■先週から予測していた感染減少がまったくはずれてしまい、SNSで修正のコメントをした。実効再生産数カーブがきれいな下降局面にあって値1に差し掛かってきたのでピークはすぐそばだと予測したのだが突然スパイクが入ってカーブはとんでもなく急上昇!ヒエン先生のクラスでマイクから聞いたB.1.1.529の話は直後のニュースで南アフリカで発生した新変異株でオミクロン株と命名されることになった。
スパイクによる実効再生産カーブの上昇は日本や全世界の感染にも見られ、カーブは直後に急下降しているので心配ないと思うが、南部の感染を分析すると、感染数上位3位はホーチミンを除き交替する勢いであることがわかった。1週間で総数の3割増加しているのは同じなのだが、あのビンズオンが隣のタイニンに交替し山側に、ドンナイが隣海側のブンタウに交替している。そしてホーチミンから5,6省離れたカントーが何と2番手に登場してきた。つまりドーナッツ現象を呈してきた。全世界の傾向を見ると、10月から実効再生産数は1を上回るカーブを呈しているので全体として増加傾向はおさまっていない。当分コロナ生活は続くと思わないといけない。