毎年使っているドイツ製のリドのミニプランナーという手帳、予定や簡単な記録以外にそんなに書込むことが無いならコンパクトなところがよくて、この程度のものでも十分に現役時代から使えていた。ただし販売がITO-YAだけで、その支店にもない場合があって銀座まで出向かないといけないのは不便なのだが、このところ数年は大江戸骨董市を冷やかしながらのついでのお遊びを兼ねることにしてきていた。
今回もそのつもりでと日曜日に出掛けて、地下鉄の銀座駅から地上に出てきたら、折から歳末ジャンボの宝くじを求めようという人たちがここのチャンスセンターに大行列、これだけ多くの売り上げがあれば当たり籤が出る場所としての確率は上がるのは当たり前じゃないですか。
前方にチャンスセンター
そんな行列を脇に見てまずは銀座のITO-YA本店に向かい目的の手帳だけを買って、次はまた有楽町方面に戻って行って、まずは腹ごしらえとアンテナショップかごしま遊楽館の2Fにある黒豚料理のいちにいさんという店に。席数がかなりある店なのに12時前でももう店内で席待ちの客がかなりいて、それも老若男女様々と益々人気の店になってきているようだ。一人だけだとカウンター席などに早目に案内されることもあって、この日も幸いに数人の人のお先にとなって御免ね。でも一番手早そうなのを頼んで瞬く間に平らげ、パッと出ていくなんぞは混雑飲食店ではお手本になるような客でしょう。
かごしま遊楽館
ここからはすぐ近くの大江戸骨董市会場の東京フォーラムに、それではと勇んで行ってみたらその広場には工事中の仮囲いが設けられていて、アレレということに。広場全体の東側は工事はしていなかったものの骨董市のコの字も見当たらないじゃないですか。あとでネットで調べたら工事期間中は中止だそうで来年3月から再開という、これはあとのまつりだ。
その東京フォーラムの中の展示ブースでは全国からの町イチ!村イチ!2011という物産販売がメインの催しをやっていて、中は超満員らしく入口前には延々と行列で入場待ちの人達が並んでいる。これもやっているなんて知らなんだ、こういう情報はどうやったら入ってくるのか、いちいち定期的にいくつかのサイトを調べるのも難儀だし新聞などでは見落としちゃうし、こういうイベント情報は地域単位でどこかでまとめてネット配信でいつでも見られるようにしてくれませんかね。
ということでガッカリしつつまた銀座方面にに戻ってきたら、JR有楽町駅前のイソシアとの間の小さな広場にステージが出来ていて、町イチ!村イチ!2011の催しの一部として郷土芸能が演じられていた。おそらくここで催しのPRをして、さっきのフォーラム会場に呼び込もうというのでしょうな。この時間帯には会津の磐梯町の赤枝彼岸獅子舞というのををやっていて、踊りの意味を解説をしていたが途中を一部見ただけなのでよく分からず、これは説明の紙一枚でも配ったらどうですかと思いつつ帰ってからネットで調べたが、こちらにもナルホドという説明は無くて由来は定かでないとか、いくつもある踊りの説明もほとんど書かていない。郷土芸能は歴史の奥に隠された奥ゆかしさが感じられてこそ、研究者でもない我々があまり詮索しなさんなというのかもね。何事のおはしますかは(をば)知らねども、かたじけなさに涙こぼるるというのは、伊勢神宮参拝時の西行の歌だったかな。
東北らしい獅子舞
そのあとは東銀座まで歩いていったら、今でもでも銀座の休日は午後から歩行者天国になっているんだね。帰ってからの万歩計の表示はこの日は13000歩を越えていて、無駄歩きも健康には役立ったわけだ。
銀座四丁目交差点