今年で3年目になる鴨川長狭米産地の棚田のオーナー制度、自分で全部をやるマイ田圃などとても無理ということで、皆さんと一緒に共同で区切りとなる作業だけに参加するあくまでもお遊び感覚、春の田植え、夏の暑気払いに続いて昨日が稲刈と、手抜き参加したはずなのに大汗をかいて頑張ってしまった。
ここ鴨川は早場米の産地としても有名なのだが、今年の夏は天候不順が続いて予定より一週間遅れの稲刈となった。作業は10時からなので横浜を7時半過ぎに出発、アクアラインの金田ICですぐに降りて一般道を走ってもゆうゆうと間に合う。まずはちょっと行き過ぎた9時開店のみんなみの里にてトイレを済ます、というのも我々が参加している山入地区の棚田には仮設トイレしかないからこちらで済ましておけば帰りまで大丈夫だからね。
集合型の田圃に集まったのはお子さんも含めて50人弱、まずは地元リーダーが鎌の使い方を説明しながらお手本の稲刈と稲束の作り方を実演、その後に一斉に入っての稲刈開始。途中のお茶タイムを一回とって昼までの約2時間の作業で60%程度までが完了、乾燥のためのおだがけまでを体験、皆さん一生懸命やるもんだねぇ。僕は途中休み休みでかなり適当にやったのだけれど、それでもこの日は久しぶりに天気が回復したため汗だくになってしまった。久しぶりにこんなに大汗をかいて斜面を吹き上ってくる風が気持ちいい、まぁタマにはこのくらい身体を動かすのもいいもんだね。
小さい子はイナゴやカエル、さらには赤腹イモリなども捕まえて遊ぶなんて都会では出来ないからいい経験になる、この日ばかりは我々にはまだ孫がいないのが残念だね。お昼の弁当は農家の奥さん達が作ったと思われるマグロ煮を挽肉代わりにしたちらし混ぜ御飯と新米のおむすび、ここの米は実に美味しい。集合型参加者には最後に30kg袋二つの60kgの玄米を貰ってこの日はお開きに、これは今日刈ったお米ではありませんが周辺で収穫したばかりのプロが作ったもの、マイ田圃の人たちは来週が脱穀だそうで自前の米を手にすることになる、さて味の違いはあるのかな。
帰りにもみんなみの里に立寄ったものの、おおいに汗をかいたから水分補給はしていたものの僕は小用は不要であった。農産物直売所で今夜のエダマメなどを買ったのだが朝にはあったアジのさんがはもう売切れで無くなっていた、冷凍パックを持ってこなかったのが手抜りでした。