ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

みちのく湯けむり周遊の旅 2012.3.30(金)~4.2(月) レジメ版

2012-04-21 17:11:54 | 旅日記

 つい2週間前に山形は庄内地方までの団体ツアーに参加したばかりなのに、またも山形だけは除く東北5県を周遊して毎日一回の立寄り湯と宿泊の合わせて七か所の温泉だけを楽しもうというツアー、その宿泊と立寄り湯の場所がこれまで行ったことが無い温泉ばかりで、これらを回るとなると個人では大変そうなところがいくつかあるからと、出発日が3月30日の一日限定ということで続けての旅ではあるが参加を決めてしまった。但し今度は山形の時の新幹線利用とは異なり全部がバスということで往復に時間が取られるから、一般の観光は期待せずにただただ温泉を楽しんでバスではウトウトしていてもいいかなという心積もりで、ちょっと長めの三泊四日の旅をすることとなった。

第一日目 バスは高速で福島県を通り過ぎて一気に宮城県に、最初の立寄り湯は鎌先温泉そして盛岡の奥の鶯宿温泉泊まり

 ・遠くまで走るのに町田から回るから横浜出発は8時、それが40分も遅れて道中は中型バスの運転手二人が交代で頑張ることに

 ・都内は月末の金曜日と5、10日が重なって渋滞、湾岸も中央も同じということでレインボーブリッジから箱崎経由で東北道に

 ・東北自動車道は羽生PAと弁当を積み込んだ安達太良SAだけに停まっただけで宮城県に、白石ICで降りて最初の立寄り湯は鎌先温泉

 ・再び高速に乗って前沢SAで休憩後は盛岡ICまで一気に、この日の宿は鶯宿温泉の一番手前の方にある偕楽苑という和風旅館

 ・飲泉も可能らしい温泉はアルカリ性単純泉ながらラドン含有で柔らかい湯、食事も団体ツアーにしてはまずまず

第二日目 雨模様、道路だけは雪は無くて予定より順調、予定外の田沢湖を一周して乳頭温泉郷に、泊まりは青森県の秘湯青荷温泉

 ・男女入れ代った朝風呂は明るくなってからということで6時から、雨模様だが露天は屋根付きでぬるめの湯にゆっくりと

 ・朝食は品数が多くて腹一杯に、この日だけは出発が遅いので食後も一っ風呂浴びることに

 ・この日の立寄り湯の乳頭温泉卿は近くて、道路状況が良くて予定より早く走ったから田沢湖一周のオマケがついてから休暇村に

 ・弁当を積み込みに再び田沢湖のお土産屋に、そこには宣伝パンダみたいに秋田犬や天然記念物の鶏を飼っていて

 ・盛岡に戻って雨の高速は花輪SAに停まっただけで黒石ICまで、道の駅虹の湖からは宿の迎えのマイクロバスに乗り換えて青荷温泉に

 ・まだ雪深いランプの一軒宿は温泉が4ヶ所もあって湯のハシゴをすることに、弱アルカリ性単純泉の風呂は木造と岩風呂で秘湯を演出

 ・夕食は一般客も一同に大広間の薄暗いランプの下で山の幸尽くしの健康的な田舎料理

 ・部屋には電灯もテレビも無しで暖房は石油ストーブ、しかしトイレには電気が必要なウォシュレットがあって今時はこれだけはね

第三日目 降雪後の晴天朝日の絶景を見て酢ケ湯へ、昼食は津軽伝承工芸館、日本海側に廻り千畳敷などを経て雪の不老不死温泉に

 ・昨夜の雪は予想より早く止んで朝日が降り注ぐ新雪の景色を思いがけずに目にすることが出来て、朝風呂も早朝からハシゴ

 ・朝食には教わりながら加熱した青森名物の貝焼きを、これと海苔以外はやはり山の幸で

 ・宿のマイクロバスで戻る雪の壁の山道では八甲田から岩木山が望めて絶景かなと、4月になったのに山ではまだ雪は凄いもんだと

 ・道の駅で観光バスに乗換えまたも雪深い八甲田山中の酢ケ湯温泉に、ここは有名な混浴千人風呂に男女皆さんが

 ・再び黒石に戻って昼はこの日だけは弁当でなく津軽伝承工芸館内のレストランで、あとは館内の店を巡る

 ・高速は少しで降りた一般道は五所川原を抜け日本海側に、鰺ヶ沢ではわさおの店を過ぎて海の駅や千畳敷に立寄り不老不死温泉に

 ・一軒宿だが大型で外来客も多い宿、有名な日本海に面する露天風呂には雪で寒いけれど話の種と早速にも浸かるが夕日は望めない

 ・展望内湯にも入ってからの夕食はこれも売りかなという海の幸の量と内容で、訊けば網元の経営なんだそうだ

第四日目 まずは五能線で海岸線を眺め秋田県に、あとは一気に高速で花巻の鉛温泉に、そして最後は長躯延々と走って横浜に帰還

 ・出発が早いので小さな露天付きの展望内風呂で済ましてからの朝食はバイキング、短時間なのに根が意地汚いから大食いしてしまう

 ・バスでウェスパ椿山駅まで送られ五能線に乗って、あきた白神駅まで40分ほどの海岸線を眺めながらの汽車の旅

 ・再びのバスは能代から秋田自動車道に乗って西仙北SAに停まっただけで東北道まで峠越え、花巻に戻って最後の立寄り湯は鉛温泉

 ・最後は弁当積み込みの菅生SAと首都高に入って川口PAに立寄っただけで横浜まで湾岸を通って、工事渋滞一ヶ所以外は順調に

 ・我家には10時の帰還、ゴン太は三泊も家を空けたから暫し喜んでまとわりついてくるからヨシヨシと

 バスはこれだけ走るとなると運転手は二人ということで、実に長旅をご苦労様でした。それにしても入った七ヶ所すべての温泉がいかにもみちのく東北というレトロ秘湯の趣があって良かったなぁ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« この前の庭の山野草群落のト... | トップ | みちのく湯けむり周遊の旅 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅日記」カテゴリの最新記事