⛳ 減 量 作 戦 💺
年末の大掃除のついでに、ソファーセットの一部を処分することになった。
その際、ゴルフバッグも中身ごと処分する話に発展した。
年賀状も終活の一環として、枚数を三分の一くらいまで減らしたばかりで、何もかもが、減量作戦に取込まれてしまう。ソファーは家を建てた当時の思い出があり、ゴルフバッグは現役時の思い出がよみがえる。
車に積んで処分場に搬入すると、ゴルフバッグの処分は５０円で済んだ。
ソファーは中にスプリングが入っているので、回収業者扱いになるのだという。結局その脚で業者に持ち込み５００円で処分した。
さて、家に帰って部屋を眺めると、居間はソファーの減った部分だけ床が広くなった。ゴルフバッグのあった部屋は、何の変化もなかった。
年賀状とゴルフバッグは、私の心の減量に他ならなかったのだ。
言葉には出来ないものを哀という・・・・しろ猫
byしろ猫
クリスマス家族蛍光色めいて 柴崎昭雄
クリスマス絵本は何処も雪が降り 伊豆丸竹仙
売れ残る仔犬にメリークリスマス ケンジロウ
神官も僧も孫ありクリスマス 伊丸昌紀
クリスマスソング聞きつつ賀状書く 大沢 覚
自分へのご褒美だけのクリスマス 遠藤いづみ
そこのセブンイレブンで買うクリスマス 福本弘明
クリスマス佛は薄目し給へり 相生垣瓜人
タイムマシン売り切れ聖夜の玩具店 河野薫
皿汚し愛に無口なクリスマス 瀬戸優理子
クリスマスカード消印までも読む 後藤夜半
(三省堂新現代川柳必携 川柳データバンク 現代俳句データベース から抄出）
✒ 書いてナンボ
川柳を始めたきっかけは些細なことが多い。新聞投稿、知人友人がしていたからなど。ちゃんと会に入って始めてみるとその広さと奥行きに驚く。それまで自分で好きなように書いて自己満足していたことが恥ずかしくなる。最初はもちろん川柳の組織のことなどは知る由もない。まずは書く。それが第一義なのは何十年たっても変わらない。
写真は日本川柳協会に加盟していない川柳誌の一部。このような柳誌がまだいくつもあると考えられる。本来文芸活動は個であることは言うまでもない。表現したものを発表するという、ただそれだけが純粋な活動。
まずは書く。今年は舞い来た募集すべてに投句した。webでhitしたものにも投句した。かならず当りは出るがそれもまた虚しく思えるのはなぜだろう。表現活動とは何だろうと思う。 （いわさき楊子）
写真の柳誌は検索すれば何かしらのhitがあります。興味のある方は調べてみてください。
◆大震災と詩歌―あの日から、明日へ―
主催：日本現代詩歌文学館（岩手県北上市）
作品（詩 短歌 俳句 川柳）を募集しています。
川柳の選者は柳清水広作さん（やなしみず・こうさく／久慈川柳社 代表／岩手県在住）
2022年1月31日まで。無料。投句はデータ入力できます。
詳しくは次のホームページをご覧ください。
https://www.shiikabun.jp/event/detail/936.html
◆第五回 水の都まつえ誌上川柳大会
主催：松江川柳会（鳥取県）
個性的な選者がそろっています。自由句2句を8名の共選です。
2022年1月31日まで。参加料は2句一口千円。何口でも可（つまり4句二口なら2千円）。
清記して選者に送られます。用紙は自由です。
熊本市役所前にて 写真提供：あじさいさん
◆第十回 卑弥呼の里誌上川柳大会
主催：卑弥呼の里川柳会
締切：令和4年1月１５日（土）消印有効
投句用紙は次を開くと印刷できます。
◆全日本川柳誌上大会のご案内（令和柳多留第3集通巻24号）
主催：全日本川柳協会
締切：令和4年1月31日（月）消印有効
投句は下の既定の用紙（コピー可 A4サイズ）
投句料：2,000円
賞・発表：2022年6月頃表彰
大会の入選作品および参加者全員の自選句（雑詠）は『令和柳多留』（第3集通巻24号）に収録して刊行（2022年4月上旬発送予定）される。
上の写真の原稿はどちらもA4サイズ
