軽井沢の山荘の今年の草花の様子については3月下旬と4月上旬での写真をいくつかアップしたが、今回の4月下旬ともなればかなり多くの芽吹きが見られると思っていたら、2月末からが暖かかったからいつもよりも一週間以上も早い状況みたい、例年なら5月のゴールデンウィークに見られる花がもう咲いていたり、前回からの二週間の間に咲いてしまってもう種になってきているものもあった。
冒頭写真と次が山野草を多く地植えしている場所、全体はまだ落ち葉で覆われ緑は目立たないようだが、もう花を終えたものや今がちょうどや咲き始めたという草花がアチコチに、気を付けてみれば芽吹きだしたものも見つかる、これからは雑草も含めて一気に緑一色になってくるはず。冒頭写真に見える葉っぱはギョウジャニンニク、もっと増えてほしいとまだ一度も食べていない。
緑となっている場所は二割程度で散らばって何ヶ所かに、木々もやっと芽が出てくるかなという状態
エンレイソウは居ないときに咲いたようで花を見ることができなかった、もう種を付けていますね。
イワウチワの花ももう終わりで、最後の一株に一輪だけ残っていただけ、例年ならまだ咲いていたはずで、雪割草ももう花は全部終わりでこれも早かったなぁと。
この前は蕾が伸びだしてきていたショウジョウバカマでは赤い花の方が咲いています、ほかに写っているのは種を付けるセツブンソウ、蕾もまだのコンロンソウ、花が咲くカタクリ。
白花のショウジョウバカマは前回すでに咲いていてもう花は最終段階、黄ばんできています。
福寿草は前回小さかった株に最後の一輪が咲いていました、永住していないから数株ある場合は時期をずらしてくれると好都合で、見られる確率が高くなりますね。
サクラソウでは玉咲のものが他よりも毎年早く咲きます、年々花の数が多くなっていて株も分かれてきているようです。
カタクリはこの時がちょうど、下の写真の方はちょうど蕾から咲いたばかりの前後を。
これはミツバコンロンソウだと思いますが、庭に自然に生えていたものです。
これも自然に出てきたもので今年初めて発見、調べたらヒゲネワチガイソウというものらしい、ナデシコ科とあった。
スミレの間に出てきた
上と別の株
スミレの仲間では庭にはエイザンスミレが目立ちます、アイコチに増えているようで。
一番ポピュラーなのがタチツボスミレ、山荘周辺でも多く見られますが、外来種のアメリカスミレサイシンがはびこってくると負けてしまうようです。
これはヒカゲスミレだと思いますが、やはりほかのものより日陰になったところに見ることができますから。
イカリソウは芽吹いて伸びだしたところに花を咲かせ始めました、庭には数株あってこれが一番早く咲き出した。
横浜から移植したキバナイカリソウはもう3年目となる、こちらも少しだけ咲き始めたところ。
キクザキイチゲはもう咲くかなという段階でこれも例年よりも早い、アズマイチゲはこれより早く咲くはずだが庭ではまだ子供の段階のものがあるだけなので。
シラネアオイも蕾が一つだけだがこれも早いです、まだこれからも次々に芽吹いてきて花が咲くはずだが。
軽井沢の町花というサクラソウ、一番早い株に蕾が出てきたところ、庭では日当たりがいい場所に増えていて、5月には次々に咲いてくるはず。
最後は草花じゃないがレンギョウです、今年はじめて一輪だけ花が咲きました、数年前に小さなものを植えてあったのだが、道路側の痩せ土の乾燥しがちなところだったのでなかなか成長せずやっとのことで、ほかにも生きているものがあるがどれもまだ大きくなってこない、でも狭い庭には大きくなりすぎるのも困りものではありますが。