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マイノリティー・リポート

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庄原市総領町下領家

2013-03-03 09:50:01 | 

広島県の北にあり、中国山地に位置する、のどかな町に“節分草”を見に行って来ました

キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草、関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる

高さ10Cm、花期は2~3月で直径2cmの白い花を咲かせる

花弁に見えるのはがく片なんですね、ちょっと信じられないくらいきれいで可憐ながくです

和名の節分草は、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからついた

可憐な花は人気が高く、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっており

準絶滅危惧種になっているそうです

節分草の自生地として有名な場所は、埼玉県小鹿野町(旧両神村地区)、栃木県栃木市

(星野の里)、そして今回お邪魔した、広島県庄原市(旧総領町地区)など

①一年目

発芽時の葉は二枚という固定観念がありましたが、節分草は一枚なのだそうです

②二年目

③三年目

写真のように、一部開花するものもあるらしい、早熟?

四年目でやっと種子を残せる一人前となるみたいです、辛抱ですね

「NPO法人節分草保存会」活動の拠点

1996年節分草保存・育成を目的として6人の有志で始められたそうです

彼らの地道な活動が実を結び、現在は13名の方々が尽力されているそうです

時折走り過ぎる車の音が聞こえるだけの静か~な空間です

この日は雲一つない絶好のウォーク日和でした、時間が止まってます

田畑の中にポツンと建つ小屋

納屋が大きな農家

子供のころよく見た懐かしい光景  スクモ焼き

 

この広い田畑のほぼ全てに張り巡らされている動物避けの電線

あぜ道のあちらこちらにイノシシが掘り返したと思われる、足跡と無造作に掘られた

跡がありました

人間と動物の飽くなき戦いが繰り広げられているのですね、大変だ 

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