ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢植物園でアサマキスゲを無料配布するというので

2014-05-07 10:47:59 | 信州日記

 毎年軽井沢町役場では以前のみどりの日だった4月29日に植木の無料配布をしているようだが、植物園のほうでは新しいみどりの日に合わせてか昨年に続いて今年もアサマキスゲの5年物の苗を300人限定で販売するというので、昨年のキスゲの配布日は知らなくて貰えなかったからと、今年は開園直前に行ってみたら、昨年の別の時期のフジバカマの配布で来た時に比べると大変な人気のようで既に大行列となっていた。アサマキスゲは皇后陛下も少なくなったのを案じておられたという、園内には寄贈されたという案内標柱の群落もあって、さすがに人気となるわけだ。

                         開園前から行列が

 まずは発券所で園長みずからのビニル袋を手渡されてから配布場所に直行、各自に一株ずつ掘り出して袋に入れてもらうことに、そのあとはジャーマンアイリスも欲しい人にというのには我家は要りません。もらったキスゲを手にしてあとはこの時期に咲く花を中心に園内を一周して、見れば我家よりもやや早目の状況でかなりの種類の花を見ることができましたよ。発券所近くには今咲いているものの写真があるから、何が咲いていたかを確認できます。

                         一人一株ずつ

                                  今咲いているものの写真が

 以下に撮ってきた写真を。

                         桜は峠を越えたところ

                                  この枝垂桜がシンボル樹となっている

                         サクラソウ

                         ニリンソウ

                         ヒトリシズカ

                         カタクリは北斜面にはまだ花が

                         シラネアオイ

                         イカリソウ

                         アズマイチゲ

                         ミズバショウ

                         リュウキンカ(これはあとでハイキンポウゲと知った)

                         クリンソウ

 これまでオリンピック記念館だったというところが、新しい体育館ができて移ったのか今年からは植物園展示館という施設になっていて、開館記念展はこの植物園開設以来の園長だった佐藤邦雄の足跡と今という展示だそうで、僕も存命中に何回かお話させてもらったことがあって、懐かしく見学させてもらいました。植物園に付属してこういう展示館が加われば、何らかの特集企画展を工夫していって貰うといいですね。

                         軽井沢植物園展示館

                                 企画展案内パンフレット

                         館内

 そのあとは軽井沢新聞で開催中を知った、5代目高橋楽斎展をやっているギャラリー文尚がこの塩沢通りの先にあるからと、ちょっとだけ見物だけしていこうかということに。実は楽斎窯には20年ほど前に立寄ってぐい呑を買ったことがあって、そのあとも三代目楽斎の弟の春斎(信楽の第一人者として長く活躍されたが数年前に亡くなられた)のコーヒーカップも家にあるが、それで5代目のことを店主に訊いたら、その当時の人は4代目でまだ健在ながらちょっと前に5代目に名を譲ったんだそうだ。見たところ先々代の作風を継ぐ信楽らしい作品でしたね。

                                  案内葉書

 帰ってきて早速にもアサマキスゲを庭の比較的に日当たりのいい場所に植え込んでやって、その一つが冒頭写真であるが、さて今年から咲くでしょうか、実は10年以上前に植えたものが嬉しくも昨年初めて咲いてくれて、まぁ気長に待つのも楽しみではありますが。


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