二日続きで我家の夕食の話になりますが、早朝のなでしこジャパンのTV観戦のあとは昼に自由が丘に出向いてワインショップで日本酒を買い和牛屋では惣菜をと、それで夕食はビール、ワイン、日本酒で祝杯を、ほかに家で作ったのは御代田のカタヤマで買って持ち帰った和牛テールの韓国風スープ煮やキンメ煮付に野菜類など、和洋中韓という雑食ぶりをいかんなく発揮することとなった。
メインは女房が以前に習ってきた韓国料理のコムタンスープというか、牛テールを野菜と一緒に3時間以上かけて香味付けにニンニク、ネギにコショウを加えて煮込んだもの、ニンニクとネギは取り出して器に入れ、ニラとみつばをトウガラシとごま油を混ぜたものに醤油と摺りごまで味付けした薬味で和えて(写真上部の中央のもので)、それを好みの量だけスープに入れて食べるという料理で、これが旨い。粉トウガラシだけだと保存できないということで、ごま油と練り合わせて瓶に入れておけば保存が利くから我家では常備調味料、これは韓国料理の万能薬味調味料のヤンニョンの元にもなる。牛テールはしっかりと外側の脂身を落としたものなら、一回湯こぼしたらそんなにはアクが出ない、やはり素材の主役だから和牛がいい。
副菜の一番手は二日前に煮て味がしみ込んだキンメ、やはり和のジャパンは優勝の金メダルということで、これはジジイギャグですな。中国風は蒸しナスにごま油と合わせたトウガラシでピリ辛のニンニク醤油(写真上部左側の瓶)をかけて食べるもの、これに洋は買ってきたメンチカツとトマトサラダのイタリアン風(写真上部右側から取分けて)と、これらを2時間近くタップリと時間を掛けて食べながら飲む。女房は食べるのが早いから太るんだと言いつつ酒飲みはあくまでも酒と合わせて、これだからアルコールもガッチリ飲むことになっちゃうのだけど。
これを外でとなったら金はかかるし、酔っぱらって家まで帰るのも興ざめだし面倒だしで、家でというのが一番ということになるのは納得してもらえますかねぇ。料理を作る女房は時にはたまには上げ膳据え膳でと、それは旅行で旅館に泊まった時にというのが今の我家の流儀なのですよ。
なでしこジャパンのお蔭でいい気分で祝杯があげられて、ヨカッタ、ヨカッタ。しかし日本人ぐらい世界中の料理をなんでも食べる国は無いんじゃないかな。なでしこジャパンの強さもそんなところにあったりして、でも昨晩の選手の一夜明けてのインタビューで、澤が日本に帰って食べたいのは寿司、それと温泉もと話していたが、やはりジャパンのものが一番ですかね。僕は悪食だから何でもござれ、海外にはアメリカとフランス(これはこのブログにこの時から何回かに分けてアップした)にそれぞれ2週間ぐらいで行ったことがあるが、日本食を一切食べなくてもでも平気の平左だった、でもパクチーだけはダメだけどね。