先だって 映画【クローズZERO】以降、強い役をオファーされるように
なったと林修氏のインタビューで語っていたが、私はそんなでもないよう
に思っている
【信長協奏曲】だってごく普通の現代の青年が、いきなり戦国時代に
タイムスリップし、否応なく生死を分ける決断を幾度も迫られるうちに悩み、
号泣し重圧に押しつぶされそうになりながらも、逃れられないそこから少しずつ
成長する物語、決して最初から強くてカッコよかったわけではない
【太宰治】にしても、芸術家の本質は私はわからないが、繊細で複雑な
精神状態を演じていたし【罪の声】でも主人公の記者が事件に深くかかわって
行くうち本当の正義に目覚めていく
今回の【日本沈没】はまだ2話だが、そんな小栗旬さんの抑えた演技を感じる
官僚として国民と学識者と政府の間に立つ彼には、三方からプレッシャーが
かかる役だ、怪演の田所教授役に主役の小栗旬さんが喰われているとか、
のたまった方がいるが、学者としての立場だけを考えて、地震が起こると主張する
パワフル役とはおのずと違ってくる
主張が真っ向から違う学者の間に立ち、同僚からは権威にさおさすとうざがられ
政府からは、たわごとを言うと遠ざけられながらも、灯った違和感と恐れを
何とか解決し納得したいとあの手この手と駆使する彼
2話で少々強引な手を使い大企業の社長に面会をし、調査資料を入手しようとする彼
社長に政府からそっぽを向かれ、官僚から政治家への道が危ういと
「命乞いに来たということか?」と言われた時の小栗旬さんの演技が
良かったなぁ~
一呼吸置きソファーからスックと立ち上がると「私ではなく関東に住む
国民の命乞いに来ました・・・」と徐々にどす黒く広がり出している胸のつかえ
を吐露するシーンは大好きな場面だ
そして、いよいよ田所博士の説が現実身を帯びて、政府に説明に行くことになった時
田所博士が「君にはちゃんと伝えておこう」というシーンがある
内容は画面では流れなかったが、それを明かされた時の小栗旬さんの表情が
素晴らしかったなぁ~ やっぱりと思う気持ちと、思い過ごしであったならと
言う思いと、沈没までのあまりに短い時間に茫然とする色んな思いが
ないまぜの状態ではないか、彼は無言でかすかにうなずき、前を向いて
現実に向き合わねば、そして今なすべきことからしなければ・・・という
演技が実に素晴らしかった
何度リプレイしても、その表情のすばらしさにため息、大好きなシーンだ
10/20ウォーク
ウォークする私達の頭上をブンブンと何時までも、何時までもホバーリング
するヘリ、スパイにでもなった気分だった
しびれを切らせて写真を撮ろうと📷を向けたとたんに西の彼方へ
消えて行った・・ムムッ! やはり私達を監視していたのだろうか?
飛び去るヘリを撮ったつもりだったのに、写ってなかった・・あやしい
人参畑
マリーゴールド?
葉鶏頭?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます