熊本県川柳研究協議会(熊本川柳研)

県内の川柳団体・個人会員が加入しています

令和5年噴煙川柳大会開催

2023-09-26 00:00:01 | 句会・大会

熊本で一番古い吟社の大会が2023年9月24日に熊本市民会館シアーズ夢ホールで開催されました。

欠席投句151人、当日投句86人。多数の投句がありました。

上位者は次の通りです。さすがに優勝、2位ともに結社の代表をされているかたでした。敬称略。

優勝  梅崎流青(福岡県大牟田市

「世話」天 横尾信雄 選

     午後三時水を飲ませにくる他人  流青

2位 黒川孤遊(熊本市)

3位 中田ひろし(熊本市)

4位 黒木情六

5位 萩原奈津子

6位 真島久美子

7位 横尾信雄

8位 藤井英坊

9位 たむらあきこ

 

また、併せて噴煙吟社主催の濤明賞の表彰も執り行われました。敬称略「川柳ふんえん」最新号№884に掲載されています。

一席 村上和巳

二席 中田ひろし 真島久美子

                            


彼岸

2023-09-21 00:00:41 | 川柳一般

           写真は和巳さんから

春分・秋分の日を中日として、その前後7日間をいう。河の向う岸。生死の海を渡って到達する終局・理想・悟りの世界。涅槃。

ちなみに俳句では「彼岸」は春の季語。秋は「秋彼岸」として詠む。「彼岸花」は秋の季語    (電子辞書の広辞苑、俳句大歳時記調べ)

川柳データバンクから

どんな罪犯してきたか彼岸花  福村今日志

霊柩車きて整列の彼岸花  清水照一

見果てない夢の死角に彼岸花  橋本裕子

悲しい赤ですね 土手の彼岸花  相馬まゆみ

赤すぎる自分を嫌う彼岸花  吉野成子

向こう岸妻が手を振る彼岸花  府中三三男

現代俳句データベースから

つまずくに丁度いい石彼岸花  奥山和子

彼岸花ぽきぽき折って亡夫恋  五島瑛巳


十日メール川柳句会のご紹介

2023-09-15 13:40:40 | 句会・大会

熊本県川柳研究協議会主催として、毎月、〈十日(とおか)メール川柳句会〉を開催しています。10日締め切りが句会の名になりました。もとはコロナ禍により句座の場が少なくなったのが始まりです。毎回1人2句30句ほどの投句があり、互選をして楽しみます。この9月10日に第37回を迎えました。作者の了解を得てその一部を紹介します。

「息」

検査値に溜息ついたのはドクター  静生

マグカップ溜息ひとつかき混ぜる  陶次郎

あの女息を吐くよに嘘をつく  茶子

御子息とわかり挨拶90度  楊子

ゆっくりと息を吸ってる退職後  千寿

安らかな寝息この人信じよう  華菜

財布からため息漏れる物価高  かずみち

溜息を混ぜた風船弾まない  和巳

        写真は和巳さん撮影

 

この〈十日メール川柳句会〉には次のかたが参加できます。

・熊本県川柳研究協議会加盟の吟社に所属している方

・熊本県にお住まいの方はどなたでも

毎月十日締め切りの題詠2句投句です。無料。原則として句は未発表です。参加を希望されるかたは協議会会員までおたずねください。

主催 熊本県川柳研究協議会 

担当 いわさき楊子


投句投稿案内4件

2023-09-08 00:00:01 | 句会・大会

日本中で川柳句会大会はいくつあるのでしょう。このブログでは小さな大会から国文祭まで手許にきたものをUPしています。次4件は青森、福岡県北九州市、広島、福岡県大川のさまざまな様式の情報です。投句してみると今までとは違う視野が広がることでしょう。

見にくい場合は検索すると詳しい情報を得ることができるものもあります。

 

①第28回杉野土佐一賞 9月30日〆

②第17回 北九州文学協会文学賞  9月30日まで

 

 

②川柳たけはら800号突破記念誌上川柳大会 締切10月10日

③第57回大川誌上川柳大会  締切10月20日 投句用紙はA4サイズ

 


令和5年噴煙川柳大会

2023-09-04 08:18:38 | 句会・大会

令和5年 噴煙川柳大会 欠席投句締切日が近まりました。

              欠席投句締切日 9月7日(木)当日有効

  開催日時  2023年9月24日(日)

  会  場  熊本市民会館シアーズホーム夢ホール 2階大会議室

 

※下の写真3枚はA4サイズ