう少し大きい物なら僕が落札したかもね。

                   オークション、花編みの山ブドウ籠バッグが最後の目玉

 工人まつり会場から駐車場に戻って次はてわっさの里まつり会場にも、こちらは住民による手作り品の販売とか、ここでも山ブドウの財布を売っていた店はもう売り切れで見本を一つ置いていただけ、その造りを見たら山ブドウ蔓でよくぞこんなに細かい細工ができるのかという細かい細工のもの、この技には感心しきりでつい買ってしまうわけですかな。

              三島町のメインストリートで手わざの店の看板を掲げる店が集まるところ

                街角に何ヶ所か売場が

                  三島町のマンホール、会津は桐でも有名です

 昼は大分過ぎてしまったが、工人まつりやてわっさの里の会場ではこれはというものがないのに込み合っていそうで食べ損ねて、この日の宿に向かう途中に道の駅があったので、そちらで簡単に何か食べて行こうと、食事処は広くはなくて心配したが遅昼だったので何とかすぐに座れて会津地鶏の親子丼を二人とも、まぁ鶏肉の量は少なかったがこのほうが夜のためによかったとなりましたかな。

              道の駅・尾瀬街道みしま宿、この時期は植物ではヒメサユリの苗を多く打っていましたが

                親子丼

            道の駅裏手の眺め、これがなかなか

 そのあともまだ時間的に余裕があるからと柳津では圓蔵寺に立寄っていくことに、日本三大虚空蔵尊の一つで福満虚空蔵菩薩ということで、徳一上人の開基と伝えられる会津でも有数の古刹、七日堂裸参りは奇祭としても知られるが、この前は何回も通り過ぎいているのに訪ねるのはもう30年以上ぶりとなります。駐車場までの途中にあった粟餅で有名な小池屋の前を通ったら日曜日で大行列が、保存が利かないだろうから我々は買えませんが、大昔にここに来た時に食べておいしかったと記憶する、泡を食わないようにという縁起物でもあるそうだ。

              圓蔵寺

                      立派な造りです

                

             前面舞台風広縁からの眺め

           パノラマで

            

 宿には早めに入って明るいうちに阿賀野川の眺めを楽しみながら温泉に浸かろうと、このあとはもっと西に走ることになって新潟側に入ってすぐの麒麟山温泉に、麒麟山は会津藩の飛び地だったという土地だそうで昔は会津領だったんですね。


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