幾つかに分散した食器棚を整理したついでに、箱付作家物や骨董以外の現代物酒盃を並べてみたら102個あった、これに信州の小屋に置いてあるものもまだ少しばかりあるしで、なんでこんな数になってしまったのだろう、こんなにあっても使うのは気に入ったものだけになっています、処分するのもなんだかなぁと。
中には貰い物などもあるけれど、ぐい呑はかさばらないからと旅行先などで安物などを気安くついつい買ってしまった結果でしょうね、ガラス盃や木製塗物などはごくわずかでほとんどが焼物、なかにはこの写真の中には無い作家物でまぁまぁのお値段のものもありどこで買ったかをはっきりと覚えているものは1/3ぐらいかな、これだけあるのに使うのはごく一部だけとは情けない。
酒杯は自分が一口で飲む量や、いつも呑み空けるピッチで手頃な大きさ容量のものを好むのでしょうかね、昔風の燗酒でチビチビというお猪口はあまりありませんが絵柄が面白かったら手が出ます。
この中で一番の変りものは温海温泉の旅館で使っていたと思われる面白い形の塗の酒盃で、この形はカブを逆さにしたのですね、さらに絵柄にもカブが二つ見える、僕が毎年訪ねていた温海温泉の名産物、焼畑で作る温海カブをまるごと表現しているところが面白くて買ったのですが、なんとこれ鶴見の骨董屋で見つけたのです、酒盃としては半分を受台にしてお大尽気分にさせましょうというのでしょう、お遊び感覚がいいじゃありませんか、でも我家では一度も使ったことはありません。
2009年1月版から多少加筆修正などして再掲です
更新の間があいたのは師走なのに旅行に行っていたのと今日も出歩いていたので、再掲に加えて今回は次の写真を差し込みました、今朝の犬との散歩中の7時頃の月です、昨夜は今年最後の満月だったとか、旅日記は写真整理を済ましてからとなります。