朝は10時ごろに着いた軽井沢では折れ枝や落葉の掃除の合間に見つけた草花がいろいろと、それで写真を、今年は春の花の咲き方が異常に早くて、いつもならまだ咲いているのにもう終わっていたり、まだ咲いていないはずの花が見られたり、その分だけ高原の早春の花が賑やかだったようです、冒頭写真はその際の庭の様子ですが大どころの掃除は済んでいますが枯野状態、こんな中に植物たちが動き出していました。
この時期に一番目立つのがスミレ類で、周辺まで探せば名前が分からないものももっとありましたが、山荘の庭で見かけたものだけを。
タチツボスミレ
これもタチツボスミレかな
エイザンスミレだと思います
これもエイザンスミレで周辺でも自生しています
これは多く自生していたスミレですが名前が分からない
上と同じ葉のスミレで花色が違う
ミスミソウ(雪割草)は2種類の花色のものを植えたのが増えて増えて、これも一部は花が終盤ながら各所で今もまだ盛りのものが。
赤い花の群落となって
2色のものがあった
白花のミスミソウ
イワウチワは既に散り掛け、株はいくつかある中で一株だけに花が残っていただけ
まだ株数が少なくて群落の自生地とはいきませんが、数株あるカタクリは見頃だったかな。
2株あるトガクシショウマに早くも花が数輪、これも咲くのは5月になってからだったのに。
数株あるエンレイソウの一株に花が、これもビックリするほど早いです、まだ芽吹きのものあったのに。
変な場所に小さなヒメリュウキンカの一輪が、これは種が飛んできて生えたものでしょう、ここは日当たりがよかったから親株よりも早く咲いたようです。
イカリソウもやや日当たりがいい場所の一株にもう蕾が、ほかは芽吹いてきたところ。
これはイチリンソウだと思いますが蕾が一つ、キクザキイチゲなどはまだ蕾はありませんでしたが。
サクラソウはまだ葉がでてきたばかりですが、サクラソウの仲間でも大型のカッコソウにはもう蕾が、これも増えてきていて
残念ながら既に花が終ってしまっていたのが福寿草、これまでこの時期に山荘の様子を見に来た時には咲いていたのに。
これは昨年に種を蒔いたセツブンソウじゃないかなと、これがはもう花が無くなっていたのは納得です、これ以外に昔にあったものはまだ残っているかどうか、それらは4月中旬までは花が残っていた記憶があるが見当らなかった。
シラネアオイももう芽吹いてきていました。
ギョウジャニンニクも増えていてもう立派な葉が、これまで採っていなかったが今回は2枚の内の1枚だけをいくつか採集、持帰って天ぷらにして食べてみようかなと。
樹木ではミツバツツジに蕾が、周辺ではもう咲いているものがあってこの庭では遅れ気味、今回の軽井沢ではコブシ、桜、レンギョウ、ユキヤナギなどの花が各所で見られましたが。
横浜から持ってきて植えたムスカリが咲き揃っていました、これは丈夫な植物ですねぇ。
少しだけ植えてあったスイセン類も毎年咲きますね、スイセンは軽井沢のこの時期に咲いても違和感はないですね。
以上は手早く撮ったので一部に多少のピンボケがありますがご容赦を。
NHKの朝の連続ドラマでは牧野富太郎博士をモデルとした放送が始まっているが、テレビで紹介される植物は精巧な模造品とか、今後どんな植物が紹介されるのか、今から楽しみですねぇ。