もう7年続けている鴨川棚田倶楽部の山入地区の田植えが今年も29日に、数日前の天気予報では雨というマークが出ていて延期となると5月3日だから参加できないなと思っていたのだが、予想より雨が遅れてくれて例年通りのこの日にやれることとなった。もう日差しも強くなっているから、田植えには曇り空の方が都合がいいと、調度いい塩梅の天候のもとで10時から12時までの2時間、共同作業の皆さんと老体に鞭打って作業してきましたです。
いつも通りに鴨川に到着したらまずはみんなみの里に立ち寄って、トイレタイムと野菜や干物などを買い込むことになる、干物は午後には無くなることもあるから最初に買っておいて、直売所の冷蔵庫で保管してもらうんです。それにしてもチェーンソーでのカービングはますます大型のものなど種類が増えていますねぇ、売場にはやや小さめのものが並べられいるようだが売れているんですかね。
みんなみの里
房総はエビネが盛んのようで
大型のチェーンソーカービング
作業はいつも通り午前10時から、最初に主催者側からの挨拶では市役所の職員が来ていて長狭米についての宣伝が、以前には大嘗祭に使われてもいたそうで、蛇紋岩が多い土地は米作りに最適で毎年特Aランクになっているんだと。実作業はまずは初心者にやり方のレクチャーを実際に目の前でやって見せてから田圃に入ることになるのだが、今回は全員が継続で参加しているということでレクチャー無しで横一列になって一斉に田圃に斜面から滑り降りて入ることに、棚田でも共同作業の田は広いから段差が大きい場所になっているんですよ。
共同作業は下の田圃で、上は既に田植え済み
まずはご挨拶から
それからは途中一回の休憩(冒頭写真はその時に撮ったもの)があって、昼の12時まででめでたく広い田圃も田植えが完了、皆さんもだいぶ手際が良くなったようですな。でも途中の休憩があると田圃から上がるのに、それまでに植えた場所を戻ってまた斜面をよじ登ることになって、これが足が抜けなくてヤッコラと、この日みたいに曇り空でそんなにも汗をかかない天気なら続けちゃったほうがいいぐらいでしたな。
休憩後の再開
田植えと稲刈の時の昼は農家のお母さんたち手づくりの弁当で、毎回ちらし寿司風ご飯で春はタケノコ入りです、そしていつも小さなマグロの角煮が味のアクセントになっていて、結構美味しいんです、長狭米の素おむすびもこういう場所で身体を動かした後で食べると格別ですよね。
昼食のお弁当
三々五々お昼ご飯を食べて
ということで午後1時には棚田にサヨウナラして、途中で菜の花豆腐を買ってからみんなみの里で預かってもらっていた干物を受け取ってから、今回も地元スーパーのODOYAで今晩用の房州近海物の魚を買いに立ち寄る。今回買ったのはアジ、ダルマイカ、地ダコの3種類、新鮮野菜とともに帰ってから調理していずれも美味しくいただきましたよ。房総は長狭米と畑作野菜に加えて海と山の幸もあっていいところだと、これが棚田倶楽部を7年間も続けて参加している理由でもあるようです。
房州近海物の青ラベルを選んで買う
最後はまたもかんぽの宿鴨川に立寄り湯、ここは空いているのがよくて、田植えで汚れた体をシッカリ洗ってから、単純硫黄泉の寝湯でゆっくりと、でもほかの客は大浴槽だけで上がっちゃうようだけどそちらは井戸水のはず、勿体ないですよねぇ。
最上階温泉廊下からの眺め
海側にはシーワールドが
アジのタタキ ダルマイカと地ダコ、タコは多かったので頭だけを
房総名物の太巻きなども このソラマメが風味があって美味しかった
次の日には買ってきたタケノコで炊込みご飯を、木の芽は我家の庭から