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まだ気温が上がらない早朝のうちに子犬ゴン太を散歩させるのが最近の日課になっていて、18日早朝はワールドカップ決勝戦をやっているのは知ってはいたが、まず15分ばかりのワンちゃん散歩を優先することに。
散歩中にはどこかの家からオーッ!という歓声に続いてヨシッ!という声も聞こえてきて、やはりこの試合を見ている家が多いんだと、それとこの声なら期待が持てる状況だという雰囲気で、犬の散歩から戻ってまだ最終場面が見られるかもとワクワクしながら2Fの居間に急いでTVを点けた。
見れた場面はちょうど前後半が終わったばかりで1対1の同点じゃないですか、勝ってはいなかったのねとチョッピリ残念気分、でも延長戦をバッチリ見られるぞとTV桟敷にデンと構える。しかし実戦を見るとアメリカは体格がいいから当たり負けが目立って、延長前半に1点リードを許してしまう。後半もボールを回されて苦戦、でも前半みたいに出てこない分だけ追加点の心配はない感じで、日本にも時たまは絶好機が訪れた物の逃がしてやはりダメかと。残りわずかでのコーナーもその直前が1点ものだったからまたダメだったかと、アメリカ相手じゃヘッドでは太刀打ちできないだろうと期待はしていなかったのに。それがアッという間の澤のテクニカルな同点タッチゴール、これは日頃からコーナーキッカーの宮間と練習していたんだろうね。二度もリードされて追いつくという展開、勝利が決まったあとに45分前半のビデオもいくつかのシーンが流されたが、これを最初から見ていたら心臓に悪かったね。
ペナルティキック合戦は最初のアメリカのキックを海堀が留めたのが大きい、続けて3本も失敗とはねぇ。でも日本の2番手の永里はTVにキック前からキックまでの顔が大写しされていたが、キーパーを全く見ないでそのまま早々とキックして失敗、これは蹴る前から留められると思ったな。でもアメリカの3番手も続けて留めてほぼ決まりとなったが、サッカー試合は終わるまでドラマがあるねぇ。
最後に笑ったのはなでしこジャパンとなって、澤は得点王、MVPと合わせての大活躍、小柄な日本選手の代表が世界を魅了したということだ。なでしことは大和なでしこからの名付けなんだろうけど、オシトヤカというよりシナヤカサを表現したものかと花言葉を調べたら、大胆勇敢という意味があるそうで、白い花には器用才能ということも書いてあった。
今日はまた祝杯をあげなくちゃね、こういうのは便乗は許されるよね。
ということでサッカー関連の写真は全く無いので、ある日の我家の夕食の写真を冒頭に無関係ながら1枚アップ、これはJA横浜北の朝採り野菜の枝豆と三崎の鈴木水産元住吉支店で買ったマグロ中落ちが二人分、麻婆ナスと冷奴は自作の陶器で一人分、これでワインを空ければご飯は食べないのが我々の夕食です。強いて言えば、なでしこジャパンメンバーも日本に帰ってこういう和食が食べたいでしょうと。枝豆とトウモロコシは新鮮だと旨いよなぁ、マグロも中落ちで赤身からトロまで混じったものを選んで、豆腐はちょっとだけ高級品を、醤油は松本の大久保醸造のものと拘って。
ちなみにその時の三崎産のアジがあまりにも安かったので2パック15匹分を干物に、強い日差しで2時間で出来上がりとなって、これはまずは翌朝の朝食のメインとなった。一枚当たりが25円ぐらい、安くても美味しいものを食べるのをモットーになんて、ハイこれは負け惜しみでーす。
歓声間近
あまり干さず柔らかく仕上げた