今回の寒さの底は土曜日という予報であったが次の日曜日の朝の方が冷え込んだみたいで、犬の散歩で通りかかった慶応大学のラグビーグランドの緑色のはずの人工芝の上が霜で真っ白(冒頭写真)になっていて、こんな景色は初めて見るが何か条件が揃ったのだろうか。
これは前置きの話で、実は前の晩に息子夫婦が晩飯にやってきて、嬉しくなった我々は自分で裁いたスミイカとカワハギの刺身には日本酒じゃとばかりやや飲み過ぎてしまって、翌朝見たら瓶の残りがチョッピリだと気が付いて、急遽自由が丘のヤマザキで磯自慢でも買いながらブラブラ歩きして来ようかと出掛けた。
特にほかの目的も無かったから散歩気分も手伝って多少はウロウロと、目的地から離れるけど自由が丘南口を奥沢方面に少し歩いてみたら昔の東急はテナント商業ビルに変っていて、ハテいつの間にと、こちら方面にはもうずっと来ていなかったんだねぇ。その先にはよく宣伝でも見たことがある自由が丘スイートフォレストなるものに出くわして、女房は初めて来たとどんな風になっているか見たいということで立寄ってみる。ビルの2Fの片方がその店舗で、ショッピングセンターなどで今はやりのフードコートみたいな設えにしていて、中央の客席の周りに小さなショップが分散してあるという、これは店舗数に対してそんなには広くない施設ですな。外ではそんなに人出があるようには見えなかったのに、中ではやはり若い女性を中心に賑わっていて、連れだった若い男はチラホラ、これは僕など変人扱いされそうでカナワンと早々に引き上げることに。
階段の上の左側が
一方通行の入口は狭い
このビルの地下にはスーパーも出来ていて、昔はこの辺りはそんなには店は無かったのに様変わりしているんですねぇ。
引き返していく道筋を一本南側の旧河川を埋め立てた並木沿いの道にして、その途中では人混みがあったので覗いてみたら犬の里親を募集中というのをやっていた。聞けば東日本大震災の犬じゃなくて、飼育放棄されたという犬達でどれも7歳ぐらい以上の成犬、白髪が混じった10歳というのもいて、犬種は雑種はいなくてどの犬も可愛いのにねぇ。我家は今年になって子犬を飼い始めていて、もしそうでなかったら一匹を引き取ってやってもと思うような、特にフレンチブルドックなど愛嬌があって、かなりチャンと躾けられているのはエライもんだ。餌代の一部にもと女房は犬の写真のカレンダーを買っていたな。
犬の里親募集中
そのあと行ったヤマザキでは生憎と磯自慢の本醸造一升瓶は品切れ、今は来年の新酒が出回るまでの一番品薄の時期だからでしょう、これだと23日には焼津に日帰りする予定があるけど向うでもダメかもね。折角自由が丘に来たからと黒毛和牛専門のコシヅカでは女房お気に入りのコロッケを買って、売場が大きいここのブックオフにも立寄って古本などを数冊仕入れてから駅に戻ってきたら、駅前ロータリーなどに車が一切見当たらない。看板があって日曜祝日は昼から歩行者天国ということで、これもいつからなのかと、知らなかったなぁ。
メンチとコロッケに何故かおでんも
自由が丘駅前
日本酒は別の店で新潟は村上の〆張鶴を買うこととなった。