■先日は佐々木先生からパンディーロの方も初舞台をやろうという話が出た。確かにこのところ俺は腕をあげたと思う。コンピュータや語学やサルサよりも簡単に太鼓に手が伸びるから、つい最優先になり、結局1日中太鼓たたきになってしまいがちになる。しかし、基本はできてない、というより知らないのだ。スザーノのCDは彼独自のスタイルになってしまうのであまり参考にならないかもしれない。とにかく、先生が福井に来るときだけが教えてもらうチャンス。
考えてみると、パンディーロといってもサンバのことを知らないのでは話にならないなと思ってiPhoneでググってみた。しかし、どこでもググれるiPhoneはすごいな、と実感する。まさにどこでもグーグル検索ができることがこのスマートホン時代に実現したともいえる。ネット接続できるPCを探さないでできることはまさにITテクノロジーが我々の時間を変えているという感じだ。
ショーロというのはどんな音楽だろうと思い、ネットで聴いてみるといろいろタイプがあるようだがまるでディキシーランドジャズのような感じだ。ショーロこそ南米のジャズなのだ。そんな音楽の歴史があったのか、というきがした。アメリカの黒人奴隷はNYマーケットを通して入ってきて南部に売られていく、そしてそこでジャズができる。ブラジルではアフリカの多くの種族が奴隷として入ってきてその中でサンバが生まれ、ショーロができた。
奴隷としての労働から抗争と抵抗の音楽から、ものかなしく切ないリズムを刻むボサノバのような曲が生まれてくる。パックスアメリカーナ時代に北米文化の陰で気がつかなかったが、南米の黒人文化はアメリカよりもっとプリミティブな音楽が渦巻いているような気がする。
昔見た「黒いオルフェ」を思い出した。あの時はキリスト教と現地宗教との葛藤というテーマをギリシャ神話を通して現代と結びづけるようなモティーフに気をとられたが、あのサンバのリズムとボサノバの対比こそ南米奴隷文化のヨーロッパからの影響を暗示していたようなテーマがあったのかな。音楽を離れて「黒いオルフェ」は語れないようなことに改めて目覚めた気がした。
考えてみると、パンディーロといってもサンバのことを知らないのでは話にならないなと思ってiPhoneでググってみた。しかし、どこでもググれるiPhoneはすごいな、と実感する。まさにどこでもグーグル検索ができることがこのスマートホン時代に実現したともいえる。ネット接続できるPCを探さないでできることはまさにITテクノロジーが我々の時間を変えているという感じだ。
ショーロというのはどんな音楽だろうと思い、ネットで聴いてみるといろいろタイプがあるようだがまるでディキシーランドジャズのような感じだ。ショーロこそ南米のジャズなのだ。そんな音楽の歴史があったのか、というきがした。アメリカの黒人奴隷はNYマーケットを通して入ってきて南部に売られていく、そしてそこでジャズができる。ブラジルではアフリカの多くの種族が奴隷として入ってきてその中でサンバが生まれ、ショーロができた。
奴隷としての労働から抗争と抵抗の音楽から、ものかなしく切ないリズムを刻むボサノバのような曲が生まれてくる。パックスアメリカーナ時代に北米文化の陰で気がつかなかったが、南米の黒人文化はアメリカよりもっとプリミティブな音楽が渦巻いているような気がする。
昔見た「黒いオルフェ」を思い出した。あの時はキリスト教と現地宗教との葛藤というテーマをギリシャ神話を通して現代と結びづけるようなモティーフに気をとられたが、あのサンバのリズムとボサノバの対比こそ南米奴隷文化のヨーロッパからの影響を暗示していたようなテーマがあったのかな。音楽を離れて「黒いオルフェ」は語れないようなことに改めて目覚めた気がした。