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昨年(2008年)6月に15日間のパリを中心の旅行に出かけ、ヴァンヴ蚤の市で安いからと買ってきて額に入れて飾った絵葉書がなかなかいい、西洋アンティークはあまり関心がない僕だから、これとミニュチュアレプリカのイコンとかの小物だけ少しばかりがフランス土産となっただけ、女房はアンティークアクセサリーなどかなり購入していたのにね。
この絵刺繍という珍しい絵葉書は売り手のオバチャン(フランス人でもオバチャンでいいかな)によれば第一次大戦前のものとか、3枚10ユーロということで日本円で1枚が500円もしないし、帰りの荷物にもならないしということで買ってきたもの。
帰ってからこういうものの額装によく利用する横浜吉田町の画材店で、面白いものねぇと感心され、さらにお値段の安さにビックリされて、もっと沢山仕入れてくればよかったのにと、本当にもっと買い占めるべきでしたかなと、そういう話をしながら選んだ額は小さいながら、葉書四周のギザギザをそのままに見せて面白い額になりました。
その時に売られていた絵葉書の種類はもっと沢山あった中から選んだ3種類が次の写真である。
同じ市で買ったイコンのミニチュア模造品は説明では旅行に携帯してお祈りするためのもので、見開きになったもの、こういうイコンやパリ名物らしいミニチュアフィギュアをお土産用に扱う店で、小さいから印刷ものを貼って旨く仕上げていると思うものが、高価とは言えないまでも結構なお値段だったけれど、見開きというのも珍しいと買ってしまった。
これも半開きで飾り棚に自立できるから都合がよくて、こういうのってどんな中に混じっても調和しちゃいますよね。この絵のオリジナルは有名なもので僕でも見たことがあるような、クリスチャンとは無縁の身ながら飾り棚の一部に常時飾っておきましょう。
2009年1月版から加筆修正して再掲しています