夕食は以前はバイキングならホテル・ハワイアンズ中央館の広いレストランだけでということだったと思うのだが、モノリスタワーが出来てからはそちらにもレストランが設けられ、内容もグレードアップしたらしい内容のビデオ案内がこちらに来るバスの中で紹介されていて、室内着の服装でどの施設に泊まったか分かるようになっていたから見回したが、やはりそちらの服装の客は見えなかった。それでもこちらだけでも大人数に対応してというのか我々の夕食時間は午後7時からと遅い時間になっていて、レストランは早い6時かららしい人達でまだ半分ぐらいが埋まっていた、これで8時半までにということだと前の組とは30分は重なるけれど、早く済ます客もいるだろうということでの二部制にしているわけだ。
バイキングの内容は和洋中と料理の種類が多くてとても全部は食べられない内容、これにデザートとソフトドリンクもフリーとなっているのでジイさん以外には喜ばれますな。今回の目の前で調理してのメイン料理は、黒豚のスペアリブ炭火焼きとこの時期の常磐名物アンコウのドブ汁鍋となっていて、これには皆さんが並ぶことになる。バイキングとなるとあれもこれもと欲張ることになってしまうが、それでも昔に比べると食べられなくなっていますねぇ、もう老人料金でという年代だものショウガナイことではあるが、一回目にとってきたものを全部を食べきるまでにかなり頑張ることになってしまった。
今回の料理の中ではエビフライは衣が主体でイケマセン、それとメインのはずのスペアリブが塩コショウだけの味付けというのは物足りないんじゃないですかな、我家の味付けのレシピを教えてやりたいですぞ。僕はどちらかというと中華メニューを多く皿に乗せてきたのだが、その中の黒豚バラ肉と白菜と青梗菜の煮込みと、洋食メニューのビーフシチューが中では一番美味しかった。アンコウ鍋は鮟肝のコクはあったのだが、味付けが少し甘すぎというのが僕には少し残念であったかな。
一回目にこれだけをとってきて
アンコウ鍋は追加で
アルコール類では瓶ビールが中瓶だけじゃなく大瓶もあるのがいいですな、日本酒は地酒ということであったが銘柄は確認しなかったけどまずまず、バイキングは食べる方が忙しいからそれぞれ一本ずつで食事時間の終了となってしまった。
女房は料理は控えめにしたからと食後のデザートをいくつも皿に取ってきて、これでは控えた分よりもカロリーオーバーになっていませんかね、僕はこういう場合はデザートはよう食べられんけどねぇ。最後にコーヒーだけは胃腸薬代わりの消化のためと飲んで夕食は終了、何はともあれご馳走様でした。
デザートは小振りといってもねぇ
食後のコーヒーは飲んだ方がいいと思っているんで
やはり我々が美味しいと思うのは誰でも同じで、無くなるのが速いですねぇ
夜のステージは8時半からの1時間、ということで夕食は制限時間よりもやや早目に終わらせたんだけど観客席の真正面はもう一杯で、二階席の見やすい場所にまたも席をとる。夜のショーの構成も昼間と大きくは変らないと思われたが、色彩が変化するまばゆい照明が加わるのと踊りの曲目もやや華やかになっているようで、やはり昼と夜の両方を見ておかないといけませんな。それにファイヤーナイフダンスなるものも夜の方が炎の迫力が出るものね。夜の部の最終のソロダンサーは昼間とは代っていて、二年前にもソロで踊っていたフラガールじゃないかと、ソロを踊れるトップには二人がいるということですか、さすがに二人の腰の振り方は驚くほど大きく速くダイナミックなものではありましたな。
夜はこんな感じに
暗い方が燃え盛って見える
夜の部のソロ
夜のショーの終了は9時半となって、今朝はやはりいつもより早かったからと我々の客室に近い南館の温泉にだけに、溢れ出ているこちらの湯が一番熱めでサッと浸かっただけでオヤスミナサイということになった。大露天風呂の影芝居はまたの機会にと、夜のショーが終わってからというのはフラガールの誰かが舞踊を務めるということでもあるだろうしで遅い時間になるのは仕方がないか、酔っぱらって眠くなってしまったらパスするしかありませんな。
朝は早々とまだ暗い5時半に起きてまずは部屋からは近い南館の温泉で一っ風呂浴びてから、6時15分からという朝食にはほぼ一番乗り。朝食バイキングは和洋の2種類であったがこれもメニューが豊富で、僕は和食中心にして洋食はほんの少しだけに、それといろいろ食べたいからとどれも少しずつにして、中では一番好きな里芋の煮物だけをやや多めにしてとってきた。主食はお粥とご飯を一杯ずつ、これにも塩辛やシラス干しや明太子などの珍味類も加えて朝から腹一杯食べてしまったが、味噌汁の具にはワカメととろろ昆布などとかなり健康的な和食惣菜をと自分では気を使ったつもり。こちらでは朝食にはいつもヤナギカレイの干物が出てきたと思うが、小さいものだけれど美味しいし小さいから頭と背骨以外は全部食べられる。いわき湯本はやや内陸に入るけれど、小名浜など海岸部は漁業が主要産業だから土地の人は魚には目が肥えているはず、このホテルの魚介類を使った料理は小さいエビを大きく見せたエビフライだけは中身が分からないものではあったが、素材については吟味しているんじゃないかと、あと明太子は地元のもじゃないから安くていいというものは見つからなかったようですな。しかし安い値段で泊まっての食事としては総合的評価ではかなり満足するものでしたよ。
これだけあるとご飯は二杯は欲しいよね
最後にヨーグルトとコーヒーを
食後には朝日が昇って明るくなったところで東館2号館の最上階にある展望風呂に。客室もあまり眺望が利かない場所だったから初めて周囲の遠くの景色も眺められる場所ということで、やはり展望風呂の開かれたような空間で湯に浸かってというのは気分がいいから少しばかり長湯を。こちら東館は1号館がリニューアル工事中でそちらより小さ目の風呂であったが、2号館は泊まっていたバスツアーの団体客が早くの出発ということで風呂は空いていて、まずはゆったりと景色を楽しみながらいい湯だなと、女房には遅いと叱られてしまったわい。
ホテル・ハワイアンズ東館2号館展望浴室からの眺め
なお冒頭写真はチェックインでもらったスパリゾート・ハワイアンズのガイドマップの一部で、宿泊施設以外の説明マップであるが初めてだとこれを見ただけでは実際にはマゴツクもしれないですな。