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二泊三日 紅葉の旅~有田ホーセリンパーク

2016-11-29 09:18:45 | 旅行

『有田ホーセリングパーク』とは・・・

ドイツのツヴィンガー宮殿を再現した有田焼ギャラリーや世界の名品を展示したヒストリー館を

メインに観光酒蔵や地ビール工場、やきもの体験工房、バイキングなどの食事処、おみやげ品

などを一堂に介したテーマパーク

余りにも有名な有田焼ですが、よく知らない私の為に、佐賀県有田町とその周辺地域で製造される

磁器を指し、江戸時代は伊万里焼もしくは肥前焼と呼ばれていたそうだ

有田焼となったのは、明治以降らしい

そもそも、17世紀初頭、朝鮮から連れて来られた陶工たちによって、有田で日本初の磁器が誕生

朝鮮人陶工・初代金ヶ江三兵衛(通称:李参平)らによって有田町の泉山で磁器の原料となる陶石が

発見されたと言われていて、日本で初めて磁器が焼かれた産地として、食器や美術工芸品を中心とした

ものづくりを続けて400年の歴史がある

 

       

『ツヴィンガー宮殿』

なぜ有田にツヴィンガー宮殿かと言うと、この宮殿のモデルとなった実物のツヴィンガー宮殿は、

ドイツ・ザクセン選帝候でありポーランド王でもあった方が、1709年から23年の年月をかけて、

現在のドレスデン市に建てられた物で、当時ヨーロッパにはまだ磁器をつくる技術がなく、

東洋から渡ってくる見たこともない絵が描かれた白い焼き物は、金や宝石と同じ価値で評価され、

王侯貴族が熱心に集めた

そんな中 王は、ヨーロッパにおける最大のコレクターであり、この宮殿の中には東洋(中国・日本・インドなど)に

関する文献や資料とともに膨大な量の東洋陶磁のコレクションが保管されていた

王の命令でヨーロッパ初の磁器(マイセン磁器1709年~)が完成したときには、王の趣味で

有田の古伊万里や柿右衛門様式の絵柄に似せた物もたくさん作られ、今でもそのデザインは

受け継がれている・・・というヨーロッパに東洋の磁器を広めたという歴史があるかららしい

・・・が、ウィークデイと言うこともあるのか、閑散としていて定休日かと思ったほど

デカイ宮殿もなんだかぽつんと寂しそうだったなぁ~ 

人がいないからって、起きてんのか寝てんのかわからんような観光地はいかがなものでしょうか

 このアーチをくぐると・・・

 

バロック庭園

 しづか・・・です   噴水の音のみです

やはりというか当然というか、噴水は陶器で作られています

私的ですが、やはり陶器は温かみがあるって言うか、落ち着くって言うか、コンクリートや岩には

醸し出せない良さが有馬温泉 

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