佐久市の駒場公園でこの4、5日に鯉まつりがあると知って出掛けてみたら、てっきり鯉料理が振舞われるのかと期待していたのに、端午の節句ということで鯉は鯉でも鯉幟が並び、いくつかのイベントをやってはいるがかなりささやかな催しで、他の会場では熱気球によるバルーンフェスティバルもやっていたらしい。
5月5日の子供の日はゴールデンウィーク祝日の最終日で観光客もリターンラッシュで減ってきているだろうと、この前に駐車場が満車で諦めた佐久の郊外にあるジンガラに昼11時40分に着いたら、もう駐車スペースがラスマイというのには、12時前でやっと滑り込みなんてねぇ。見たら県外ナンバーが多いから、カレンダーがいいから日曜日まで滞在という人も多いようだね。店内もテーブル席は次の客で満席に、店内を見て気が付いたが、ここは眺めのいい窓側のカウンター席から埋まっていくようで、窓からは浅間山の下に上信越道を見下ろして田園や台地の風景などが広がっているのが眺められ、絶好のロケーションも人気なのでしょうな。
窓の外に絶景が
食後に建物を出た場所から窓から眺められるだろう景色を撮ってみた、この日は上信越道上りは渋滞で12時前はノロノロだった
ランチメニューはピッツェリアとあるようにピザがメインでパスタやサンドウィッチ(こちらには一品ものでコロッケもあったような)となっている。奥には石造りらしき薪窯があって二人で盛んにピザを焼いている様子に、開店直後で満席の客に行き渡らせるためにかなり手際よくやっているなと。我々はアサリとブロッコリーのパスタ1200円とピザはマルガリータ1000円で二人で取分けることに、ランチはそれぞれにサラダと飲物が付くセットになっていて、値段からは軽井沢のプリモよりも安い感じで、裏道を知っていないと分からない店だがかなりの常連客があると踏んだ。12時にはもう店の外にも客が席待ちする有様だったものね。肝心の味の方もかなりイケて、まずは単純なパスタが美味しいし、ピザは周囲の生地がやや厚めのスタイルでこれが旨い、ここは信州に来たら我々も常連になりそうだね。
サラダと飲物はそれぞれに
パスタ
ピザ
食後は美術館や図書館もある駒場公園に鯉まつりなるもの(冒頭写真は駐車場からメイン会場への入口通路)を見物しようと、フリーマーケットもあると聞いたからこういう地方には都会には無い面白い物が見つかるかもなんて期待しちゃって。それと佐久は鯉料理が名物で、大昔に伴野にあるふじやという店で食べた鯉は美味しかったと、でも何故か鯉は水槽で泳ぐのを見せるだけで会場は鯉幟が並ぶだけ、名物料理では臼田のむしりという鶏の半身焼だけがあったものの、モロに半身なんて食べられないものねぇ。
この鯉は二番目の大きさ
中央の舞台では歌や踊り、バンド演奏などをやっていたものの僕はあまり興味なし、フリーマーケットでは鉄瓶はモノは良かったがやや高めですなと、女房は木綿の縞物の古布を見つけて、先方が高くてスイマセンというのには都会の骨董市よりずっと安いと買っていた。折から緑化木の無料配布をやるというのですかさずに並んでもらったのがトウヤマツツジの苗、これには緑の募金箱を持つ少年少女隊に女房がささやかな募金を。ほかにもゴーヤの苗や花の種の無料配布もあったり、ナメコの原木などは菌打ちして1本200円は思わず一つ下さいと、これは僕が最後ということで運が良かったね。
ブラスバンド演奏
縞木綿古布
トウヤマツツジ2株、花の種2種、ゴーヤ苗、ナメコ原木とこれは得しちゃったな、しかしナメコの収穫は来年秋からだって
そのあとバルーンフェスティバルもと思ったら最終日で競技は午前中だけだったと聞いて、そちらは来年のお楽しみにして、この日は温泉にも入らずに早目に帰って、途中JAで買ったリンゴの苗木と貰ったツツジを山荘の庭の片隅に植えることに。