来年の第35回国民文化祭・みやざき2020に向けてのプレ大会が今年開かれます。
今年も来年も宮崎は熱い。
(リーフレットはA4判)
来年の第35回国民文化祭・みやざき2020に向けてのプレ大会が今年開かれます。
今年も来年も宮崎は熱い。
(リーフレットはA4判)
今年も日奈久で開催されます。「九月は日奈久で山頭火」の催しの協賛事業の一つとしてつづいています。
自由律の柳誌はありますが、大会形式で披講される自由律にはまた違った迫力があります。披講のあとの川柳トークでは、句を読み解く学びと楽しみがあります。
昨年の報告誌から
タンスに眠る知恵のない諭吉 龍太郎
あと一息なのにバラの棘 福
食中花の吐息の甘さ 紗智子
約束を守り続ける彼岸花 正紘
野仏に九月の風ふわり 萬風
〇 川柳真風(まじ)吟社 〇 ( 毎月 第1木曜日 午後1時半~4時 パレアにて )
創設者・故柿山陽一さんの川柳観を受け継ぐ。
毎回、全員が自分の思うところを気兼ねなく発言。
一人ひとりの句を創りあげていく。
作者の思いを大切に。自分の句のようにみんなで考える。
添削も・・ 。
それぞれの個性を大切に、まさに互いに発言自由共和国の世界。
代表は北村あじさいさん。運営は民主的で合議制。
毎回全員が交代で句会を司会進行。責任と個性が真剣さを生み出している。
20年の歴史。会員増加中。
(県川柳研究協議会 会報 第1号 2019.6.1発行から)
「壺」は発行人・黒川孤遊、編集人・同。熊本番傘お茶の間川柳会の柳誌です。17号が2019.7.10に発行。年4回発行。
枇杷たわわやんわり諭す人の道 洋 人
すくすくと音させて子の背が伸びる 萬 理
少年は無言で川に石投げる 昌 秋
呪縛から解かれて一人琴を弾く 理 子
花は散る百万遍のなぜの中 陶次郎
牛の骨馬の骨かはまだ秘密 哲 子
自由へと月も並走深夜バス 紀美代
海鼠って海の秘密を食べてそう 繁 美
(17号から孤遊 選)
〇 益城川柳会の紹介 〇 会長 古閑 萬風
益城川柳会は、益城町男女共同参画センター(きらめき館)の平成二十四年度主催講座の一つ「みんなでたのしく川柳」講座として産声をあげました。講師は、田口麦彦氏がつとめられ、古閑萬風がアシスタント、講座生8名で動きはじめました。
翌年度からは自主講座として、講師を古閑萬風がつとめ、講座生も10名にふえ、楽しいなごやかな講座がつづいています。熊本地震が起きた28年度は、5月、6月はやむなく休講しましたが、7月は誌上大会、そして8月にやっと講座を再開できました。しかし、講座で使用していたきらめき館が益城町の庁舎として使われることになり、その後は木山公民館で講座を行っています。
地震後は、数名の講座生が仮設から参加されていたのが記憶に深く残っています。益城川柳会では、講座生が句会で詠んだ句や雑詠15句をまとめ、第1回目から毎回「卒業句集」を編集しています。既に6号を発行し、現在7号目を編集中です。1人当たり10部程度配られる句集は家族や親戚の方が読まれ、大変喜ばれています。これからも可能な限り講座がつづくことを講座生全員が願っているところです。
車中泊四日目の朝歩けない 岩切 康子
切れ端も感謝で食べる震災後 太田ひろ子
復興の狭間に咲いた花の群れ 管 克成
全国に地名知れたか益城町 菊本千賀子
解体の重機が揺らす震度3 立山 信男
生きること頷き合ってにぎりめし 西山恵美子
仮設一年近所のお世話温かい 野々村ルミ子
揺れ動く大地を睨む鬼瓦 松下ぷりりん
大地震ただただ悲し座り込む 松下 ゆめ
ありがたい仮設長屋のお裾分け 森 君代
同情の声に包まれ全国区 鷲頭 英司
(県川柳研究協議会 会報 第1号 2019.6.1発行から)